CARVIEW記事抜粋
>マツダは今年のルマン24時間レースの開催に際し、日本の自動車メーカーとして唯一の優勝を成し遂げたレーシングカー『マツダ787B』が、デモンストレーション走行を行うと発表した。
『マツダ787B』は、1991年のルマン24時間レースにおいて、日本車として、またロータリーエンジン搭載車として初めて優勝を果たしたクルマである。開発はマツダ、および同社のレース活動を担当したマツダスピードが共同で行い、当時のグループCレーシングカー規定に沿って設計されたシャシーに、最大出力700馬力を発生する4ローター・ロータリーエンジンを搭載。1991年は、レース規定によりロータリーエンジンが参戦できる最後の年とされていたが、両社は足かけ18年におよぶルマンへの挑戦への末、悲願の総合優勝を達成した。
今回のデモンストレーション走行は、今年がマツダの優勝から20周年を迎えるのに合わせ、レース主催者であるフランス西部自動車クラブ(ACO)からの招待を受けて実現したもの。『マツダ787B』は、レース開始前の6月11日12時30分頃(現地時間)にサルト・サーキットを走行。また、レース開始前日の6月10日(金)には、ルマン市内で行われる恒例の「ドライバーズパレード」にも参加を予定している。
デモンストレーション走行実施に当たり、マツダはマツダミュージアムに展示・保管していた『787B』ルマン優勝車に対し、大掛かりな修復整備を実施。整備は当時ルマンプロジェクトに参画した経験を持つ現職のマツダ社員や、マツダE&Tのエンジニアの手によって行われ、美祢自動車試験場で行われたテスト走行には、社内テストドライバーに加え、往年のマツダ契約ドライバーである片山義美、従野孝司、寺田陽次郎らも立ち会った。
マツダでは、今回の『787B』の修復整備や、ルマンでのデモンストレーションの模様を、FacebookやYouTubeをとおして随時公開していく予定だ。
なお、今年のルマン24時間レースは、6月11日(土)午後3時(現地時間、日本時間は同日午後10時)にスタートを予定している。
マツダがルマンを制覇して20年が経ちますね。
テレビ朝日でやっていた中継を生で観た記憶があります。
この時代のモータースポーツはどれも面白かったと思いますし、特にグループCは大手メーカーがガチンコで挑んでいたので、観ていて迫力がありました。
なので、どうも今のルマンは観る気にならないというか・・・・
それはさておき、トヨタでも日産でもなく、マツダが制覇したことに意味があったと思います。
前年に日産がポールポジションを獲得していたので、そろそろ日本車制覇が観られるのでは思ってましたが、マツダがやってくれましたよね。
ロータリーエンジン最後の年の総合優勝は、初の日本車制覇以上の意味合いを、子どもながらに感動した記憶があります。
フォルカー・バイドラー、ジョニー・ハーバート、ベルトラン・ガショーという若手トリオでの制覇というのも何か良かった気がします。
それが今年のルマンでデモンストレーション走行で再現されるのかもしれません。
Posted at 2011/05/21 11:22:17 | |
トラックバック(0) |
その他のモータースポーツ | クルマ