中華蕎麦 ほし乃＠長野市南石堂町

5月1日オープンの話題のラーメン店。







長野駅からほど近い場所に出来た「麒麟児」分店です。正午前でしたが到着時には6人待ち。15分ほどで入店。店内はL字のカウンターのみで8席。小ぢんまりとした居酒屋か寿司店の趣です。厨房には店主の星さんが黙々と作業。



入ってすぐに券売機があります。看板メニューにチャーシュー2枚と味玉半分が別皿で提供される“特製中華蕎麦(1,000円)”に、欲張って“炊き込み御飯(300円)”も。



まず、見た目が美しい。そして、香りからしてとても芳醇な鶏。ふくよかな旨味は丁寧ですが上品すぎず、インパクトは強いが優しい味…という、相反しそうなラインを突き詰めたクオリティの高さ。



麺自体の風味も強く、しなやかながらもっちりで、最後までダレずに程よい食感が楽しめます。メンマの味付けが個人的に好みでコリコリの食感も楽しい。2種類の低温調理チャーシューは柔らかで肉の旨みバッチリ。特に豚は生ハムかローストポークかというくらい凝縮した旨み。全体のバランスが高いレベルで洗練されまとまっています。逆にほうれん草のえぐみが一番後に残ったかも。



炊き込み御飯は、根曲がり筍やきのこが入った土鍋炊き込みご飯に、しらす・梅・枝豆・大葉をトッピング。夏らしい清涼感もあり、さっぱりといただけます。

全体的な構成は「麦一粒」などにも似ているものの方向性が違っていて、どちらが上というわけではなく個性が感じられて非常に面白かったです。後の行列が気になって急いで食べてしまいましたが、今度はピーク終了後にじっくり味わいたいと思います。


長野市南石堂町1266
11:00～14:00頃 (材料なくなり次第閉店)
月曜日定休