車を拭き上げて感じたこと

ずっと同じ会社に勤めていて60歳で再雇用となり、その後2年経たないうちに希望退職してから今までの間、休んでは働くを理由はともあれ4回も繰り返しています。合計18ヵ月働いて19ヵ月休んだことになります。休んでいる間は職探しだったり母の忌引きや病気による休職であったりしたのですが、振り返ればその内7割くらいは遊んでました。





その間に物置をガレージ化したこともあって、ガレージで車を弄って過ごす時間が長かった気もしますね。途中母の介護や他界した時はバタバタしましたが、そうでない時には何かしら車にかかわっていました。

今日もガレージに行って先ほどふと思ったのが”私が仮にガンでなかったとしても、この車より長生きすることはなさそうだ”ってことです。
もうすぐ3回目の車検ですが、こまめな手入れの結果昨年末に新調したボンネットの状態と、それ以外の7年経ったボディーの状態にほとんど差がありません。よくよく目を凝らせば擦り傷の多さが少し違いますが、普通に見た限りほとんど気になりません。
もしかすると今年かもしれませんが、自分でこの車が管理できなくなった後売却して普通のオーナー（と言っても車好きでしょう）が乗ったとしても、多分10年やそこらで廃車になるようなことはなさそうです。もしも私と同じような管理ができるのであれば数十年は生き残れると思います。

たかがスズキの軽であるセルボーは登録後15年目でもこんな状態。


昔は悪名高きイタ車の品質でしたが、塗膜の厚さ一つとってもセルボーよりは高品質です。

車検ではタイミングベルトキットを交換しますが年間6～7千キロの走行ですから、やや過剰整備気味のセルボーの経験を踏まえて管理していけば果てしなく乗れそうな気がしてきました。
時々擦り切れたレカロシートがジャンク品となってオクで見かけますが、セルボーの場合13万キロは確実に乗っている物のへたりもなくジャンク品には程遠い。

また目に付きにくいボディー下面やエンジンルームなどの錆もそれほどでもないので、Car S.O.S.のような状態にはかなり長い期間の放置が必要そうです。

どうも暇があると車のところに行ってしまい、いろいろ眺めていると何かやりたくなってしまう性分はバイクに乗り始めた頃から変わってないようです。

家内からは「そのうち下地が出てこない？」と言われます。
バカは死ななきゃ治らないってのは本当です。