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去年14年ぶりに復活した「信州ラーメン博」が、今年も9/12～9/23に開催。



前半・後半、それぞれ6つの店（団体含む）が特別な一杯を提供。前半初日の夜に訪れました。



入口のテントで共通チケットを購入し、各ブースでラーメンと引き換えます。



はじめに向かったのは「松本ラーメン団」。寸八・燕黒・しろがね・おおぼしの合同チームです。



各ブース、追加トッピングを用意。



今年最初の一杯は”ニボトン四重奏(1,000円)”です。

前述の4店舗のスープを合わせたという、イベントならではのメニュー。



初日はやり過ぎなほど煮干し強めになったため、2日目から若干調整を加えると「燕黒」店主の晴さん談。逆にこんな濃厚な煮干しは今後食べられないかと思うと感慨深い。ガツンと来る煮干し優勢の濃厚豚骨に三森製麺のモチモチ麺。黒胡椒のアクセントがマッチ。



イベント終了時刻の20時までもう少し時間があったので2杯目へ。選んだのはビジュアルに惹かれた「肉そば けいすけ」。



トッピングの準備もバッチリ。



いただいたのは“極上 肉そば(1,000円)”です。

塩カドを立たせたキレのあるスープを、背脂の甘みとネギの風味が適度に中和。店名で謳う通り、麺が見えないほど表面を覆うチャーシューが圧巻。



カッチリ食感で味付けはあっさり。ほぼ丸い断面の麺はシコシコとしたもの。メンマの味付けが個人的に好み。

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前半2回目は9/15に参戦。



小雨が降る中、多くの人が並んでいらっしゃいます。



この日も共通チケットを2枚購入。



一杯目に選んだのは「くじら食堂」。「麺や 七彩」出身の方の店です。



追加トッピングはご覧の通り。



いただいたのは”ふわトロチャーシューの塩とんこつらーめん(1,000円)”です。

サラリとしながらも旨みが乗った豚骨スープに丸い塩ダレの組み合わせは、奇をてらわず食べやすい味。朝ラーや呑みの〆でも通用しそう。



麺箱には「横沢麺業」の文字。麺は細めでちょっとやわらか。逆にチャーシューは“ふわトロ”というにはややかための印象でした。



次は舞妓さんがお出迎えする「祇園らぁ～めん 京(みやこ)」へ。



長野初出店ということもあり、悪天候でしたが列がずっと途切れませんでした。



トッピングはコスパ良さそう。



とはいえ今回もノーマルの”京都 鶏そば(1,000円)”をいただきます。



甘みが強くぽったりとしながら重さのない上品な鶏白湯。鶏チャーシューは臭みもパサパサ感もなく美味。存在感のあるトッピングの筍が良い箸休め。こちらも細麺ながら程よい食感で最後までダレず。人気も納得。


前半では4杯いただくことができました。後半の模様は改めてアップいたします。


〈第1幕 9月12日(木)～16日(月･祝)〉
・肉そば けいすけ
・祇園らぁ～めん京
・くじら食堂
・ど･みそ
・吉祥寺 武蔵家
・松本ラーメン団

近くの別のお店に向かったところ、営業開始時間が遅れるという貼り紙があったため移動。タイミング良く目の前の駐車場が空いたためこちらへ。



去年6月以来です。入り口の左上には前回は無かった監視カメラが。





基本メニューの“中華そば”3種は900円に、各種“裏ぁ麺”は1,000円に、それぞれ100円ずつアップ。



今回はセットメニューの中から“雷紋セット（双喜紋＋半雷飯）(1,300円)”を選んでみました。



ラーメンは鶏と煮干しをブレンドさせたスープ。全面に出るのはクリアで旨みの強い鶏で、煮干し感はかなり穏やか。



もっと煮干しを感じたかったので、覚えていたら次回は“煮干し強め”にしたいと思います(笑)。



サイコロ状に大きくカットされた炙りチャーシューが乗る“雷飯”のハーフサイズ版。生姜が効いてしつこくないのでラーメンとも好相性。ボリューム感もちょうどいいですね。

人気店で正午近くは混雑しますが、提供スピードの早さは相変わらず驚くレベルです。

何度かトライしていましたが満車や臨時休業などでなかなかタイミングが合わず、ようやく訪店。ちなみに駐車場は難易度ベリーハードです。



店名は「喜美」と書いて「よしよし」。



玄関で靴を脱いでお店の中へ。



椅子席は長机で12席。小上がりは2卓あります。



「餃子屋」ということでメニュー筆頭は餃子。いろいろバリエーションがありますが、周りでは”トマト餃子”を頼む方が複数。



一品料理やアルコール類も充実。



せっかくなので餃子が付いた“ラーメン餃子セット(1,050円)”を注文してみました。



ラーメンはチャーシューとネギ、それにワカメとシンプル。



動物系の油多めのスープにやわらかくモチッとした麺。昭和の出前の中華そばを思い起こしました。



ぷっくりと丸みのある餃子は6個で提供。



モチモチの皮にジューシーな餡がたっぷり。小籠包のように噛むと汁が飛び出るほど。

セットメニューはラーメンの変更ができないのですが、餃子もほかの味を試してみたいので次回は単品の組み合わせでいただければと。


松川村５７７０−１７
11:00～14:00、17:00～21:00
月曜日定休

仕事の合間、目当てのお店が臨時休業だったので最寄りのこちらへ。店内はほぼ満席。



ちなみに…お隣の超有名店も覗いてみましたが、10人ほどが待っていたため時間の都合で断念。



1年ぶりなので基本メニューで、ちょっとリッチに“豚骨ラーメン 小 肉増し(980円)”にしてみました。仕事の途中なのでニンニクは少なめで。



麺はやっぱりワシワシというより“コワい(方言)”。タレ薄めという印象は変わらずですが、味調整用のタレはあるのでその点は問題なし。

麺上げを行う店主らしき方のTシャツからチラチラ覗く腕のタトゥーが相変わらず気になってしまいます。

去年の同じ時期に登場していた限定の”氷製スイカラーメン”。今年も食べたかったのですが「もう提供は終わっただろうな…」と、“つけ麺”モードで訪れました。



しかし玄関を入るとスイカのメニューが。聞くと「まだあります」ということで飛びつきました(笑)









待っている間にレギュラーメニューをチェック。



やってきました“氷製信州スイカラーメン(1,300円)”です。自家製ハムのサラダ付き。



今年は全国ネットを含め複数のテレビ番組で取り上げられていましたね。



スイカシャーベットの中から黄粉入りのもち姫麺。スイカの甘みと黄粉の風味は、ラーメンではなく完全にスイーツ。



こちらは塩糀＋甘酒＋生クリームのつけ汁。



つけ麺スタイルでいただくと、クリームチーズを思わせる程よい塩気と、浸した際に混ざり合うスイカの甘みが不思議とマッチ。



2年連続でシーズン最終日にいただくことができてラッキーでした。