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1ベイカー11のブログ一覧

2009年08月29日 イイね!

MF誌 '77/04号 表紙解説ビッグポルシェ間もなく登場

MF誌 '77/04号 表紙解説ビッグポルシェ間もなく登場言うまでもまくこの号の表紙の赤い車はポルシェ928ですが、発表直前の情報整理記事です。

本文抜粋:
「ポルシェ928の発表は間近に迫っている。発表を前にして、これほど話題をあつめてきたクルマも、めずらしい。」

「ポルシェのニュージェネレーションは、先にデビューした924によって幕が開かれた。しかし水冷エンジン、FR方式というポルシェの革命児も、これほどまでにさわがれはしなかった。924はまぎれもなく914の後継車、ポルシェとVWの合作モデル、と割り切って受け入れられたからである。」

「ニューモデル928は911の後継車となるべき可能性を秘めて登場してくる。あまりにも偉大な父をもっているがゆえに、その後継車にふりかかる世間の風当たりはきびしい。」

「ドイツ人という民族は新しいものに強いあこがれをもちながら、現実的には保守的傾向が強く、まったく新しいものに対してはなんらかのヘジテーションを示す。彼らはいま、誇り高き伝統の911に代わりうるモデルの登場を、大きな興味とそして厳しい目をもって待ちうけているのだ。」

現代のスポーツカーファンは、スパルタンなクルマは時代遅れと考え、快適性も求めている。その要求に答えるのがこの928であり、いずれはこの4.5LのV-8にターボがドッキングされ最高速度も300km/hを超えるであろう、と期待とも予想ともとれる記述がされています。

この300km/h発言も、当時のスーパーカーブームの影響を受けて冷静さに欠いている、と僕には思えるんですが・・・。

どう見ても928はイージードライブを全面に主張する高級GTのイメージしかありません。911とは相容れない別もの・・・ダンナ仕様ですよね?

ところが、この記事ではあたかも911の後継みたいな見方をしていますね。
実際に市場に登場した928は、後にパワーアップが計られたりしたけれども、やっぱり安楽で退屈なクルマだったと記憶しますから、エキサイトメントを求める911ユーザーには拒否されたんでしょうねぇ。

当時の僕はこんな928予想よりも、前出のニュー・サンダーバードのような記事ばかりを読んでいました。
Posted at 2009/08/29 12:01:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2009年08月27日 イイね!

MF誌 '77/04号 ダイハツ・コンソルテ

MF誌 '77/04号 ダイハツ・コンソルテダイハツ工業・ダイハツ自動車販売はトヨタ パブリカ/スターレットのマイナーチェンジに1日遅れて、ニュー・コンソルテ セダン/クーペを発売開始した。

・・・とあります。
言うまでも無くコンソルテはトヨタパブリカ/スターレットのダイハツ版ですが、改めて読み返してみると、パブリカはコンソルテ・セダン、スターレットはコンソルテ・クーペだったんですね!

僕はセダンと言われても、パブリカ/コンソルテが2drしかないので、何か違和感をおぼえます。
かつてのVWタイプ 1やタイプ 3も2drしか無いなのにセダンと呼ばれてませんでしたか?4drセダンがあった上で、その2dr版(=決してクーペでは無い)もセダンと言うならまだしも・・・。

1000cc車が消滅した事、内外装をリファインした事、5MTや2ATが追加された事・・などが書かれています。
それにしてもクーペ1200GL 2AT(78.4万円)で全長3790、全幅1530で車両重量は780kg、エンジンは3K型OHVの64ps・・・今の軽自動車と比較する事はナンセンスか。

チェック柄のシートを「ナウな」と表現しているのが笑えます^^
Posted at 2009/08/27 23:57:47 | コメント(6) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2009年08月26日 イイね!

MF誌 '77/04号 フォード・サンダーバード '77モデル

MF誌 '77/04号 フォード・サンダーバード '77モデル日本に上陸したニューモデル

日本でも人気の高かったフォードの高級パーソナルカー、サンダーバードの'77モデルを紹介しています。
'76モデルまで、リンカーン・コンチネンタル・マークⅣと同じ巨大な2ドア車だったのですが、全長は215mm、ホィールベースは160mm短く、ウェイトも270kg軽くなったと書かれています。

とは言え全長5520、全幅2000、ウェイトは2tを超え、エンジンは6.5L V-8(前年までは7.5L)が載り、まだまだ巨竜の魅力いっぱいのTバードでした。

試乗インプレッションは元ヤナセマンと云われる成江 淳氏がレポートしており、「試乗車は品のいいメタリックブラウンに少し濃いブラウンのレザートップ」また「ピラーがロールバー的に用いられ、レザートップを前後に2分割している。」と述べています。
確かにCピラーが細い故に、オペラウィンドゥを備えた太いBピラーはロールバー的な役目を果たすのでしょうが、僕に言わせればそれはレザーの貼り方とピンストライプによる視覚的なトリックに過ぎない。
(中央ページ上のルーフ拡大写真参照)
・・・ま、どっちでもイイんですが(笑

