今夏のソロキャン△は諦めたコロたんです。
梅雨が明けて いよいよ夏本番ですね。
ただ... クソ暑すぎます!!! (ー ー;)
なのでこの夏はソロキャン△の予定入れてません。
少し秋の気配が感じられるようになってから再始動しようと思います。
その一方でいつも以上に山歩きしたくって...
平日 ずっとテキストと睨めっこだから 身体動かしたくてウズウズしてるみたいなんですよね。
ということで 一昨日(金曜)に第一弾の資格試験も終わったんで、昨日はせっせとデイパックとトレッキングシューズをエス君に積み込んで出掛けてきました。
目的地は長野県東御市にある『池の平湿原』です。
日付が変わってまもなく自宅出発、甲州街道から清里ラインに入ってやって来た野辺山の夜明け前は星も見えてイイ塩梅... (^^♪
人っ気のない野辺山駅舎が絵本の世界みたい!
何故かこんな時間に赤ランプ点滅させた1機の飛行機が一筋の雲を引いてました。
なお、野辺山駅では “柔” はデフォルトだけど さすがにお店やってないのでガマンします。(^_^;)
その後、佐久市や小諸市を過ぎて 東御(とうみ)市の道の駅で仮眠&トイレ休憩したら、いよいよお山に取り掛かります... と言っても登山口まで標高稼ぐのはエス君ですけどね。(^^ゞ
正面に見える八ヶ岳連峰には雲がかかってるけど、青空も広がってきたからワクワクですよ~ 「さぁ Let's Go!」
なーんて言ってたら 登山口とうちゃこ、ハィ... ご覧のとおりです。(^◇^;)
気温も14度ほど、風もあるし めっちゃ寒い... (^^;)
午前8時過ぎ、ガスってるのは残念だけど 雨降りじゃないし、そもそも自然相手に文句垂れたって仕方ないので 準備済ませたらスタートです。o(^-^)o
まずはガスに覆われたカラマツの森のトレイルを行きます。
湿原の周囲を辿るこのトレイルには標高2,000m超の幾つかのピークがあるんですけど、展望いいはずなのに視界はほぼゼロ... ま、しゃーなしですわ。(^◇^;)
ちなみに “標高2,000m超” と言っても、湿原がすでに標高2,000mにあったりするんですけどね。(^^ゞ
湿原の周辺は高山植物の宝庫だそうです。
いつも思うんですけど トレイル沿いのお花たちって「ハイカー応援団」ですね。
しっとりしたガスの中だと さらにその存在が映えちゃいます。(^.^)
一段と紫の濃いのは『アザミ』
可憐な『カワラナデシコ』です。間違っても “カガミハラナデシコ” ではありません。
『カラマツソウ』は1cmほどの小さな花の集合体。線香花火の最後みたいですね。
『ニッコウキスゲ』はエス君色。
『ハクサンシャクナゲ』が時期が過ぎたのに残ってました。
『ウスユキソウ』は 「♬え~でるわ~ぃ、“屁”でるわ~ぃ (笑) 」の歌で有名なエーデルワイスと同属です。
提灯みたいな『ホタルブクロ』には 中にLEDを仕込んでみたくなります。( ^ω^ )
2cmほどの『オトギリソウ』は薬草らしい。
漢字で書くと「弟斬草」だそうで、秘密の薬効を漏らした弟を 兄が斬り殺したことから名付けられたとか...(ウィキ情報)
『マツムシソウ』の淡い色合わせは 個人的にはサーティーワンアイスのイメージです。(≧∀≦)
休憩したピークのひとつ『三方ヶ峰』には...
開花時期の終わる『コマクサ』が...
言わずと知れた「高山植物の女王」ですよね。(^o^)/
見つけるといつも「よくもまぁ こんな荒涼とした砂礫のところで生きてるなぁ~」と思います。
競合する相手が居ないことも生き残るための自然の知恵なのかもね。
周囲をぐるりと半周程まわったところで湿原に下りてみます。
わぁー、広々としてて気持ちええー!!!
『鏡池』越しの湿原全景です。
「今歩いてきたピークからも見渡せたんだろうな~」と思うとちょっと残念な気持ちになる、まだまだオトナが出来てない還暦オヤジなのでした。(ー ー;)
その還暦オヤジの地鶏... じゃなかった、自撮り。意味もなくバッテン... (^▽^;)
その後も 灼熱の下界からは想像もつかないようなひんやりとした湿原の中の木道をただただ歩くという贅沢な時間を過ごしたら...
