散らない枯葉のブログ一覧

ＥＶ社会がより現実味を帯びてきた。

　タイトル画像はテスラモータースのモデル３です。　１００％ＥＶ車で、航続可能距離が３２０Ｋｍ、販売予定価格が３８０万円と既存の自動車メーカーが青くなるようなスペックで、予約販売台数が３週間で４０万台を超えたと言われるクルマです。　私も発表されたときは、開発資金稼ぎの新手の商法かと懐疑的にみていました。

　年明けに、テスラに電池を供給するパナソニックの現地新工場が稼働したとのニュースが報じられましたが、モデル３の性能と予定した価格での販売が可能な自動車用電池がこの工場で作られるということだそうです。　従来の電池価格に比べて３割以上安く供給できるとメーカーは公表しているみたいですが、更に量産が進めば半額と言うラインも見えてきたと言われています。　テスラモータースはＦＣＶを馬鹿げたクルマだと評していると伝えられている、電池価格が下がれば下がるほど、その主張もあながち間違いとは思わなくなってきた。　「ＥＶ社会がより現実味を帯びてきた。」 と年初に私が感じた話題でした。

アメリカ大統領の権限の大きさにびっくり

　タイトル画像は米国カローラです。　トランプ氏がTwitterで　「トヨタはメキシコのバハにカローラのアメリカ向け工場を作ると言っている。　信じられない！アメリカに工場をつくるか、高額な関税を支払うべきだ。」 とつぶやいた。　このニュースでもっと大幅に株価も低下すると思ったが１．７％程度の下落で終わった。　この 「つぶやき」 に恐れをなしたのはトヨタよりもメキシコ生産台数の多い日産（８２万台）・ホンダ（２０万台）・マツダ（２０万台）ではないかと思う。　そんなことは無いと思うが、トヨタが自身が負う傷は浅いと判断して関税引き上げに応じた場合のダメージは他の日本メーカーのみならずお膝元のビック３にも及び米国の自動車市場は大混乱に陥るかも知れない。　トヨタだけの問題で済まないところが不気味だと思います。 ‥GM、フォード批判に続きトヨタ、案外トヨタが米国企業だと認知されている証拠かも知れませんね、楽観的過ぎるかな＜笑＞。

　それにしてもアメリカ大統領の権限の大きさにはびっくりですね。　短い言葉の 「つぶやき」 で世界を翻弄させてしまう、それが決して大統領の権限を使えば実現困難な事ではないという。　正式に大統領に就任してからも 「つぶやき」 は止めないと言っている、暫く 「トランプ旋風」 止むことはなさそうですね。

■トヨタの北米生産基地と生産車・台数（ネットから借りました）

歩け・歩け・歩け

　今日もクルマネタではありません。　正月は美味しいごちそうとお酒、そして体を動かさず食べる機会が増えるので、脂肪も 付きやすくつい油断すると短期間でびっくりするほど体重が増加してしまいます。　でもお正月と思うと美味しいごちそうを食べたいし、美味しいお酒も毎日飲みたい、それでも体重を増やさない。　二律背反することを両立しようとすると、余分に摂取したカロリーを体内で燃やすしかない‥、 「歩け・歩け・歩け」 これしかありません＜笑＞。　毎日体重計に乗って変化を見ながら普段よりも歩数を多めにウォーキングに励みました。　タイトル画像は健康ナビゲータのここ一週間の体重登録データです。 目標体重６７Ｋｇをオーバーすることなく正月休みを過ごすことが出来ました。　健康面では上上の滑り出しとなりました。

◇万歩計データ推移（他人様にとってはどうでもよいデータ‥）
　　
　・１２月３０日（金）　１０，５６２歩 － 　９．５Ｋｍ
　・１２月３１日（土）　１３，８２４歩 － １２．４Ｋｍ
　・　１月　１日（日）　１５，６５９歩 － １４．０Ｋｍ
　・　１月　２日（月）　１３，５９３歩 － １２．２Ｋｍ
　・　１月　３日（火）　１３，７６９歩 － １２．３Ｋｍ
　・　１月　４日（水）　１４，４５５歩 － １３．０Ｋｍ
　・　１月　５日（木）　１２，９６１歩 － １１．６Ｋｍ

