衝突安全性能○←形式指定取り消し。

生贄にされた「グランマックストラック」。

　国交省は１月２６日に今回のダイハツの認証不正問題を受けて、「クランマックストラック（他社へのＯＥＭ車含む）」の型式指定を取り消しました。　生産はインドネシアで生産されて、日本に年間６千台程が輸入販売されているクルマだそうです。　認証不正の報告を受けた国交省の面子を保つために、ダイハツにとって経営影響力の小さい「グランマックストラック」が忖度の対象として、生贄になったのではないかと思っています＜汗＞。　タイトル画像は国交省とダイハツが衝突安全性能再確認を実施しているとマスコミに公表した衝突安全性能試験の様子です。　公開車種に「グランマックストラック」を選んだのも、既に販売された同型車の衝突安全性能は問題ないと、ダイハツの主張を後押しする国交省の忖度（優しさ）を感じてしまいます＜笑＞。


　上の表は昨日も掲載したものですが、確認試験の結果発表の順番は海外生産車、他社販売のあるＯＥＭ車種を優先して、ダイハツ独自販売車種を後回しになっています。　生産工場別の区分はここでは出来ていませんが、生産拠点毎に括られた再確認試験とダイハツの描いた　“筋書き通り！”　の展開で終わったように思います。、もちろん衝突安全性能に問題が出ないことが前提であったと思いますが、なるべく早く「グランマックストラック」の型式指定を取り直して、全車種が晴れて清廉潔白のクルマになって欲しいですね。