
さて、モニターレポーター?に選んでいただいたことですので、約束は守らないと!!
とある輩ならブッチするんでしょね、きっと(笑)
さて、ワタクシの場合、都合最低でも2回に分けさせていただきます。
と言う事で今回は1回目となる訳ですが、内容的にはルックスチェック?です!!
どんなカワイコちゃんなのか?はたまたナイスバディーな?ぃやいゃ悩ましいぐらいグラマラスな?・・・・ってなカンジのチェックですね!?(嘘)
それではいくつかの項目に分けてイキたいと思いまする♪
【梱包・内容物】

見てまんまの
「無駄無くカッコイイ」と言ったカンジですね。

付属品として一般的にインシュロックやタイラップと呼ばれる結束材が4本同梱されています。これは安価な物にありがちな耐久性に難がある乳白色ではなく黒色です。また角度調整に用いるL型のレンチと、特に紛失し易いであろうイモネジが2個付属しているのはとても好感が持てます。イモネジその物もですが、これだけ小さいと先ずホームエンターに在庫しているのは稀だと思われます。
次に緩衝材ですが、ありきたりな素材かと思うもそのカットレイアウトはよく考えられているなと感じました。
在庫としての保管時や配送時の梱包外形3辺合計の関係でしょうか、かなりタイトにまとめられているのが多い気がしますが、こちらの梱包はコンパクトといった印象です。ケーブルに過度の曲がりやストレスを与えない、また電源回路部分であろうコントローラー部分も配送時の振動や衝撃で暴れ難い状態で収まってると思います。

説明書が中蓋的な意味合いを持つのでしょうか、、、寸法的にはほぼ梱包と一緒で中で暴れ難い状態です。その証拠に一切の折れやシワがありませんでした。また先程「コントローラー部分も配送時の振動や衝撃で暴れ難い状態」と記しましたが、コントローラー等が説明書と接触したら出来たであろう傷も確認できませんでした。
説明書はほぼA5サイズなところから、A3サイズからカットおよび折り込んで作り、極力カット端材が出ない様になってるのではと思います。
梱包材と説明書を連携させる、、、ここまで意図して設計やパッケージングされたかは分かりませんが、そうでないとしたらそれこそ機能を突き詰めた上での本当の機能美ではと私的に思います。
梱包項目の最後として、ユーザーは製品として使わないだけにスルーされがちな部分ですが、お世辞抜きに手を止めて
「ほう」と感心させられた部分であったことを忘れないでおきたいところです。
【外観】

シルエットとしては正直ありきたりと言いますか、ファンレスとしてオーソドックスなスタイルです。ただ個人的にはグラファイト的な、、、色合いは異なりますが、拳銃の様な鈍い光沢を放つこの仕上げは気に入ってます。カプラー分部やケーブルブッシングを見ていくと、基本に忠実だと言わざるを得ません。コントローラー部分は樹脂製で放熱の為であろうスリットが設けてあるのですが、放熱の為ならば覆っている樹脂の部分は無い方が良い気がします。ところがこのLEDユニット単体としてでなく、車の部品として装着した状態で考えてみると、エンジンルームの熱気を逆に直接吸収させないと思えば納得の構造だとも思いました。一製品としての見方だけでは窺い知れない、装着して機能している時がこの製品の完成形なのだと思わされる一面でした。
褒めてばかりの様ですが、そうではないこともしっかりと述べさせていただきます。

ケーブルの一部分にタグがあり、QRコードが配されていることには今時だなとほくそ笑むも、
イザ読み込んでみるとフェイスブック、、、ワタクシはフェイスブックはやっていません、、、かなり個人的な意見ですが、HPや取説サイトへの誘導であって欲しかった期待を裏切られました。
バルブ形式他テキストのみ。これはトレーサビリティ用でしょうか、どちらかと言えばメーカー側の為の内容かと予想します。具体的な案を思いつきませんが、ユーザー側にもっと有益な情報が表示されたらとは思います。
他にもあります。

