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わんどらのブログ一覧

2016年07月21日 イイね!

BMW1シリーズセダンが気になる!

BMW1シリーズセダンが気になる!なんとなく見たことあるような、いやいやまるで新しいような、そんな不思議な気分になる1枚のプレスフォト。
既に専門誌によるスクープなどで存在が噂されていた1シリーズセダンが、遂にオフィシャルデビューとなりました。
プレミアムCセグメントのライバルたちは、アウディA3にしろ、メルセデスAクラスにしろ既にセダンモデルを派生させているだけに、今回のBMWのニューモデルは斬新というより、ようやく他社に追従するのねという感覚。
1シリーズというだけに、既存のハッチバック同様の表情を持ち、ボディをほんの少しだけストレッチさせてトランクルームを独立させたモデル…ということになる(はず)ですが、今回はどうやら単なる派生というだけではない、ブランドが放つ見た目以上の新たな方向性を感じます。
今回はクルマそのものと言うより、僕が感じたその方向性について2つばかり書いてみようと思います。

まずひとつ目は、このモデルがFFだということ。
FFなんて、今更何も珍しいことではないのですが、この1シリーズセダンの元ネタは現行1シリーズではなく、2シリーズアクティブツアラーであることに、BMWの新たな、かつ確実な方向を感じます。
次期1シリーズ(ハッチバック)はFF化されること確実で、現行型は最後のコンパクトFRなんて言われていますが、今回のように、1シリーズを銘打ったFFモデルがこんなタイミングで早くも商品化されてしまうなんて予想外でした。
事実、この手のコンパクトモデルを購入する消費者の大半は、クルマの駆動がFFだろうがFRだろうが気にしないし、気がつかないんだそうです。
しかもBMWの場合は、先行する2シリーズアクティブツアラーのハンドリングが好評で、FFに対する違和感もなく受け入れられているという好事例がありますしね。
これがBMWのコンパクトモデルの新たな標準形を明確に示したことになるんだと思うと、まさに新世代を感じると同時に、現行型FRモデルの価値が高まったような気がします。

次に感じる方向性は、この1シリーズセダンは、中国仕向けだということ。
中国をはじめとしたアジア諸国はセダン志向がとても強い地域。
先日もルノーがこの地域を意識した新型Cセグノッチバックモデル、メガーヌグランクーペをリリースしたばかり。

(こちらは中国専用車ではなく、世界20ヶ国で販売されるとのこと)
だからBMWだってこの市場を拡大させるのに、エントリーカーとしてのセダンをリリースするのは地域戦略の観点から違和感はありません。
ただ、他メーカーでは仕向地別に商品開発することが割と普通になっている中、BMWが地域特化製品を専用開発するなんて、新しい試みのような気がします。
(少なくとも近年ではなかったのでは?)
これは中国のためのBMWであり、本国欧州での販売は未定なんだとか?
正確な情報としては不明ですが、もしそんな導入展開になるなら、これまでのBMWにおいてドイツあるいは欧州にて売られず、国外のみで販売されたクルマはないかと思います。
この戦略は、今後よりローカライズされた商品展開をしてゆく可能性を示唆する新たな方向性なのかもしれません。

そんな感じに、クルマそのものが魅せる装備機能的な特徴よりも、BMWの新たな戦略の始まりを感じさせてくれる今回のニューモデル。
もちろん、中国以外の世界中のBMWファンやプレミアムファミリーカー志向層も、このジャストサイズのエントリーカーを待っていた人は多いはず。
そういう意味で、お隣の国だけでなく、できれば僕らの住む街でも体験してみることができたらいいなと思う、気になるクルマです。
Posted at 2016/07/21 23:01:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW
2016年07月16日 イイね!

