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7万キロのゾロ目が撮れたので記録。
地球を１周してまた3/4周、ですね(笑)。

※現在、掲載時とメニューが大きく変わっています。下記追記参照。

残念ながら閉店してしまった「きら家」の跡に今週8日(月)オープンした「おいらの一途な一杯」。松本駅前の居酒屋「晩夏」の系列とのことです。

大町市の中心市街地に本日オープンした「北アルプスブルワリー」。



クラフトビールの醸造所兼ビアパブです。銀行や商工会議所の目の前という中心部にありながら、長年更地だった場所。平成17年に11棟を焼く火災があり、一部は再建したものの残りは15年近く空き地のままでした。そこに「大町の美味しい水でクラフトビールを造りたい」という人たちが名乗りを上げて出来たお店です。

4月1日オープンのラーメン店。



「長野市芸術館」のすぐ裏手です。店主は「阿吽」から独立された方だとか。





初訪でしたが8月31日までの期間限定で“つけ麺(850円)”が供されていたのでオーダー。



中太でやや平打ちの麺はレギュラーと同じだとか。まず麺だけ食べてみて、くっつかないように煮干し油でコーティングされているのに気付きます。つけ汁に浸ければ徐々に旨みが加わります。最近は昆布水などに浸すのも見かけますが、味も薄まらないという点で１つの良いアイデアかと。250gというのはなかなかのボリューム。

つけ汁は濃厚中華そばの魚介鶏白湯。節が優しく香ります。粘度は低くさらりとしていて僅かにピリリ。シャバシャバしていそうで物足りなさはなく、卓上の一味を足しても動じない芯がしっかりした印象。暑かったのでつけ麺でしたが、レギュラーにも期待が高まります。定休日が特徴的なので注意。




長野市鶴賀緑町1716-5
11:00～14:00LO、17:00～19:30LO(スープが終わり次第閉店)
土曜日夜、日曜祝日定休

5月1日オープンの話題のラーメン店。







長野駅からほど近い場所に出来た「麒麟児」分店です。正午前でしたが到着時には6人待ち。15分ほどで入店。店内はL字のカウンターのみで8席。小ぢんまりとした居酒屋か寿司店の趣です。厨房には店主の星さんが黙々と作業。



入ってすぐに券売機があります。看板メニューにチャーシュー2枚と味玉半分が別皿で提供される“特製中華蕎麦(1,000円)”に、欲張って“炊き込み御飯(300円)”も。



まず、見た目が美しい。そして、香りからしてとても芳醇な鶏。ふくよかな旨味は丁寧ですが上品すぎず、インパクトは強いが優しい味…という、相反しそうなラインを突き詰めたクオリティの高さ。



麺自体の風味も強く、しなやかながらもっちりで、最後までダレずに程よい食感が楽しめます。メンマの味付けが個人的に好みでコリコリの食感も楽しい。2種類の低温調理チャーシューは柔らかで肉の旨みバッチリ。特に豚は生ハムかローストポークかというくらい凝縮した旨み。全体のバランスが高いレベルで洗練されまとまっています。逆にほうれん草のえぐみが一番後に残ったかも。



炊き込み御飯は、根曲がり筍やきのこが入った土鍋炊き込みご飯に、しらす・梅・枝豆・大葉をトッピング。夏らしい清涼感もあり、さっぱりといただけます。

全体的な構成は「麦一粒」などにも似ているものの方向性が違っていて、どちらが上というわけではなく個性が感じられて非常に面白かったです。後の行列が気になって急いで食べてしまいましたが、今度はピーク終了後にじっくり味わいたいと思います。


長野市南石堂町1266
11:00～14:00頃 (材料なくなり次第閉店)
月曜日定休