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先週ぐらいから20mmF2.8が欲しいと思いカメラのキタムラで試し撮りをさせて貰いました。いつもならD90かD40を借りるんですが、その日はたまたまD700が店頭にあったのでそれを借りました。

知ってる人は知ってますが、FX機（D700）とDX機（D90、D40）は受光素子の大きさが全く違います。その結果として同じレンズを使うと画角が変わってしまいます。分かり易く言うと焦点距離が変わります。ニコンの場合、DX機はFX機の約1.5倍です。

20mmレンズならFXは20mm、DXは30mm
35mmレンズならFXは35mm、DXは52mm
50mmレンズならFXは50mm、DXは75mm

つまりDX機で超広角の画角を得るためにはとんでもなく短焦点のレンズが必要になるわけです。DX機専用では10～なんてズームレンズもそこそこ発売されていますが、単焦点レンズは魚眼レンズ以外ほとんど存在しません。

そんな状況でFX機のD700に20mmレンズを装着してファインダーを覗いてしまった訳です。

・とにかく超広角
・ファインダー像が大きく見やすい
・本体の操作性がいい
・シャッターの感触がいい

「これこそカメラだ」と感じました。フルマニュアルで撮っている私に必要な条件が、D40やD90よりも遥かに多く揃っています。先日べた褒めしたD40にはD40の良さがあり、それを否定するものではなく、全く別の世界がある訳です。

あとマニアックな話になるんで割愛しますが、フルサイズ用レンズをDX機で使うとそのレンズが潜在的に持つ表現力というか味わいが出せないんです。詳しく知りたい人はいろいろ勉強したり実際にFX機とDX機を使い比べて見て下さい。すぐに分かりますから。

というわけで･･･

こういうことになっっちゃいました、はい。


※補足
DX機の画質が悪いという意味ではありませんので、マニアックなコメントはご遠慮願います。