画像の中の赤色中心点線を基準に見てもらえば一目瞭然ですが、発光素子がセンターからズレています。正直、ワタクシの中ではかなりのマイナスです。

発光素子の周りにリフレクター的なカバー?があるのですが、コレがビスで固定されています。このビスの位置と言いますか面や方向と言えば良いのでしょうか、左右同一ではなく
シンメトリカルとして頂きたかった
ですね。車両に装着時、ビス部分が目立ちにくい内側や下側に左右とも配置される様にセットしたいものです。この部分は設計的な領域よりも、製造や梱包時に対応できる部分だと思います。手間がかかるのでコストアップの要因ともなるでしょう。ならばと、このリフレクター的なカバー部は恐らく容易に外せて組み替えられると思うので、ユーザー側で調整しようとするも、説明書に記載がないので保障外となる可能性が残ります。
しかしながらこの辺りは恐らく今後何かの形で応えてくれそうな気がする、要はユーザーの声に応えてくれるであろう期待を持てるメーカーなのではと、やはり良い印象は変わりません。
【素質】
素質と記しましたが、ボキャブラリーに乏しいワタクシの表現でしかありません。単に寸法等からくる、その製品の精度やポテンシャルを覗ってみた内容です。
ここでは基準となる純正と言いますか規格品であるHB4のハロゲンバルブも用いた比較です。
単に明るく発光するだけでは公道で使用するに値しない訳で、そこは法的な面はじめ様々なルールや物理的な面で守るべきところがあります。そのひとつが発光位置だと思っています。
この発光位置が基準となるハロゲンと同等でないと、反射させるリフレクターに正しく照射出来ずに対向車に眩しいばかりか自身の視界確保にもマイナスとなる要因になるかと。
そこで並べて比較してみました、、、

の図で、方眼は1センチ。
左から基準となる純正のハロゲン、真ん中が現在使用しているLED、右端が今回モニター当選したfcl.の新型LEDです。位置合わせは灯体との最大接触面である赤の実線部分を揃えました。結果、どちらのLEDも基準となるハロゲンフィラメント(発光部分)の位置である赤色破線内に収まっており、同等と言えるかと。細かく言えば、発光素子部分が球体である真ん中のLEDより、fcl.の新型LEDの方がよりハロゲンに近い形状なのが確認できます。
さて、長々ダラダラと記してしまいましたが、ここからは机上と言えど実測および比較実験です。車両へ装備した状態で本来実施するべきなのでしょうが、それは限られた時間、何より安全面から厳しいです。
しかし机上と言えど、比較対象があれば参考度合いも変わると思います。実験にて調べるは3項目で、電流値、発熱具合、擬似的ですが光の強さ具合。電流値とコントローラー部分での発熱具合を同時に実験実測します。

実験時の室温は26.4℃。

特に明確な基準となる測定時間はないのですが、電流値的には十分安定したであろう点灯後10分後で測定することに。発熱温度に関しては同等時間での比較が出来れば良いかな位の考えです。
結果、明確な差が出ましたね。現在装着しているLEDはファン付き故か、【fcl.】新型LEDヘッドライトの1.5倍ほど電流が流れ、発熱具合も傾向は同じで1.6倍ほど。但し現在装着しているLEDはコントローラーのケースそのものがヒートシンクを担っており、対する【fcl.】新型LEDヘッドライトのコントローラーのケースは保護を目的としているであろうことから、この温度の値のみにて判断するのは少し違うことを付け加えておきます、実験実測しておきながらなんですが。
残る1項目の光の強さ具合にどう表れるのか楽しみなところです。
光の強さ具合に関しては測定する機器が無いので、視覚的および光に関するセンサーだらけの機械を用いたいと思います、、、そう、デジタルカメラですね。
以前行った実験に同様です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/201214/blog/24990417/

この様に並べた状態に、

タオルを被せます。
LEDとはいえ発熱しますので、短時間で終わらせる必要があります。この状態で点灯させて肉眼およびデジカメ用いた撮影で比較する訳です。

結果、肉眼とデジカメ共に、現在装着しているLEDの方が勝っていることが確認できました。ちょっと残念な結果ですが、ヘッドライトユニットに装着している状態では答えが変わる可能性もあります。
とは言え、今回は残念ながら実験および作業時間を確保できずここまでです。
さて、次のレポでは車両に装着した上での内容になります。中身が濃い訳でもないのにダラダラと長いレポとなり恥ずかしい限りです。
しかしながらメーカーのfclさんはじめ皆様の参考に少しでもなれば幸いです。
つづく