いずれにせよクラシック・ルネッサンスの吹き荒れていたアメリカ車の中でも、このルーフは特異だったと思います。単純に柱とガラスの配置で言えば、同じフォードのフルサイズ、LTDランドーやあるいは当時のマツダ・コスモが近いですが、各々3車の印象は大きく違いますね。

屋根の話はこれぐらいにして(笑)、元々はコルベットのライバルだった事を考えると「本来のサンダーバードを知る世代にとっては、このクルマが贅肉を落としたことに大いに好感を持つのである。」とリアルタイムで両車を見て来た筆者の想いが述べられています。

脚はフロントがダブルウィッシュボーンコイル、リヤが4リンクリジッドコイル
前後にトーションバーを備えたオプション「ハンドリング・サスペンション」付き
95Lの燃料タンク
JWLをパスしたアルミホィール
フル装備
タコ、スピードの他に電流・燃料・水温・油圧の補助メーターを備える
と言った説明がされ・・・

内装に関して「白い内張りレザーを中心に、ドアに細い木目のアクセントが付けられているほかは、きわめてあっさりして、国産車のオーバーな装飾はいったいアメリカから輸入されたのではなかったかな、と考え直すほどおとなしく、落ち着いたムードをかもし出している。」

そう!コレなんですよ!色使いやアクセントが粋でシャレているんです、この時代のアメリカ車って!

あと、後席に関して「・・・乗降のさいに前席用シートベルトがじゃまになるのは現アメリカン・クーペの共通した欠点である。」  コレですね^^ 本来はショルダーハーネスがFシート背もたれにあるガイドに通されているんです。なので後席への出入りはこのハーネスを潜らねばなりません。かつての愛車カマロはそのガイドが破損してハーネスがご覧の通り(汗

「V8・6.6Lのファイアリングは、例のアメリカンV8の特徴で、一瞬あたりを圧する重厚な音響とともに目をさます。が、つぎの瞬間止まったのではないかと思うほど静粛なアイドリングに落ち着く。」

「Dポジションをセレクトしてアクセラレーターをフロアまで押し込めば、ほとんどフォードマチックはショックレスで、ハイウェイのマキシマムスピードまでかんたんに誘導してくれる。」

「アメリカ車にいちど乗ったら-----という言葉どおり静かで裕福な気分、とくに小細工はないが非常に自動車を使っている人たちがつくっている合理性を感じる。そして運転の容易なこと-----.国産乗用車のほうがずっとオーバーデコレティブである。」

「夜のムードから即発豪快なダッシュまで-----サンダーバードは多くの意味で現代のアメリカを象徴する。」

当時、こんな記事を食い入る様に読んでいた僕です。

ちなみに
「実走188km、都内~箱根間往復では4.29km/Lを示した。」
とあります。排気量が6.5Lもあって優秀だと思いませんか?(笑

コメント絡み(↓)で'74 シボレー・モンテカルロ画像を追加します。



Posted at 2009/08/26 23:24:30 | コメント(7) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2009年08月24日 イイね!

MF誌 '77/04号 広告 日産ローレル

MF誌 '77/04号 広告 日産ローレルモデルチェンジ直後の3代目ローレルの広告です。

写真はプロテニス プレイヤーの石黒 修氏。クルマはもちろんトップグレードの2800SGL、マルーンのボディカラーも330セド/グロを連想させますし、それらに一足早く採用されていたカラードホィールキャップや豪華なルースクッションシートも、悪く言えば「お下がり装備」ですね(笑

いずれにせよ、国産車が目標として模倣していたのはアメリカ車であった事は明白です。

この3代目の大きなニュースは4HTの登場ですが、もし仮に4HTがなかったら・・・広告に登場するのは2HTだったんでしょうか?(ドキドキっ)
Posted at 2009/08/24 23:12:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2009年08月24日 イイね!

MF誌 '77/04号 アルピーヌ ルノーA310 V6

MF誌 '77/04号 アルピーヌ ルノーA310 V6日本に上陸したニューモデル

アルピーヌ・ルノー・A310にV6が積まれた新型が日本に上陸、「キャピタル企業㈱がサンプルとして入れたクルマに、わずかな距離だが試乗するチャンスに恵まれた・・・」とその試乗に至る経緯が明かされています。
その後正規輸入されたのかどうかも知りませんが、A310と言えばあのA110の後継車種ですよね。画像ではよく判りませんが、ダッシュパネルは黒いバックスキンで多眼メーターの文字盤は赤・・・スパルタンなラリーイメージの強いA110と比較するとあまりにもラグジュアリーですよね。

しかし150psの2.7L V6は0-400mを15.4秒、最高速225km/hと文句無く速い車に仕上げており本文には「・・・それはあたかもフランス版、ロータス・エスプリとでもいえそうである。」と書かれています。

また「本格的な輸入の見通しは現段階ではついておらず、価格は未定。」とされています。おそらく、輸入元は日本の法規に合わせる為にどの位のコストが必要かを算出するのでしょうけど、結局 本格的な輸入が断念されたとしたら こんな個体は素晴らしい希少価値を持つ事になりますね。
Posted at 2009/08/24 00:05:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ

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★時々「クルマいじり」しますが、新しい物には疎いです。 ★アメリカ車、旧車も好きです。 ★このHN見てピンと来た人は趣味が合うかも!?
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