
土曜の夜からMORIZOさんとRSRさんをお迎えして小規模M2ミーティングを開催。M2-hideさんにも参加してもらい、M2-1001×1、M2-1002×1、M2-1028×2とM2シリーズ勢揃いとなりました。
詳しくは後ほど。
--- 31日0時半 追記 ---
ネタだらけで何から書けばいいのか悩んだんですが、とりあえず試乗記から。
MORIZOさんのM2-1028に試乗させていただきました。
ボアアップなしで4連+排気+フリーダムにマルハのセッティングでシャシダイ196ps、19.8kg・mを記録したというエンジンです。
エンジンをかけてクラッチを繋いだ瞬間これは乗りやすいと感じました。1回だけブリッピングしてみましたがそんな必要はありません。クラッチペダルをスッと上げるだけで何事もなくAT車のクリープ現象のようにスーと滑らかに車が前に出ます。車道に出てアクセルを踏み込んでも滑らかというかもうマイルドそのもの。低回転域でもトルクに変動がなくひたすら乗り易い。
そして高速道へ。
ロータリーはあえて踏み込まず3000rpmぐらいで走行し、合流付近から2速全開でダッシュを掛けました。アクセルベタ踏みのままシフトアップを繰り返していきます。あっという間に4速7000rpmを軽く超えてしまい5速までシフトアップしましたが、どの回転域にも谷がなくひたすらスムーズに加速していきます。フラットトルクでアクセルの踏み込みと加速感がシンクロして乗りやすいです。ただしピークがなだらかなのでグワッと盛り上がりアドレナリン噴出しまくりって感じではないですね。エンジンを壊すのが怖かったので7200rpmをリミットにしましたがまだまだパワーもトルクも付いてくるはずです。(先に聞いておけば良かったんですが8500rpm(でしたっけ?)でリミッターが効くそうです。)
驚いたのは足回りで、どこまでも滑らかに路面を追従します。細かいピッチも全て吸収してしまい全くバタつくことがありません。ホイールが軽いこともあると思いますが伸びも縮みも極めてマイルドです。最高速から一気にフルブレーキングしましたが、ロック寸前のあの減速でフルボトムもせずにステアリングにも全く振れが生じなかったのは感動でした。
その後も加速減速(スラロームも・・・)を繰り返しながらインター1区間を走り切りました。
私は他人の車に滅多に乗らないので比較はできません。その上で極端な言い方をしますが、基本性能をとことん高めたロードスターって感じです。間瀬耐久に参戦していたマッサ号に乗ったときに近い感覚で、エンジン・給排気・足・ブレーキ・シャシーなど全ての限界と過渡特性の両方を思い切り引き上げたロードスターだと思います。マッサ号は軽量化によってそれを達成し、MORIZOさんの28はチューンアップによってそれを達成したものです。クルマを信用できるのでとにかく安心して走れます。MORIZOさんが早朝から600km以上も走ってきても深夜まで一番元気だった理由がよくわかりました。
私は15年以上も昔にハチロクをチューニングした経験しかないんですが、当時のチューニングはメカチューンでピーク重視。ある特定のシチュエーションで最高のパフォーマンスを引き出すクルマづくりでした。しかし現代のチューニングは犠牲を生まずに全域でパフォーマンスを発揮する高レベルなものになったんだなあとつくづく感じさせられました。
普段100psもないノーマル車でちんたら走っているような者が、いきなりあんな走り方をしたんでMORIZOにはご心配を掛けてしまい申し訳ありませんでした。さらにチューニングが進んだらまた乗せてくださいね。
Posted at 2009/08/30 19:48:21 | |
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