米市場でＥＶが苦戦中。

ＥＶ比率が急上昇すると言っていたのに＜汗＞。

　今年の６月次の米国新車マーケット予測では２０２６年には米国でのＥＶ（含ＰＨＥＶ）比率は現在よも２０ポイント近く増えて２８%程に急上昇すると言われていましたが、まだ半年も経ってないこの時期に、最近ＥＶがさっぱり売れなくて、ディーラーが在庫を抱えて困っていると言うニュースが伝えられています。　米国におけるＥＶの市場シェアは昨年（２０２２年）が約６％で、今年が８%。その８%のうち５７%はテスラが占めており、残りの各社のＥＶはあまり売れずに、多量の在庫を抱えているのが実情だそうです。

　マツダは米国カルフォニア州でにＭＸ-３０のＥＶを投入していたそうですが、結局販売目標台数を大幅に下回る６６台が売れただけで、伸びる見込みなしとして販売打ち切りとなったみたいです。　ＧＭ・フォードなどの米国大手自動車メーカーも急遽減産や新規開発車の投入中止などの対応に大慌ての様子です。　１１月２８日には全米のディーラー約３,９００社が連名で大統領に「政府のＥＶ購入補助金でショールームに足を運ばせることはできるが、無理に買わせることはできない」と窮状を訴えて、予定されている「ＥＶ販売義務化を遅らせる」ように陳情しているそうです。　"無理に買わせることはできない" はどこの国でも同じ、補助金無しでお客さんが買ってくれる性能と価格のＥＶ開発が、これでやっと本格化するかも知れませんね＜汗＞。