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10/24まで提供の限定をいただきに。



川中島の本店はほぼ2年ぶりです。



提供するのは丸長インスパイア。情報誌「長野Komachi」2024年11月号とのコラボ企画です。



ノーマルでも良かったのですが、せっかくなのでチャーシューが豪快に乗った“チャーざる中華（並）(1,500円)”を。



まず目を引くのは厚さ1cmはあるチャーシュー5枚。中心部はほんのりピンクでホロリとやわらか。



甘辛さと酸味、それに節の旨みが積み重なるつけ汁にも刻みチャーシューやメンマがたっぷり。



麺はツルリと艷やか。絡みは程々ですが、カッチリモッチリでアルデンテのパスタのよう。



スープ割りもいただきましたが「NIRVANA」からの連食だったこともあり最後の一口だけ飲み干せず無念…お腹を空かせてチャーシュー＆メンマバージョンをいただければ最幸だったかも。

「拉麺 阿吽＠長野市若里」店主がスナックの居抜きに2023/12/6にオープンさせた新業態店。



小麦の魅力や可能性を発信するとともに、いわゆる「1,000円の壁」などの固定概念を壊そうと立ち上げ、当初は事前予約制という形で営業をスタート。今年3月に一旦休業したあと、7/6にメニュー刷新や予約制を撤廃するなどのリニューアルを経て再開しました。



隠れ家感のあるウエイトスペース。



カウンター8席のみで、バーのような雰囲気でいただく新しいスタイルのお店。高級感があり、ほかに来店客がいなかったこともあってちょっぴり緊張感(笑)。



リニューアル後は複数ある麺メニューの中から、2種、2種＋デザート、3種＋デザートのセットをチョイスできる仕様に。

せっかくの機会なので3種＋デザートのフルコース、“NIRVANA Set VIP(2,800円)”をいただきます。



メニュー表の順に出てくると思っていましたが、はじめに出されたのは“極上坦々SOBA”。 ※表記ママ



一品一品の麺量は少なめで、こちらは約80g。カチッとした食感の麺の上にはニンジンとパイナップルの辣油をトッピング。そして肉味噌ではなく黒毛和牛のサーロインが添えられています。



食べ終える頃合いをみながら出された二品目は“極上つけSOBA”。



もち性の特徴を持つ品種の小麦粉「もち姫」を使った麺で、量は約90g。つけ汁は豚骨・鶏・帆立の白湯スープで、麺を浸すと表面に浮かぶハーブオイルがまとわります。



三品目は“極上塩SOBA”。



使われているのは「古代スペルト小麦」というもので、麺量は約100g。



ザラリとした舌触りの全粒粉麺で、風味が強く雰囲気は蕎麦に近い印象。至極あっさりの繊細なスープなので、麺の印象が一層引き立ちます。



トッピングは別皿で提供。手前からちりめん山椒、藁焼き焼豚、岩海苔、九条ネギ＆レモン。初手はちりめん山椒を入れてみましたが、山椒の風味がパッと伝わってきます。ほかのトッピングも少しずつ加えながら、味の変化を楽しみます。



最後は“極上小麦デザートプレート”。ドリンクはアイスコーヒーを選びました。



すっきりとしたアイスにシナモンを纏った餅など、どれも小麦が主体とは思えないバリエーション。



ここまで絶賛したあとで言うのが憚られるのですが、こちらの「NIRVANA」は人手不足などのため残念ながら10/27で閉店されると発表がありました。旧知の岩井店主にとっては無念かと思われますが、「拉麺 阿吽」もテコ入れを図るということですので今後の展開も注視していきたいと思います。


長野市鶴賀緑町２２１２−２１
11:00～14:30（14:00L.O.）
月曜日定休

函館ラストはJR函館駅から徒歩5分ほどの行列ができる人気店へ。



地元・函館市の居酒屋店主とタクシー運転手に美味しいラーメン店を聞いて、両氏から名前が挙がったのが「滋養軒」です。



11:30開店ですが、10:45に到着したらこの行列。



待っていると30分前倒しの11時に暖簾がかかりました。





2巡目3組目で店内へ。小ぢんまりとした店内で、中にもウエイト席がありました。



筆頭はやはり塩ラーメン。



五目やタンメンなどはシールで隠され休止中のようです



いただいたのは“チャーシューメン（塩）(800円)”と、



“チャーハン(650円)”です。



朝からがっつり(笑)。



前日までの2杯と比べても段違いの透明度。それでいながら旨みとキレのあるシャープなスープ。



後半になるにつれ塩分も強く感じます。函館でいただいた3杯の中では一番好み。



食べ終えてお店を出たのは正午前でしたが、行列はさらに伸びていました。




北海道函館市松風町７−１２
11:30～14:00
火・水曜日定休

「湯の川温泉」の一角にある老舗店へ。



古い貨車を改装して店舗にした、青い外装のユニークなラーメン店です。



私は“鉄分少なめ”なので詳細は分かりませんが、国鉄時代の車両だとか。



入り口のメニューが書かれた看板も雰囲気を盛り立てます。1.5ヶ、2ヶとある急行と特急は、それぞれ麺の量（玉）なのだとか。





高齢のご夫婦2人で経営。店内は鉄道関連の部品などが所狭し並びます。



有名人のサインが直接書かれていて、ナインティナインの矢部浩之さんの奥様で元TBSアナウンサー・青木裕子さんの横には、過去に放送されていた信越放送のローカル情報番組「マジテレ！」で訪れたアナウンサーのサインも発見。



いただいたのは“普通ラーメン 塩(590円)”と…



“チャーハン(690円)”です。

実は急行と特急の違いをトッピングの違い（特製的な）と勘違いしていて、注文時に特急と言ったのですが普通盛りが提供されました。あとで麺量の違いだったことに気づいて結果的にセーフ(笑)。



結構塩辛いスープで、揚げた背脂（焦がし背脂）の香ばしさが特徴的です。「まるなかや＠朝日村」の背脂を揚げたものを彷彿とさせます。



ラーメンもおいしかったのですが、それ以上にチャーハンが絶品でした。


北海道函館市湯川町１丁目２６−２２
10:00～15:00
火曜日・水曜日定休

仕事のため北海道函館市へ出張してきました。



函館市のラーメンといえば、透明度の高いスープが特徴の塩ラーメン。



まずは宿泊した施設から徒歩圏内にあったラーメン店を訪ねました。



「函館市企業局」がある建物に入るお店。





“がごめ”や“ブラックカリー”など、あまり目にしないメニューが並びます。ランチセットが充実。



注文は紙に数量を書いて手渡すスタイル。



いただいたのは“函館塩ラーメン(780円)”です。



出汁感が強く塩味はまろやかな透明度の高いスープ。弾けるようなパッツリ多加水麺に、キクラゲ・メンマ・ネギ、いずれも食感の主張がはっきりなのが独特。厚めのチャーシューに玉子が半分入って780円というのはリーズナブル。


北海道函館市末広町５−１４
11:00～14:30、17:30～20:00（各15分前L.O.）
月曜日・第1第3日曜日定休 ※夜の部は不定休