　一週間で８５Ｋｍを歩ていたことになります、これはこれで凄いですね。　私の年齢だと一日、７，０００歩が推奨歩数だそうです。　歩きすぎは良くないとも言われますのでこれからも体重の推移を見ながらコントロールしていきたいと思っています。

本当に 『悠悠自適』 なのかな‥

　年末にまだ現役バリバリの元同僚達が開催した忘年会に参加した。　定年退職した私に対しては「今は悠悠自適の生活ですか、」と今年も問われた、「好きなようにやっています」と笑顔で答えておきました。　現役から見れば何も仕事をせずに暮らしていること自体が「悠悠自適」に見えるようだ（現役時代の私も同じだったと思います）、定年退職後の世界がまだ見えていない人に言訳をしても通じないので、妙に反論しないようにしている。

　今回プロフィールも書き直し、自己紹介の欄に「悠悠自適」と言う言葉を書き入れました。　「悠悠自適」の意味は、 「俗事にわずらわされず、自分の思うままに心静かに生活を送ること。」 とある。　私は 「仕事から解放されて、自分流の生活を送ること。」 位の解釈が本当は適当と思っている。

　今朝も女房に「お昼は自分で食べる」と言って家を出た、月・火・水・木の日課です。　行き先は１００mほど離れたセカンドハウス、ここには生活ができるすべてが揃っており、そして自由に使える愛車が置いてあります。　セカンドハウスで過ごす日々の１０時間が私の誇れる 「悠悠自適」 の時間と言えるかも知れません。　いつまでこの生活が許され、保てるかは判りませんが、フィルダーＨＶと共に過ごせる「自分流の生活」を大切にしていきたいと思っています。　‥金・土・日はその分俗事にどっぷり浸かるようにしています＜笑＞。

ハイブリッド好きには嬉しい新年のニュース。

　ＶＷの排ガス不正が明るみに出てから最初の１－１２月で、トヨタの欧州ハイブリッド車販売は前年比約４０％増加する勢いだそうです。　ＴＭＥは欧州販売に占めるハイブリッド車の割合が２０２０年までに５０－６０％、年間販売台数は４０万－５０万台に上っているとの見通しを示す。　今年１－１１月のハイブリッド車の割合は約３２％だったそうです。　これはヂィーゼル車の需要が落ち始めていることも大きな要因のようである。　単なるＶＷの不正と言う短期的な問題よりは、欧州都市部で改善されない大気汚染や、規制強化による予想される更なる価格アップ等で、これまでの市場の主流（６０％）を守れなくなってきている様子です。

　欧州各メーカーはポスト ヂィーゼル車対策として電動化 （ＥＶ・ＰＨＥＶ） に一気に動こうとしている、ブロックヒータを多用している北欧等では充電用電源として設備が流用可能なので、すでに電動化が浸透しつつあるとの情報もある。　欧州アナリストらは 「ディーゼル車は消えゆく方向へと向かっている。２０２５年までにほぼ姿を消し、ハイブリッドや電気自動車が取って代わるだろう。」 とショキングな予想をしている。　トヨタもこれまでは欧州市場用のラインナップには慣例的に必ずヂィーゼル車を加え、４０％強の販売比率で売っていたが、今回欧州に導入したＣ－ＨＲにはヂィーゼル車の設定はなしという思い切った設定で挑んだ。　‥私の夢はトヨタのハイブリッド技術が欧州市場の切り口になり、欧州メーカー巻き込んだハイブリッド車競争が新たに勃発することです、その時もトヨタを含めた日本メーカーが技術優位にあれば日本車安泰と思っています。