遅咲きディーゼル大国(の兆し?) Pt.2

遅咲きディーゼル大国(の兆し?) Pt.2 ほぼ1年前、こんなタイトルで書いてみたプログがありました。
それは、昨年の7末にPSAによるディーゼルモデルの日本導入発表があったのをきっかけに書いたのですが、あれから1年が経とうとする先週、いよいよそのBlue HDiの日本導入が始まったことを受け、パート2を書いてみようと思います。
今回のPSAによるディーゼル車種導入は、例のVWの不正によるイメージへの影響もあってか、予定より随分と遅れての実現となりました。(確か昨年夏の発表では、秋の東京モーターショーを皮切りに導入という内容だった記憶があります)
しかし、当初は確か308の導入のみとのニュースリリースだったかと記憶する中、同時に508にも導入され、更にはシトロエンブランドからもC4、DS4が導入という、一気にバラエティ感あるラインナップとなったのは嬉しい限りです。

この1年、世界では前述のVWの不正問題があったり、欧州ではディーゼルモデルが一部規制対象となってゆく施策の方向にあるなど、取り巻く環境は刻々と変化しつつあります。
そんな中、まさに”遅咲きディーゼル大国”の雰囲気を(少なくとも輸入車業界では)示し始めた日本のマーケット。
この1年で随分と導入車種も増えました。
1年前にブログを書いた時点で国内導入されていたクルマ(乗用車)はBMW3/5シリーズや2シリーズアクティブツアラー、メルセデスC/Eクラスといった感じがメインどころでした。
ところがイマドキは、最も積極的なBMWも1シリーズやミニを加え、ボルボも充実のラインナップ展開をおこない、そして今回のプジョー&シトロエンと、選択肢が増えて嬉しい限り。
特にB/Cセグメントクラスのコンパクトカーの選択肢が増えたのは、ディーゼルモデルがプレミアムな存在から、普段使いの本来価値を提供してくれる存在へと近づいてきてくれた感じがして、ワクワクします。

実は次期購入のクルマはCセグハッチにしようと画策中の私。
そして所有するBMW320dでディーゼルに味をしめてしまった僕としては、できれば次もディーゼルモデルを選びたいなと思っています。
なので、現時点でのディーゼルラインナップからクルマ選びをするならば、やはり最も気になるのは先日ブログにも書いたBMW1シリーズ(118d)になるのですが、今回のプジョー&シトロエンから登場したC4(Feel Blue HDi)が実は一番バリューがあるような気がして、注目しています。

何と言っても価格的なお得感は半端無い!
同じエンジンを積んだプジョー308(Allure Blue HDi)と比べて20万円も安い。
しかも国産車マツダアクセラ(22XD)よりも安いという戦略価格は、もしやシトロエンは日本でのディーゼルラインナップによる可能性に本気でトライしようとしているのでは?という想像をしてしまいます。
実際に今回導入されたC4、DS4のみならず、あと数種類は導入を予定しているとのことで、C4ピカソやDS5の既発表車種、それからC4カクタスなどの正規輸入ディーゼル車に出会う日が来るのは近いと予想されます。

2代目シトロエンC4。
過去にシトロエンのCセグハッチZXを所有していた経験があり、勿論その後のクサラや初代C4などの系譜も横目でチラチラと見ていたつもりの私ですが、実はこの現行型についてはほぼノーマークでした。
クサラはあの”ミニエグザンティア”的なスタイリングが好きだったし、初代C4はクーペモデルがカッコよくて今だに欲しいと思えるクルマのひとつ。
それに比べて現行型は、少し上品なフツーのファミリーカーのように感じていたので、じっくり見たことがありませんでした。
それだけに、今回のディーゼルモデルの登場により、C4を改めて気になる存在として触れてみたいと思えるようになったのは自分でも意外なのですが、自身の中ではそれだけパワーユニットに対するプライオリティは高いんだということを感じています。
それもこれも、やはり乗り慣れた320d、あるいは昨年のフランス旅行で10日間のパートナーとなったメルセデスA220d、そして1日ドライブ体験で堪能したマツダデミオXDにて体験したディーゼルエンジンがもたらす、あのトルクフルな印象が良いからなんですけどね。

こうして、一気に候補に躍り出てきたC4 Blue HDi。
モデルサイクル的に末期で、もう2年すると新型にスイッチしちゃうんだよね、というあたりが気になるけど(これはBMW118dも同様)、今までちゃんと見たことのなかったモデルだけに、機会あればぜひ試してみたいと思うクルマです。
そんなC4 Blue HDi、そして118dを筆頭に、アクセラ22XD、それから308GT Blue HDiなんかも気になる今日この頃。
遅咲きディーゼル大国の兆しは、確実に僕のクルマ選びに効いてきているようです。
Posted at 2016/07/16 08:54:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルママーケティング考 | 日記
2016年07月01日 イイね!

