コスワースの創設者、ダックワース氏が死去

Ｆ１ＲＡＣＩＮＧ-ｌｉｖｅ．ｃｏｍ記事抜粋
＞コスワース・エンジニアリングを創設した人物の一人、キース・ダックワース氏が18日（日）、死去、享年72歳だった。
1958年にマイク・コスティン氏とダックワース氏がコスワースを立ち上げ、今日では従業員600人を超える企業に成長した。コスワースはこれまでF1で、ジム・クラーク、ヨッヘン・リント、ジャッキー・スチュワート、エマーソン・フィッティパルディ、ジェームス・ハント、アラン・ジョーンズ、ネルソン・ピケ、そしてミハエル・シューマッハなどを支えてきた。
後にコスワースはフォードの傘下に入り、昨年、ケビン・カルコーベンとジェラルド・フォーサイスに買い取られてはいるが、モータースポーツ界での知名度は依然として高い。
コスティンの“コス”とダックワースの“ワース”を合わせて名づけられたコスワース。特に1967年からF1に供給を開始したコスワースDFVエンジンは同社の製品では伝説的なものだ。1968年から1994年の間に、コスワースのエンジンは14人のドライバーとともにタイトルを獲得してきた。
2005年まではミナルディにエンジンを供給し、2006年からはウィリアムズにV8エンジンを、トロ・ロッソにはV10エンジンを供給し続けることになっている。

これからがコスワースの本領発揮というところだったのに・・・
Ｖ８エンジンを作らせたら、彼らにかなうところはないでしょう。Ｆ１でのタイトルの数が物語っています。
こういう天才職人がどんどんいなくなってしまいますね。