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今月の限定は「長野Komachi」誌からの発注メニュー。鯛と貝、いずれかを使ったメニューというオーダーがあり、こちらではハマグリをチョイスしたそうです。



“あっさりハマグリ正油らぁめん(\870)”＋“味玉(\108)”。



鶏清湯をベースにしたスープに、ハマグリの旨味がバッチリ効いています。醤油ダレにもハマグリの出汁を加えているそうで風味豊か。トッピングの岩海苔が磯感をさらに演出します。具材のハマグリは先日の「おおぼし」と比べるとやや小ぶりですが、味付けがなされており、麺を啜りつつ食べるのが楽しい。なにより砂抜き処理がきちんとされていたところも評価ポイント（おおぼしでは若干砂がジャリジャリと…）。焦がしネギがすっきりしたスープにアクセントを与えて、食欲を盛り立ててくれます。お吸い物っぽくなりがちなとこをろ、ちゃんとラーメンに仕立てた印象。



ベースがしっかりしているので全体のまとまりが非常に良く、「鶏支那屋」らしさの出たハマグリラーメンでした。提供は30日まで…もう1度食べておきたいなぁ…。

「ラーメン 原点 穂高店」の居抜きに出来たお店。17日にプレオープンし、本日が本オープンです。営業時間をしっかりチェックしないまま10:55に到着。玄関脇に営業時間が書かれているのですが「仕込み中」の看板をその前に立てているので見えず…この時点で客目線ではないなと。その看板の奥を覗こうと思ったところスタッフが気付いてオープン。11時開店の1番乗りとなりました。



カウンター席とテーブルが複数。厨房には男性2人、フロアは女性2人と4人体制。メニュー筆頭の“安曇野らーめん(\810)”をオーダーしてみました。厨房では1人が仕込みをしながら麺を茹ではじめ、もう1人の「店長」と呼ばれる人がスープの準備をしています。隣のレジではフロアの女性がレジ操作を確認中。

麺の茹で時間は2分。タイマーが鳴って麺を上げますが、器にはまだスープが張られていません。20秒ほど待ったところで麺をもう1度茹で麺器に入れ、スープが入ったところで再度湯切りしてから麺を投入。そこから盛り付けなのですが、画像の通りトッピングが豊富な分手間がかかるようで1分近くかかっていたように思います。慣れていないとはいえ段取り悪すぎ。案の定スープは若干ぬるめ。



見た目は豪華ですね。チャーシューやメンマといった定番具材に加え、安曇野らしさを出しているのが特産である玉葱と山葵。この玉葱が生のスライスで、結構たっぷり入っています。食感は良いのですが流石に辛さが強すぎて肝心の麺とスープの味が全く分かりません。そこへ更に山葵の風味が加わってカオス。辛味は山葵に任せ、生玉葱は火を通して甘みを出しつつスープが冷める原因も減らすなど考えても良いのではないかと思います。ちなみにお店を出た後もずっと口の中は玉葱の味でした。



そのうち2人目が来店し“安曇野みそらーめん”を注文したのですが、そちらの様子を見ていたら先に器にスープを準備し、それから2分間麺を茹で始めました。盛り付けも同様に時間をかけています…やっぱりぬるいんだろうな。それと、静かな店内に厨房から大音量の着信音が響き、若い男性スタッフが通話しながら作業をしていました。本来は店内にBGMが流れるようですが、この日は機械が不良（スタッフ同士の会話が丸聞こえ）だったらしく余計に目立ちました。

あのキャパで4人体制、しかもこの状態はピーク時は厳しそうという印象。色々酷評しましたが、今後への期待も込めて…

安曇野市穂高北穂高2320-2
平日…11:00～15:00、17:00～22:00
土日祝…11:00～22:00
（定休日不明）

[2018.5.11追記]
お店がリニューアルし、メニューや営業時間が変更されました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2009763/blog/41466968/