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散らない枯葉のブログ一覧

2024年05月31日 イイね!

HEV分の重量1/4に減量!。

HEV分の重量1/4に減量!。16年間で230Kgを50Kgに減量成功!

 タイトル画像に1997年発売の初代「プリウス」と同時期販売されていた「カローラ」の性能・諸元の比較表を作って見ました。 HEVと同排気量の1.5Lガソリンエンジン搭載モデルとの比較です。 大雑把に言えば当時はEHVにするために230Kgもの重量が必要だった事が判ります<汗>。 現在も販売されており、同じモデル内にガソリン車とHEVが両方が存在する2013年発売開始の「カローラアクシオ」で、同様にHEVにするための重量を算出すると50Kgとなります。 16年間でHEV分の重量を約1/4以下に減量できたことになります。 ・・でも、改めてタイトル画像の比較表を見ると、当時は追従してHEV開発をやろうと言うメーカーが現れなかった理由が判るような気がしますね<笑>。

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 部品ごとの重量軽減寄与度は判りませんが、開発当初から全ての構成部品に重量(含むコスト・容量)の軽減目標を割り付けて、期日を定めて進捗管理を徹底してきた成果ではないかと思います。 HEVの開発から生産までをトヨタ得意の "手の内化" で進めてきた事も、他社の追従を許さない得意分野に育て上げた大きな力になっているのかもしれませんね。
Posted at 2024/05/31 15:10:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2024年05月30日 イイね!

HEV、稼げるまでに18年!。

HEV、稼げるまでに18年!。始めは売れば売るほどの赤字クルマ。

 初代「プリウス」は燃費が良い画期的なクルマと言われたが、普及するには車両価格が高すぎると業界からも冷たく見放される存在でした。 でもハイブリッド(HEV)はトヨタが将来生き残るための必要技術だと決断し、赤字覚悟で販売に踏み切った事は良く知られています。 初代販売開始時、社内には「会社が作れば作るほど損をするクルマだから従業員は購入を遠慮して、、」と通達が出ていたように記憶しています<笑>。 何とか収益の得られるクルマ(HEV)にしないとトヨタの未来はないとして、原価低減努力を積み重ねたのだと思います。 初代が赤字なら、第二世代は収支トントン、第三世代は何とか黒字転換、そして第四世代(タイトル画像)は晴れてガソリン車並みの高収益の得られるクルマへと進化させたことは、課題が大きかった分だけ達成感の大きさも並大抵ではなかったと思います<笑>。

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 上にトヨタが公表しているHEVの台当たり利益を示すグラフです。 縦軸の絶対値は判りませんが、第四世代「プリウス」はガソリン車を10%も上回る高収益車になり、このグラフにはありませんが今販売中の第五世代で実現した原価低減代も含めれば、更にHEVの儲け代は年々膨らんでいるのではないかと思います<汗>。 トヨタのHEVは高性能で他社に比べれば価格が安いと言う企業努力の結果で得られた商品力の構図は簡単には壊されない強固なものではないかと思っています。
Posted at 2024/05/30 09:40:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2024年05月29日 イイね!

HEVの原価、1/6に!。

  HEVの原価、1/6に!。性能向上分を考慮なら、実質原価は1/10に!。

 トヨタは昨年モデルチェンジした5代目「プリウス(タイトル画像)」で、1997年は発売開始した初代「プリウス」に対して、EHVの原価(ガソリン車に上乗せされる原価)を1/6に低減できたと公表しています。 初代「プリウス」のEHVの原価が150万円であったと仮定したら、5代目「プリウス」では僅か25万円に下がったと言うことになります。 その間の26年で燃費はモデルチェンジ毎に更に向上させながら "HEVは燃費は良いが走らない" と言うイメージを払拭するため、、エンジン排気量アップ、モーター出力アップ、バッテリ容量アップと、商品性アップのためにコストをかけてきたと思わせれるので、内容を含めた実質の原価は1/10にも下がっているのではないかと勝手に思っています。

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 上にトヨタが示した歴代「プリウス」の原価低減の結果を示したイメージ図です。縦軸の数値は隠されていますが、原価が1/6まで下がって行く過程は判ります。 ハイブリットは車両価格が高い、価格上昇分の燃費効果は無い、走りもつまらないと言う市場や業界の冷めた扱いに、なにくそ!と思いながら地道な原価低減の努力をモデルチェンジ毎に積み重ねた結果ではないかと思います<汗>。 
Posted at 2024/05/29 09:04:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2024年05月28日 イイね!

カーボンニュートラル燃料の導入と普及。

カーボンニュートラル燃料の導入と普及。日本で2030年頃のCN燃料の導入を目指す。

 トヨタ発表によると、出光興産、ENEOS、トヨタ自動車、三菱重工業は、カーボンニュートラル(以下、CN)社会の実現を目指して、自動車の脱炭素化に貢献する「CN燃料」の "供給、技術、需要" のそれぞれで主要な役割を果たす4社が共同で、2030年頃の導入・普及に向けた検討を開始したそうです。 CN燃料とはタイトル画像に示したように、水素とCO2を原料とする合成燃料(e-fuel)や、下の図に示すように、光合成でCO2を吸収する植物等を原料にしたバイオ燃料などの総称となります。
 
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 出光興産とENEOSは、国内外の様々な企業と連携しながら、合成燃料やバイオ燃料といったCN燃料の早期導入・普及を目指しています。 三菱重工グループは世界中のパートナーとCO2エコシステム、水素エコシステムの構築などに取り組んでいます。 トヨタは「CN燃料」を使って、より効率良くCO2排出量削減に寄与できるエンジン開発に、更に力を入れると言う事です。 ・・僅か一歩でもカーボンニュートラル社会の実現に進めたら良いですね<笑>。
Posted at 2024/05/28 09:30:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2024年05月27日 イイね!

PHV(PHEV)はEVか? 。

PHV(PHEV)はEVか? 。杓子定規に考えすぎ。

 先日のトヨタの2023年通期決算発表の記者会見の場で、中国でPHVの需要が急伸していることに関して、トヨタの示しているEV販売目標台数にPHVも含めるのかと言う記者の質問に、佐藤社長が「将来的にはEV販売台数に含めてもよいのかも知れない」と答えたことが、今日の中日新聞掲載記事では大きく取り上げられていました<笑>。 公表済のEV販売目標台数にPHVも含めることになれば、「目標達成のために水増した・・」とも騒ぎかねない報道姿勢は、ちょっと物事を杓子定規に考えすぎと私は思います<汗>。

 トヨタは電動車を "BEV・PHEV・HEV・FCEV" と呼び分けていて、市場要求に応じて全てのEV(電動車)を製造販売していく体制作りを着々と進めており、着実にEV(電動車)の販売比率を高めています<笑>。 ・・でも2026年に世界市場でのEV販売目標台数の150万台に届かなかった時には、杓子定規に考えるマスコミは大騒ぎするのでしょうね<汗>。
Posted at 2024/05/27 09:38:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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「"警視庁" からメールが届きました。 http://cvw.jp/b/1923480/48740791/
何シテル?   11/01 09:05
「散らない枯葉」です、よろしくお願いします。 団塊世代ど真中の昭和23年生れです。 40年間、大手の自動車メーカーの技術部門で働らき、定年退職した今は悠々自適...
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