自分でやる、といつものように旅の仕度です。キックボードを載せて、
バックも載せて、最終調整まで託します。
「ほらねタコマはUSBついてるでしょ。だから充電できるよ。あっもう一つこっちもUSBついてる」と、どの車にUSBがついていて、そもそもUSBも理解してくれていて、
ナビも入れてくれて、方々隅々頼りになる度合い急上昇な我が子という存在に感慨深く感謝しながら出発です。
また最近クルマ熱が再燃気味です。私もそうでしたが、車に興味が行き一息ついて他に興味がいき、またクルマというシフト制ローテーション。人生あるあるです。
「ディスカバリー、じゃなかった、ディフェンダーの新しいやつだよ」「えぇジープの新しいやつじゃないの?」「ううん、ディフェンダーだよ」と二台前の四駆につきこの距離から判別するほど、いつの間に新型をチェックしているのか、
「ほらね」と言われてもよく分かりませんが、答え合わせです。
前回も寄ったご飯処にナビをセットし直してくれます。なおUSB充電中は電気自動車の機構に似ていると言ってもよいであろうラジコンのバッテリーです。ラジコン運用においてもどかしいのが充電ですが、EV車もバッテリー取り外し型が主流になってくるのかもしれません。いずれにしても充電につき「面倒」「待つのだるい」という心理的ハードルは「いますぐ欲しいから一日待つ」が当たり前になってきたアマゾン・楽天Eコマース生活への慣れを思えば、すぐに次の生活様式への対応が馴染んでいくのかもしれません。
こちらは前回の草津路同じSAでの一コマ。今年2021年1月お正月頃「スタッドレス履いてるんだからナナマルがいいでしょ」と車両指定をもらい行きました。五か月前まだ小1でしたが、こうしてまたあっという間な時の流れを感じます。
定点観測地を通過し、
この子と出会わなければ絶対に購入しなかったであろう「北米トヨタだよ」というタコマを止めて、ランチの時間です。
この子の求めで購入してきた車両10台ぐらい、ピーク時は7台か8台同時保有になるのか、わざわざ近くまで自転車でジムニーを取りに行くという運用をしていたほんの1年ぐらい前を懐かしくこれら合わせ7台8台の運用はなかなかに面倒ですが、我ながら気力と体力がよくぞあったものだと驚きます。
コロナが来訪しなければ、「ちょっと目立つがしかたがない」と覚悟を決めて昨年初頭あたりにGクラス4×4を購入する気満々で販売店にも聞いていたところ、あるいはメルセデスベンツXクラスの6×6化もこっそり計画し実績を持つ製作可能工場に聞いていたりもしたのですが、めっきり出かける機会が減り、逆に断捨離へ進むことになりました。
幼稚園年中頃だったかのグアム旅行でバギーに乗れば「同じのを日本で経営したい」というので、よしやろうと山も探していたりした時期もありつつ、
昨年五月頃に
自分で企画して行ったダブルばぁばとの箱根路では、最近オフロードに行きたいといわないことを質してみれば「オフロード飽きた。少しだけね」と聞いて、危ない危ないと思い返すところです。
このとき10分少々、大好きな足湯をする途中下車。翌日に30分以上足湯するとはまだ知りません。
そういえば件の一年前箱根旅行でばぁばから「将来は何に乗りたいんですか。どれか残しておいてほしいのあるの?」と聞かれ「ばぁば、将来は電気自動車になるから今の車は全部すて(る)・・・、じゃなかった乗れなくなるんだよ。空飛ぶ車も出て来るよ」と会話していたのも思い出されます。さらにそういえば幼稚園の頃、どこかの旅先で「将来はね、空飛ぶ家が出来るんだよ」と言っていたのを思い出しましたが、航続距離の実用性やエネルギー効率を無視すればドローンと合わせてなくもないかもしれません。
最近は抹茶アイスがお気に入りでパパのバニラを味見だけして、
部屋は翠松園、お湯はここが大好き、
という草津の宿に到着です。
あと10年半で18歳。この子が免許を取得する頃には、自動車社会がどう進んでいるのか、あるいは方向性につきどう色濃くなっていくのか、
2030年代ガソリン車販売禁止を目指すという完全電動化において、日本の定義では「ハイブリッド車」も含まれ、欧米の定義では「EV+PHV」でありハイブリッドは含まずとのことに、この争いがどうなるのか、日本は住環境含めたインフラを考えるとハイブリッドは大きく残りそうでむしろメインとなるような気もしつつ、しかし世界との競争力を見ればそうも言っていられず、はたまたボディ全体に太陽光パネルを効率が低い安価なものでいいのでこれで包み駐車中に充電されてぐらいになっていくのか、
