
昨日、ホイールシリンダの点検をして漏れていなかったので、今日はブレーキフルードの交換をしました。
午前中に済ませば、午後はもうひと作業できるなと思い付き、サーモスタットの交換をすることにしました。
という訳で、
先ずは、マスターシリンダーのフルードを吸い取り、

フルード補給器をリザーバタンクにセットします。
マスターシリンダーから遠い方の後輪からフルードを抜きます。

ブリードスクリューから吸出し、
後輪が終わったら、前輪のブリードスクリューからも、

フルードを抜き出します。
ここであろうことか、エアが抜けたか確認のためブレーキペダルを踏んでしまいました。
ペダルが底付きするので、おかしいなと思いましたが後の祭り、何とリヤドラム付けてないやん!!
どうなるかというと、当然ホイールシリンダーのピストンが抜け出てフルードダダ漏れ状態、連日の作業続きの疲れが出たか?
何気にブレーキシューを取り付けて復旧させていますが、飛び散ったフルードを

吸い取っている下の汚いウエスが、愚かな醜態の顛末を物語っています。
ピストンが飛び出た方の車輪のみ、もう一度フルード抜き取って、エア抜きしておきました。
反対側の車輪も復旧させ、シューの組み間違えがないか撮影、組み間違えると

カックンブレーキになり、その理由は
こちら。
今度こそ、思いっきりペダルを踏んでエア抜き状態を確認しておきました。
そんな顛末にもめげず次のミッションへ、ラジエーターの下にジョウゴを

セットし、ヒーターノブを引いてドレンを緩め、クーラントを全部排出、
アッパーホースを外し、サーモハウジングのボルトを緩め、

ハウジング毎摘出、
サーモスタットの設定温度は88℃、10年程前に交換した物だと思いますが、

英国製の物にしては良く持った方で、現在も特に不具合はありませんでした。
問題があったのはボルトの方、凄まじく錆びています。

ココは、対策品のステンレスのボルトに交換します。
ハウジングは、チマチマスクレーパーでガスケットカスを落としました。

この作業が一番時間が掛かります。
灯油に漬け置きしたり、

オイルストーンで馴らしたり、
二分割式のハウジングなので、シリンダーブロックを含め、

四面馴らす必要があります。
汚れ落としのため、再び

灯油漬けにしておきました。
明日復旧できるのかいな?

連休最終日は作業したくないよな。
Posted at 2024/05/04 20:25:29 | |
トラックバック(0) |
ローバーミニ | クルマ