2021年07月24日
何度か書いてるけど、一昨年くらいからF1GPのペナルティーの裁定基準がブレブレで酷い。
前回のイギリスGPでのハミルトン選手とフェルスタッペン選手の接触はどっちもどっちでインシデントの類だと思ってるけど。
最近の傾向としてはオーバースピードでイン側に頭をねじ込みイン-アウト-アウトのライン取りで相手をコース外に押し出したら5秒ペナってことになってきた。ぶつかっても10秒ペナ。
押し出された相手は大きく順位を落とす上にタイヤ、足、フロアにダメージを負うこともありロスは5秒どころかピット1回分以上になることもある。最悪リタイヤとなる。
何でもあり、ぶつけ得の草レースみたいに見える。
タイヤや空力にここまで依存しない頃のレース、つまり出遅れても挽回のチャンスがあるなら「凄いバトルだ!」なんて見てられたけど、ここまでマシン依存でピット戦略ぐらいでしか順位変動がないレースだと「終わったな…」となる。
イン-アウト-アウトのラインは相手を引かせることが目的だけど、少なくともアウト側にスペースを残すことがなので前提なので、それを守れないのであれば最低でも順位を戻さなくてはならないと思う。
イギリスGPについては、ハミルトン選手はダウンフォースを下げていた上にオーバースピードだったので、アウト側に大きく膨らむラインしか取れなかったので、フォルスタッペン選手は大きく被せてブレーキを強く踏ませるか、一旦引くか、敢えてコースアウトしてペナルティーを負わせれば良かったと思うけど、まあ性格的に無理だろう。実際かなり強引に被せていった。
個人的にはハミルトン選手がイン側に入ったのは間違いだと思う。ストレートスピードを活かしてイン-アウト-アウトは分かるけど、相手が引かない性格なのは分かってるんだし、コースアウトさせればペナが出ることも分かってる。せめて並んでいればあれで良かったと思うけど。
裁定は彼のイン側にスペースがあったことがペナの理由だったけど、あのスピードではイン側に避けることは無理だったしそのつもりもなかった。
ただし、わざと当てたという意見だけは賛同できない。
いづれにしろ恣意的にレース結果を操作できる、しようとしていることが透けて見えるような連中に裁定させるのは白けてしまうのでいい加減にして欲しい。
Posted at 2021/07/24 11:34:08 | |
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