次世代電池の性能向上につきブレークスルーの有無もさることながら、急速充電しながらもバッテリー性能の毀損を軽くする技術や、そもそもカーボンなどを筆頭にした繊維化技術とその焼却環境も整えながら超軽量化に進むのか、どのみちインドを筆頭に世界人口が増えるに従い
発電所の新設も進むところ、核融合発電の具現化・技術進歩がどう進み莫大な利権がどう絡んでいくのか、
バッテリマネジメント技術会社というべきか、あるいは自動車メーカー超新興と呼んでいいのかというテスラは、ディーラーにサプライヤーや莫大な雇用という鎖を抱え雁字搦めなトヨタ26兆円の時価総額を大きく上回る約72兆円のプライスが2021年5月現在付き、これがますます倍増以上に伸びていく予想もあるかのような大躍進に留まらず、自動車門外漢と言ってよいのか憚れるEV車という新分野でソニーもEV試作車を作り、あるいは中国製のラジコンその企画、仕様、コスト競争力等のハイクオリティを思えば、今後の電気自動車業界での熾烈な争いは火を見るよりも明らかに、日本は劣勢になっていくのではないかと思われ、
という中に安泰確実筆頭なのは日本電産あたりでしょうか。と願いたいところですが、モーターについても中国の競争力が爆上がりしていきそうであり、あるいはゲームや音楽などのコンテンツも莫大な資産を背景に中国の時代が花開くときが到来するかもしれません。
「はい、パパママこっちむいて」と一枚撮ってくれました。
部屋に戻って私の紐を結んでくれた後は、
ブルースリーならぬ自称ブルーヨンと戦って、
夜の街に繰り出します。
私は今のビジネスに参入する際に、
いくつかの参入候補について、1)将来性と成長性、2)収益性と変容性、3)競合性、4)伸張性(業績の伸ばしやすさ)、5)リスクなどを検討しました。成長性は主に市場について、伸張性は私の場合は営業やそのチーム管理が苦手なので、営業努力なくして伸ばしやすいマーケティング型事業モデルか、という方向性を持っての検討項目になります。
たとえばリスクの項目では、将来性と雇用を抱えるバランスを考えるほかに、不況時にどうなのか、という点につきリーマンショック時、東日本大震災時に業界や業態としてどのような変化・影響を受けたのかも検討項目としました。
なぜならば不況や災難というものは、ルーチンのように定期的に起こるイベントであり、そしてリーマンショック時に私は経営者として辛い思いをしたので、もう辛い思いはしたくない、危機はごめんだ、と思うに至る経験があったからです。
不況時にも強いことを実証的に確認しつつ、偶発性も多分にありながら業容を伸ばせるスタンス・ポジションにてこのコロナを迎えましたが、何らかの原因により必ず経済は不景気またはクラッシュが起こることを前提に事業に当たっていくことになるかと思われ、我が国においてはこれからマイナス成長を前提とするぐらいの考えで、新事業参入時は殊に「不況時の影響」を検討しておくことが望ましいと考えています。
この「不況時の事業に与える影響」につき検討や数値上のシミュレートすらなさらない方が案外に多く、「これが儲かりそうだ」「今はこれが儲かる」「これからはこれが伸びる」などの視点オンリー的に手を出したり、あるいは痛い思いをしても、乗り越えることばかり考えてしまい、乗り越えたあとは痛みを忘れてしまい、それを活かすことなく改善することなく、したとしても適正なリスク分散ではなく、適当なリスク分散に留まってしまい、また苦しみを繰り返してしまう、というケースが散見されるのではないかと思うところです。
今般のコロナで苦しんでいる事業者の方は、ここは学ぶところであって、乗り越えたあとに次の不況で苦しまない事業または仕組みや構造あるいはポジショニングにする等の取り組みに繋げていき、つまりこれは経営者として成長するイベントであり、項目でもあるとも考えています。そうやって荒波にもまれて経営者として成長できるのかもしれません。
