さて、どのレンズで行こうかな。今回のメイン機として「ライカ X Vario」は久々に持ち出してみるとして、プラスもう一機用のレンズ選定をするにあたり、FUJI50R、GF50mmF3.5 R LM WRで候補レンズ達をまず撮って、
すべてF2にして試し撮り。1990年3月発売というのですから、33年前の商品となるCANON EF35mm F2。AFがギーコギーコしますが、これ十分な気もして、
次は2018年11月発売で、もう5年の歳月かと思わせるCANON RF35mm F1.8 マクロ IS STM。F値が僅か明るくなって、軽くてコンパクト、シャープに撮れて、ハーフマクロまでいける上に手振れ補正機構まで搭載の優れもの、
そして2015年9月発売、こちらは発売から8年目あと二年で10年かよ、と思わせるCANON EF35mm F1.4L II USM。F値が明るく夜も安心、AFが静かで、解像よくボケが綺麗で寄れて、秀逸な描写をもたらしてくれるけど重い。
そうした選定途中にママから「何やってるの。もう行くよ」と、撮影結果を見ることもなく、我が子が旅の荷物を積み込んでくれて、
もう一機EOS Rに35mmF1.4を装着して、
出発することにします。
お昼はバーガーを包む紙がまるで自分への熨斗になるかのようにマックに寄り、
ケチャップ「少量じゃなくて少な目って言ったほうが分かりやすい」と事後指導が入りながら、おそらくは感度よくないマイクを通じて「増量」と伝わったのか、ケチャップ多目となったトマト追加カスタムバーガーを頂きながら、
普段意識することなき、しかし自然光が増量されているのかディフェンダーの小窓、アルパインウィンドウランチとなって、
道中、港北のあたりで若干渋滞した際に、隣の外国人の方がずっと見てきて、深くうなづく挨拶を光子を使った送信してきて、笑顔の返信をしたのですが、ディフェンダーはやはり外国人に刺さるデザインなのかと思いながら、
12月も終わろうとしている最中に、雪なき富士山を東側から見て、
と思っていると光の加減で積雪が見えにくかったのか、御殿場のあたりに来れば、南東側は多少雪化粧をなさっている様子をうかがって、
どうでしょう、もしも富士山が少し傾いた形であったら。それでもなお変わらず我々日本人の精神的なアイコンであり続けていたと思いますが、どこか同じようには愛されていなかったかもしれません。名峰富士、別名芙蓉峰は数度単位での鎮座角度すら完璧といえるかもしれず、つまりは神は細部に宿るとすれば、富士には神が宿っている、
ということを教えてくれた気がする、2013年6月発売のライカXバリオ。
数年前に中古で安く手に入れた個体ですが、発売当初は34万円ほどしていたそうで、
当時は暗いレンズが酷評だったようです。
2023年のいま、近年発売された一部カメラよりも十分な中古流通量があり、つまりは当時これを相応に購入していた人々がいるわけで、2013年頃一眼高級カメラと同等のプライスだったのにこれを購入した方々はどのような人々だったのか、気になるところです。
当時のライカ技術責任者
カルベ氏がインタビューで答えたところによると「現行品のレンズでは、アポ・ズミクロンM50mmF2.0APSHとライカXバリオのバリオエルマーレンズが、とても解像力が高く、理想に近いレンズです」と発言されていると「
還暦からの趣味三昧」さんというブログで紹介されていたり、
価格ドットコムコメント欄でも同様に「デジタルM型ライカブック」にてカルベ氏同旨インタビューについて記述されてあったり、
あるいは続けて
価格ドットコムのコメント欄によりますと「ライカ通信スペシャル、アポズミクロン50ミリF2の紹介のところで写真家のセイケトミオさんが、バリオのレンズのF値はありえないくらいの感じだが、アポズミクロンを絞った時の描写と通じるものがある」と紹介されていたり、
レンズ有能っぷりへの力強い賞賛が散見されるカメラです。
「DxOMark.comがライカ LEICA X VARIO (Typ 107) のセンサーテストを公開」の
まとめ記事によると、当時キヤノンフルサイズ5D3に肉薄するほどスコアが高いセンサーは、
伝聞続きの中ではありますがデジカメinfoのXバリオコメント欄によれば、センサーはフランス産との話があり、ドイツ×フランスでこってり具合が最高潮なのかもしれません。
Xバリオは手振れ防止機構搭載なのですが、この手のカメラはデフォルト設定かと思い気にもしていませんでしたが、
