あやうく詐欺られるところだった？？　アリババドットコムで買い物

ECOSPORTは中国でも生産・販売しているためか、関連パーツのネット出品がすごくたくさんあります。
そこで、パーツを中国最大のB2B商取引サイトである「Alibaba.com（アリババ・ドットコム）」で調達してみることにしました。


今までAlfaromeoやAUDIやBMWのパーツをeBayで売ったり買ったりしたことはあるのですが、Alibaba.comの安さが段違いなので、一度チャレンジしてみることにしました。

他の中国のネット売買サイトとしては、Alibaba.comとIDを共有している「Aliexpress」がありますが、こちらはYahooショッピングや楽天市場のような完全個人向け販売サイトなので、価格も決まっていますし、1個から買えるのが普通です。エコスポーツ関連部品でいえばeBayよりもずっと安く販売しています。

Aliexpressと比べて、Alibaba.comは企業向けなので、購入数量をはじめとする取引条件によって購入単価が変動します。ですので、うまくやればAliexpressよりもさらに安く買うことも可能です。

先日、ある商品のサプライヤーに対して、１個だけ買う条件で価格問い合わせを行いました。返ってきた答えはAliexpressよりは少し安い程度でした。
しかし、その後、頼んでもいない業者からわらわらと営業活動のメールが届くではありませんか。
その中には、eBayでの販売価格の1/10以下のサプライヤーもいました。

これはすごい！と小躍りし、早速海外送金の勉強を始めたところでふと思ったのは・・・
１．なぜ見積もり依頼した業者以外から勝手にOfferが来るのか？
２．ちょっと安すぎないか？ある業者は日本までの送料がDHLで$13USDと言っているが、これは有りえないのでは？
３．なぜ同じ商品にこれほど多くのサプライヤーが存在するのか？

１．は見積もり依頼の情報を他者には開示しない、といったセキュリティをかけていないためありえるとしても、２．３．は何かおかしい。

ということで、その「見積もりを頼んでいない」業者のAlibaba.com内での企業紹介のページを見てみました。


右上に「Gold Supplier」という表記があります。Alibaba.comが認証しているから少しは信用できるのでは、と思う一方、「1年で認証が取れるって言うのはどうなのよ」という疑念もあり、そこで別の方法でも信用度を確認することにしました。

企業紹介ページやメールアドレスから「企業ドメイン」が判っています。
hitachi.co.jp とかそういうやつです。
それを使って、「SCAMADVISER.com」　でドメインの信用度を見てみます。

画面上部の入力欄に検査対象のドメインを記入し、Enterを押すと・・・


なんと、超怪しい　という判断結果が！！
そしてそのドメインの詳細を見ると・・・


まだ６日しか経っていないドメインとなっています。
これはアカン！詐欺決定です！！
どうもゴールドサプライヤー認証は金さえ出せば簡単に取れるようなので、信用ならないですね・・・

これに懲りて、Alibaba.comでの買い物は止める・・・はずも無く、もうちょっとリスクを減らす形でチャレンジするつもりです。

続く！