経営とは執念以外の何ものでもないと思い、倒産などは単なる法制度に過ぎずむしろ歴史を見れば有難いお得な制度でもあり、ぐらいの知見と度量と強い達観を思って乗り越えられる方もいると思われます。さらにいえば倒産や閉業は経営者として大きくグレードアップするチャンスだとも思う次第です。これらの点につき社会の仕組みを一応熟知している認識もあるので、苦しまれる方が少しでも減るのならばとの思いでコンサルティングもしたくなってきます。
他方で、最近飲んだ40にして出来た友は、相変わらずいけいけどんどんで、
コロナ禍で大きな痛手的影響を受けるはずの事業モデルなところ、買収攻勢を弱めることなく、引き続き鋭意精力的に企業買収に努めているのですが、
「このような状況下にどうしてそこまで積極的にリスクを取るのか」を聞いてみれば、
そこには秘密のスキームがありました。買収すればするほどに儲かり、ジャブジャブ現金が増えていくストラクチャーで儲けていそうです。なお医師が周りに多くいる友であるのですが「そもそもワクチンと呼べるか疑問がある」と指摘しつつ、「仮にワクチンと呼ばれてるもの」を摂取しない医師が周りに多いらしく、優先権を持つ事業を営んでいるため本人もどうするか悩んでいました。
今では車も時計も興味が無くなりつつ、30歳の頃には現金をそれなりに持つ法人の全株式、更地や商業雑居ビルなど不動産の他に、時計はそれなりに買ってみたり、買収する会社の資金も私費から機動性高く出したり、夜+αも遊びに遊び、それでも毎月預金は増え続け現金で5億超通帳に印字されていましたが、という環境に車は基本1千万円前後最高でも2千万円程度、家賃は13万円のところに当時住んでいました。もっと車両や住環境に使ってもおかしくないはずですが、幼少の頃に豪邸に住まわせてもらった既視感的満足感を含有していたのもあるのか、興味に比例しているのだと思いつつ、これら多少程度の物欲は通過してきました。ブランド物もよく手にしましたが、今にして思えばブランド大好きJKと興味の対象につき相違がない、といえなくもありません、と思うようにもなりました。知能が高い方々は人間が作ったお金やブランドに興味がさしてないケースが多く、しかし若いうちのブランド信仰は、それもまたエネルギーであり、世の中を回すのであり、優良な要素だとも思います。
というのに比でないほど、その友は元来的に物欲がほぼなく、物に興味がないような節があり、車は万年アクアでほとんど乗らず恐らくは運転もあまり好きでない様子に公共交通機関での移動が基本、腕時計はしない買わない、私的な旅行もほぼいかない行っても数年に一度熱海程度で月曜から土曜まで遮二無二に働き全国各地ときには海外も含め人人人、人に会う日々を繰り返し、日曜日に家族で近所に行く程度の余興、という無欲ぶりです。ただし性欲、そして事業欲は旺盛で、我が無二の友に似ているところもあります。
という中に、女性関係は基本22歳の方1人に集約する方向性を持ちながら、とうとう年齢差が四半世紀目前かと驚きつつ、六本木にとあるお店を二店舗、これはビジネスではなく無論のごとく遊びとして出店するそうで、このご時世にこのような遊びができるほど、秘密のスキームにて少なくともこの一年少々で20億以上は儲けているようです。
社会には不良債権の山というバブル崩壊の余韻が随所に残り、そしてITバブルがはじける前後に起業して「どうやって会社の経営というもは成り立つのだろう」行き交う車をみて「どうしておじさん達はあんなに皆クラウンを買えるのだろう」と新宿お滝橋通りを歩き空を呆然と眺めながらその「空にぐるぐるお金が渦巻いて」いるのが見えて「どうやってあそこの渦に入ることができるのだ」という辛辣な思いをしていた20代前半2000年頃がありましたが、そのようなときもたんまり儲けている人たちがいたことをあとで知るに至り、少しも稼ぐことができない自分の無能さ、センスの悪さも重ねて思ったものです。
この友も同じように、若い頃は苦労の連続で、新聞配達までしてしのいでいたときもあったりと、なかなかの苦労人です。しかし今コロナ禍を逆手に取り稼ぎに稼ぎまくっています。世の中がどのようなときであっても、考え方、やり方一つで勝者はいて、目が飛び出るほど稼ぎ儲けている人がいて、任天堂にソニー、ヒカキン氏、あるいはグーグルにアマゾンもしかりかもしれません。