どこに向かうの?新型シトロエンC3が気になる!

どこに向かうの?新型シトロエンC3が気になる!先日から本国ではティーザー活動として、スタイリングイメージやリア周りのレンダリング画像などがじわじわと公開されていたシトロエンのBセグハッチモデルC3が、遂にアンベールとなりましたね。
待望のフレンチコンパクト、まず写真を見ると、インパクトあるスタイリングは新鮮で目新しく、そしてクロスオーバー風の路線に舵を切ったものに仕上がっています。
既に欧州の専門誌は、小さなC4カクタス的な予想図を描いていましたが、まさに現実のものとなりましたね。
これまでのC3自体が個性的なスタイリングを持ちつつも、VWポロやオペルコルサ、フォードフィエスタ、ルノークリオなどのスタンダードなBセグハッチと切磋琢磨するポジショニングにあったのに対して、これからは欧州で人気の日産ジュークやミニカントリーマンあたりが直接ライバルとなっていく方向性なのでしょうか。
(シトロエン的にはあくまでもクロスオーバーのポジションはこの先に発表するC3ピカソだと言っているようですが…)

さて、改めてスタイリングを見てみると、弟分のシティカーC1のポップなエッセンスと、C4ピカソの細目フェイス、そして兄貴分C4カクタスのクロスオーバー感がぐるぐるとミックスされてポンと生まれたような、イマドキのシトロエンデザインのあるべき姿を表現した、最新のアプローチと言える気がします。

いま欧州で流行りの2トーンカラーもしっかりと取り入れられていて、C1登場から続くポップ&カジュアル路線はより明確なものとなり、またカクタス同様のサイドエアバンプがとってもアクティブな雰囲気を出しています。
一方インテリアは、コンテンポラリーな雰囲気が漂う、オシャレな家具が設えられた部屋のような空間になっています。

外観の有機的なデザインと違う四角い構成にミスマッチ感はありますが、雰囲気はなかなかいい感じですよね。

独創的という言葉が常に過去から続くブランドを体現するキーワードとなっているシトロエンですが、この新しい姿を見ると、その独創性はまた新たな方向へと舵を切り、いつまでも過去を振り返ってばかりもいられないんだな、と感じてしまいます。
だって過去にこだわり振り返ると、C3って、現代版2CVなんじゃなかったっけ?と思ってしまうから。
いつまでそんなこと言ってるの?なんてメーカーから怒られてしまいそうな気もしますが、現行型まで2世代続いた柔らかなカーブを描くルーフラインが今回の新型には無くなってしまった分、2CVらしさは薄まっているような気がします。
それは2CV的なシンプルさよりも、元気、アクティブというイメージが強く印象に残ります。
何しろパッと見たときの、サイドに宿るエアバンプのインパクトは大きく、これは”C3カクタス”の間違いでは?と思ってしまうほどの印象を受けるのは僕だけではないのでは?
いやいや、さっきまで”過去を振り返らないで”と言っていたのに、あまりにもの路線変更に(少なくとも僕にはそう思えた)、正直まだ印象表現が整理できてません。
ただ、いつだってメーカーは新しいアプローチで消費者を驚かせると共に、消費者もまた徐々に、そして自然にこのアプローチを受け入れ、やがてあっという間にスタンダードになるという繰り返し。
フルモデルチェンジなのにあまり変わらなければそれはそれで”FMCの意味あるの?”なんて生意気なコメントを勝手に言うものです。
そういう意味では、今回の新型C3は最新シトロエンのエッセンスはふんだんに取り入れているし、新しい遊び心とテクノロジーを盛り込んでいることは受け入れるべき進化なんだと思います。
但し、好む好まざるは別問題。
ひとこと本音を言うなら、個人的にイメージするシトロエンらしさって、もはやDSラインの方があるのかなと思ってみたり。

欧州の激戦市場の中に放たれた新型C3。
決して正統派コンパクトハッチとは言えない雰囲気は持ちつつも、何が正統かも不明確な世の中、もっと自由でいいじゃん!なんてメッセージを発してくれている存在のような気がします。
乗ったら新しくて楽しい生活が待っていそうな気分になる、そんな期待感を込めて、今から日本上陸が楽しみな、気になるクルマです。
Posted at 2016/07/01 19:26:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記

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何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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