ESPNF1記事抜粋
>精巧な"エネルギー回生システム(ERS)"が来年のV6エンジンを補完するため、F1が多くの馬力を失うことはない。
そう主張するのはルノーのテクニカル部門トップのロブ・ホワイトだ。
「今日のエンジンの出力は約750馬力だ」と今季末まで使用される自然吸気V8エンジンに触れてホワイトは言い、『Speed Week(スピード・ウイーク)』に次のように説明した。
「予選ではハイパフォーマンスの(ERS)システムがあり、(ターボV6で)この値にかなり迫ることができるだろう。レースでは燃料消費が目標を変えるが、550馬力から600馬力になる」
来年のもう一つの変化は7速ギアボックスから8速ギアボックスへの転換だ。
しかしながら、ファンとプロモーターは1.6リッターユニットのサウンドが劣るのを懸念する。
「その懸念は事実無根だ」とホワイトは主張し「新しいエンジンは音量が大きく、サウンドはF1の持ち味をいかんなく発揮する。赤熱するターボも視覚的な見ものだ」と言う。
ホワイトはF1のエンジンメーカーが2月に始まる通常のプレシーズンテストの前にV6エンジンをテストする機会が得られないか交渉中だと話した。
2014年はエンジンカスタマーのコストが高くなるとチームが懸念していることについて、ホワイトはこう述べている。
「少なくとも7年はルールが安定する予定であることを踏まえてコストのバランスを取ることができるといいのだが」
市販車の多段化が進んでおりますが、F1の世界でも8速ギアボックスが登場するようです。
市販車に関してですが、たしかに多段化されたギアのおかげで、小排気量のクルマでも力不足を感じずにスムーズに走るものがありますよね。
エンジンの進化も目覚ましいですけど、個人的にはギアボックスの進化が、今日のクルマの発展に多大な影響を与えているように感じます。
いろいろな面にメリットを生んでいることでしょう。
ただし、上の記事にもありますが、V6エンジンの音に関しては自分も心配に思います。
これも市販車に関してでありますが、僕はマルチシリンダーの音が好きです。
直4よりも直6、V6よりもV8の音のほうが興味を惹かれます。
Posted at 2013/02/27 22:24:14 | |
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F1GP2013年シーズン | クルマ