世の中は基本仕事に無気力な方がけして少なくない中に「これをどうしても世界一の商品に育て上げたい」という熱いパッションと、冷静な客観性ある論理性に柔軟性という吸収力、そして持続力ある執念を持っている人は少ないように思い、だからこそ、そういう人がいるとまずは資金調達に成功しやすいのだと思われます。当たるも八卦当たらぬも八卦なその中から千三つの世界観かもしれません。
さて、我が子には、どのような苦労をさせようか。
朝食会場へ階段vsエレベーター、ウィナーの歓迎を受け、パパは稼ぐのはそこそこ上手なものの、お金は持っていない、もう無くなった等伝えてあります。私が死ぬまでに生きる力をつけて、パパが生きている間に稼ぐ方法をパパから引き出して学んでくれ、と多少の緊張感と不安感は感じるように伝えています。
小三からはお小遣い制も考えていますが、さてどうしたものか、です。
出だしは半期分決算ながら「作ってみて思いましたがまるで嘘に盛ったか適当に飾ったかのような、この上がり方な現実」と若い方が資料を作ってくれました。一番右は私が雑に追加したしかし手堅い今期の着地見込みです。来期以降も同程度を目指していきたくなっていく人間の性かもしれませんが、それ合わせこれを回していく大変さに仲間へ感謝を思います。
次の収益モデルを今期後半構築着手して、来年はこれのモデル土台作りに勤しんで、向こう3年で基礎を竣工すれば、あとはほぼ半自動ぐらいで全行程として11年、計画が遅れることを織り込んでも13年ほどで、最低1,000億、惰性で2,000億、経常300億までいけるのではないか、という市場や需要、その動向予測、競合性と達成要素に要件、リスクを考えてもあとは行動量だけぐらいな具現的イメージの中に、確度がロンズデーライト級なはずで目論みつつ、計画は適宜精査して見直し・再定義してみています。
2,000億程度までのビジネスプラン・事業計画が明確化され見えていることにまずもって大きな価値を思い、感謝しつつ、換言すれば正確には事業投資の仕方によって税率も考えなくてはなりませんが、毎期最大300億円投じれる環境を目指しています。
その段になったときに、私は57乃至60歳となっており、ピーク的賞味期限が過ぎてしまっているので、この子やお若い方々にその多くを段階的に委譲していけれるようにと望みますが、
多くの鎖に繋がれかつ固定費も莫大な高コスト体質で身動きが取れない企業に、それらの企業に比べれば圧倒的に少ない投資額の出だしで勝負できる事業は何か、しかし乗れば大きく勝負できる分野はなんのか、これから10年余り、アンテナを張り、考える楽しみが、ときに目の前の計画達成率に苦悶と焦りを持ちながら続きそうです。
加えて「なにかしたい、ビジネスをもっとしたい」という、いわば暇だからパチンコに行って擂ってしまうかのごとくな、暇つぶし兼衝動的欲求を抑えていくという内心の戦いも制していかねばなりません。
なお「それらをさらに10倍にせよ、できるのなら100倍でもかまわない、それがTさんやAちゃん達の役割だ。今からどんなビジネスがよいか考えてくれ」と話してみています。
と、こうしてビジネスのことを考えることが人生の遊びであり、楽しみであり、興奮材料であり、昨夜
NHKの7時間ドキュメント番組おつまみラプソディー内にて「演劇ほどのめりこめるものはない」と答えていた方がいましたが、同様に私の場合はそれがビジネスであり、これは他のどのような趣味でも代替え不可能に感じています。
不動産が無性に無類に好きな人につき、そのような趣向が趣味と実益の兼ね具合で最たるにうらまむべき性癖かと思った時期もありましたが、
趣味と実益という観点から、いやいやそれに負けぬ、収益率や投資回転率を思えば、あるいは楽しさ合わせ、場合によっては凌駕して勝るほど、
不動産に比べれば少しでも気を抜けば儚く脆くメンテも大変な要素があるビジネスですが、
これが好きで好きでたまらないように産んでもらったことを近年感謝するようになりました。頼まなくとも勝手に夢中で稼ぐわけですから、周りへの恩恵的波及効果も十二分届けられることになりこのようなタイプが近くにいると便利かもしれません。そして10年後で間に合うのか、ファブレスから始めてみる小さなEVメーカー立ち上げという遊びも面白いかもしれません。