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正午前でしたがカウンター10席はほぼいっぱい。こちらは真鯛を使ったラーメンの専門店とのこと。限定で提供したお店はいくつかありますが、レギュラーで出すお店は珍しいですね。

何はともあれ筆頭の“真鯛らぁめん 塩(880円)”と、ご飯物から“三種の朝〆真鯛丼ミニ(450円)”をオーダー。

澄んだスープは特有のアラ感を生臭い一歩手前で残した鮮魚系。上品さもありますが荒々しさも出ているので苦手な人もいるかも。塩角は丸みがあり全体の印象は優しめです。柚子皮が程よくアシスト。

細縮れ麺は意外と硬めでもっちり。チャーシューも鯛の切り身。スープで熱が入り、次第に表面が白くなっていきます。ホロリとした食感になって美味。




丼は、ミニながらなかなかのボリューム。




並べるとこんなサイズ感です。

刺身・炙り・煮たものと鯛三昧。卓上の刺身醤油をかけていただきます。甘みのある刺身醤油にワサビや大葉などのアクセントが効いてこれまた美味。むしろこれのレギュラーだけ食べに来たくなります。ユッケバージョンも気になってしまいます。

悩んだ末に、“真鯛つけ麺(950円)”を追加オーダー。麺量は1.5玉。昆布水の粘り気が強くて驚かされます。「まずは麺と塩で」と促されました。塩ダレの素と同じかは不明ですが、この塩自体が丸みのある味わい。その雰囲気などから「やす葉」を彷彿とさせます。

つけ汁はこちらもアラっぽさを出したものでタレは醤油。醤油の旨みがふくよかで、ちょっと煮付けっぽさも感じさせる個性的な味。スープ割りに昆布水をつけ汁に入れると、その熱で粘り気が更に増して「片栗粉！？」と驚くレベルのとろみが出ます。

らぁめんもつけ麺もトッピングが少なく見た目がやや寂しいですが、価格を考えたら十分満足。昼営業のみですが、追加トッピングのつくねも楽しみなので再訪したいと思います。

【2019.7.25追記】
ご飯物メニューが変更されていました。


【2019.9.18追記】
麺メニューも頻繁に変化し、価格も上下しているという話です。追って確認したいと思います。ご了承ください。

【2019.10.4追記】
現状のメニューを載せた記事追加

【2020.1.17】
2度目のリニューアルオープンとなりました。メニュー等の詳細は関連情報URLでご確認ください。







【2020.6.8】
経営者から閉店が発表されました。


松本市元町２丁目６−８
11:00～15:30
火曜日定休

関連情報URL : https://twitter.com/oiranoitizuna