ずっと手振れ防止機能がOFFとなっていて、この旅翌日から手振れ防止をONにした次第です。
Xバリオは当時「世界初となるズームレンズを搭載したレンズ一体型のAPS-Cコンパクト」という切り口にて発売をされたようですが、APS-Cにズームレンズが付いているのはかなりレアなコンセプトだそうで、他にはキヤノン PowerShot G1XⅢぐらいだとのことに、探せば他にありそうな気もしますが、言われてみればあまりない気もします。
そうこうしていると、金城鉄壁な高低差45mを一気に制圧させてくれる河津七滝ループ橋。
時刻は17:06。
目的地の今井浜東急ホテルまであと一息です。
「俺にとってはワープだよ」と、学校や日常がある中での家づくりの疲れもあったのでしょう、
「パパ、ありがと」と申し添えることも忘れずに、2時間ぐらいたっぷり寝ている間に到着しました。
素敵な朝食、幸せな夕食、有難い掃除付きな我が家の別荘、と勝手に言っている東急今井浜。
車を降りての空気も心地よく、暖かい日でした。
さすがに暗いレンズでは大変なので、
カメラを変えて、
カートを押してくれながら、
私が前に出て写真を撮るのを阻止しながら、部屋に向かいます。
ただいま、という気持ちで、
へい、らっしゃい!という心意気で、
到着です。
うちのソファと同じで壊れている、と笑いながら喜んで、
次は三泊だな、というのを何度も確認し合うことになる、
二泊三日我が子はレゴと映画を中心に、私はヤフオクを中心に、ママは分かりませんが、とにかくここでゆっくり何もせず過ごすことにします。
イェイ。
フォっフォーーウ。
なお道中のローソンで買った夜食。美味しそうです。
ところでこの秋から社で手取り1,000万円の大台というのか、を大きく越えて乗った方がいまして、
最近よく耳にするのが「恥ずかしいです」という言葉。
恐らくは、分解すれば「これだけの収入を得ている者として、これぐらいの収入を得る者であれば本来、これぐらいのことは考えて、意識が自然にあって当然なのにそうではなく、恥ずかしい」の意味だと会話の文脈から解釈していますが、
逆に頼もしいというか、見所が増したというか、
情熱の熱気が増して、とてもいい様子に思います。
一人でも多く、そのような環境を用意していきたく思いますが、
一人ひとりその人の能力や気概みたいなものも主要素になってくるわけですので、
そうは簡単ではありませんが、けして難攻不落な事項であるわけでもありませんので、
ときに目を閉じて、余計なノイズを消し去って、味わえる日が来るように、
甘いカボチャのスープに、塩味が座る生ハムの粋な組み合わせができるように、
苦学力行を重ねながら、一簣之功だと心得て、
老化する一方の心身ですが、奮励努力してまいりたいと思います。
社のお若い方はお二人、情報へのアクセス権を上げて、
全国隅々、拠点の人件費や営業利益や拠点長の日報含む全情報やアルバイトのレポートに至るまで情報を取得できる・共有できる環境にいたしました。
本来、適正かつ円滑に処理されるはずであるから「日報に載るべきではない事項」が多い、という会社のスピード感という換言もできる課題の指摘や、
他方で「アルバイトのMさんは素晴らしい要素を持っていると思いました」と、細部のしかもよいところを見る感性まで、順調に育っておられるようで、
ご意見を下さいました。
お一方は上席周囲から「感度がビンビン」「考え方が幹部を越えている」「幹部より大人だ」との声をよく聞くようになり、
幹部の方々をよく育ててあげてほしいとも思いますが、
来年ボード近辺に投入されていくことによって、周囲の刺激合わせ、これも楽しみに、
あるいは、とある地方に行儀が悪い競合があるのですが「これを事業停止まで追い込みます」と、先般は別1件で数千人の諭吉氏を仮差し押さえし確定判決まで得る等、法的ノウハウも溜ってきている重駆逐艦のような存在がいてくれたり、
心強い存在が増えてくれて、
さらにはお若い方お一人が「プライスを下げるべきではないと考えていましたが、この数値を見て考えが変わりました。プライスを下げたほうが短期的だけでも1仕入れ25万円の営業利益増となります」と、分析をしてくださって、
どうやらこれがトリガーとなって、新拠点の人事案に厚みがでるかどうかの中、
この新拠点で新モデル試験的に運行していく年始が見えてきました。大ホームランの予感。というお若い方々の起点を僭越ながら大変うれしく喜ばしく思う年末。
leica X Vario
canon EOS R + EF35F1.4Ⅱ