午前11時、今度は湿原から見上げる位置にある『篭ノ登山 (かごのとやま) 』に登ってみることにしました。
しばらくはカラマツ林です。
予報ではお昼頃からお天気回復らしく、この頃には少し陽が射す時間も出てきましたね。
なんとなく “龍”の頭に見えませんか?
※肝心の“龍”を見たことありませんケド
当日の何シテルでは「最後の登りだと信じたい」と呟いたガレ場の急登。
信じる者は救われませんでした。(T-T)
お昼前、『東篭ノ登山 (2,228m)』の山頂とうちゃこ。
最後の20分、ガレ場の登りがキツかった... Orz
やっぱりガスに覆われてるけど、ラッキーなことにところどころの切れ目から山麓が見下ろせました。
やたらと広いキャベツ畑や大規模ソーラーからして これは嬬恋方面でしょうかね。(*^^*)
一番ダイナミックに感じられるはずのお隣りの “ボルケーノ”『浅間山』は、その存在がちょぴっと分かるだけでした... Orz
アプリで調べると妙高や後立山連峰も見える?
とりあえず今日のところは “心の眼” で見ておくことにします... (^^ゞ
1時間半ほど前に居た『池の平湿原』が まるで芝生の公園のように見えました。
お!右下には登山口の駐車場が... エス君は見えないかなぁ~ (^_^;)
「居た!!!」\(^o^)/
コンビニおにぎりとサラミソーセージで軽くエネルギー補給して、のんびり山頂の風を満喫しておきました。(o^^o)
午後1時、そろそろ下山します。
「ガレ場の浮石を踏まないように!」と足元に集中してた視線をふと上げると「高度感すっげぇ~!!!」o(^▽^)o
不覚にも何度となくバランス崩しそうになりながらもトレッキングポールの助けも借りて無事下山、エス君に積んでおいたチェアを広げて しばし休息です。
実はトレッキング後の足(特にひざ)を休まさないと直後の3ペダルが少しキツくなってきたのはココだけの話です。(^^;)
多摩ナンバーのカッコいい1台。
朝 登山口までの林道で エス君の前をトラクション効かせてイイ感じで登ってたんですよね。
そしたら駐車場でオーナーさん(ちょい年上?奥様同伴) の方から「S660ですか、グイグイ登って来られてましたけど 足まわり換えてます?」なーんて “みんカラ的”な声をかけてこられました。(≧∀≦)
そんなタイトコーナー好きなエス君、下りでも気持ち良きです。(^^)/
それにしてもフロントガラスがでかいよなぁ~ (^^;)
湯の丸高原スキー場の駐車場で “柔” タイム...♪
メニューにあった「いちご&ミルク」でオーダーしたら、イメージしてたミックストルネードじゃなくって 文字通りの「いちご&ミルク」、つまり二段載せだったのにはズッコケました。(^◇^;)
もち、美味かったけどね... (*^^)v
スキー場の一角にあるホテルに「日帰り入浴OK」の幟が立ってたので...
どことなく懐かしい感じのするホテルでしたが、一見 内風呂のようでありながら壁一面が無いという開放的な露天風呂がイイ塩梅で身体がとろけました。(^。^)
午後3時半、そろそろ帰路につきます。
へたれハイキング部活動の先輩から「今日は何処行ってんねん?」「横浜は40℃超えてそうや...」とかLINE飛んできたけど、この時点でお山の中は23℃、もちろんエアコン無し、開放した窓から吹き込む風が何とも心地よかったです。(*^^*)
今朝利用した道の駅での遅いランチは『くるみおはぎランチ (500円)』で。
東御市は「信濃くるみ」の名産地なんだそうです... と言いながら「信濃くるみ」って名前は聞いたことなかったり。(^▽^;)
なるほど~、そう言えば先輩が出張でこっち方面に行くと 必ずサボって(?)胡桃蕎麦を食ってましたわ。
道の駅を後にして その後も今朝の往路を遡ってのんびり一般道です。
途中 清里で強烈な睡魔に襲われて 休憩用パーキングで30分ほど仮眠したものの、学校が夏休みに入ったにもかかわらず 道も空いてて午後9時過ぎには帰宅。
嫁さんには「なーんだ、早いじゃん...!」と、単なる感想なのか それとも不満なのか良く分からないお言葉を頂戴しました。(≧∀≦)
最後に本日のアクティビティはこんなカンジです。
こうやって事実に基づくデータを見せつけられると “登山” と呼ぶには大した運動量じゃないのが いつも納得のいかないところではあります。( ̄O ̄;)
ではブロ~♪