
さて土曜日に行って来ました、絶景を見る為に。 結果を先に報告してしまうと『空振り』に終わりました。
それでも目的地までの行き帰りのワインディングを楽しんだのでとても満足しました。
ルート表示は高速を降りてから帰りに上がるまでです。
出発前にRR号にドリンク剤を与えて出発しました。
300ccの半分を投入。 少し濃いめかな?
午前6時30分に外環道三郷西ICからスタート。 まだ空は雲に覆われています。
A〜B区間 関越道駒寄PAに1時間ジャストで到着しました。 途中から空は見事に晴れ渡りました。
ここまで131Kmだけどアベレージスピードが? きっと計算違いでしょう。
スマートICから一般道で榛名湖に向います。
B地点まで 伊香保温泉を過ぎるといよいよ峠道になります。 正面に榛名山が見えています。
ナビで確認。 この先が『頭文字D』に登場する“秋名”の峠です。 バイクでは初走行になります。
劇中の名所“5連ヘアピン”の4つ目まで上がって来ました。 降車して現場検証してみましたが、ここで『溝落し』??? 無理でしょう! 確実にサスが壊れます。 (笑)
その後は緩めのコーナーが続いた後にこの直線。 バトルのスタート地点になります。
まるで北海道のような起伏の有るストレートは珍しい。 やって来るライダーは左手で合図して走り去りました。 ツーリング気分が盛り上がって来ます。
B地点 榛名湖畔の竹久夢二の歌碑近くで休憩。 榛名湖越しの
榛名山。
※ 正面が榛名富士1390mで右奥が相馬山1411m

ここから郷原までの県道28号はノーマークだったのに素晴らしい眺めと路面が最高でした。
撮影を忘れる位に! (笑)
C地点 道の駅草津運動茶屋公園 ここまで郷原から長野原までは退屈な国道145号、292号に入ってからはグングン標高を上げる御機嫌な“日本ロマンチック街道”です。
二輪駐車スペースに懐かしいCB450が停めてあるので覗いているとオーナーさんがやって来ました。
驚いた事に若い女性でしかも“なにわ”ナンバーです。 古いバイクが好きでこのあと『浅間ミーティング』に参加する為に独りで走って来たそうです。 僕も20歳の頃に参加経験が有りますが、最近はその辺の事情に疎くなっていて未だに開催されている事に驚きました。
目的地まではもうすぐ、ニコニコしながらスタートして行きました。 何かほのぼのとします。
D地点 志賀草津高原ルートの日本国道最高地点2172mです。 硫黄の匂いを嗅ぎながら時にまだ残る雪の回廊を通過したりして白根山の山腹をグングンと上がって行きます。
ここはスペースが狭めなので4輪は駐車に苦労していました。 RR号隣のホンダ750CCは夫婦2台で来ていた女性でした。 この後草津温泉で一泊するそうです。
横手山を右手に過ぎると長野県へ入ります。 道路脇にはスキーゲレンデが有り、大勢のスキーヤーが滑っていました。 まだ滑れるんですねー。
この辺からは左手に風景が広がって来ます。 北信五岳越しに北アルプスが見えています。
気圧の為? ドリンク剤が濃い目の為? 上り坂で低回転のワイドオープンするとRR号のエンジンがぐずります。
D〜E区間 熊の湯スキー場先から県道66号で山田牧場を経て351号で高山村までは狭めの山岳ルート。
所々の雪解け水に注意しながら下山して行く感じです。 左の山頂下に先ほどのルートが見えています。
そろそろ残燃料が心配になって来たので高山村で給油。 277Km走行で14.4Lなので19.2Km/LとRR号生涯燃費の記録更新です。
そして僕も経路上の“高山亭高井店“の天ざる蕎麦で燃料の補給おば、蕎麦つゆと天つゆが別々なお店は久しぶりでした。 勿論とても美味美味で大満足。 これも事前調査済の食べログのお陰です。
高山村からの県道112号は万座道路、分岐からは暫く緩やかなRと勾配を進んで行くといよいよつづら折れの峠が始まります。 急勾配と急なRが判るでしょうか?
他所ブログに良く出てくる“一本松ヘアピン” 通り過ぎてしまったので・・・。
引き返してパチリ。 この様なヘアピンの連続で、登りの左コーナーなんかは殆ど止まる様な速度で通過します。 先の給油時に添加したドリンク剤を薄め(約75cc)にした為なのか低回転からエンジンはご機嫌です。
F地点 いよいよ今日の最重要目的地への分岐点に到着しました。
“毛無峠” 最近気にしている僕にとって何とも身につまされる名称ですネ。 (笑)
しかしナント通行止め!! 一週間程早すぎた様です。 両脇の段差はRR号では通過はとても無理、CRF号なら勿論、ロードタイヤのAX-1号でもすり抜けられるのに・・・。
迷った挙げ句、高速走行にピントを合わせたのが裏目に出ました。
給油したSSマンに聞いたら「あそこの閉鎖解除は一番後だからナー」の心配が的中しました。
どうしよう?(柵を避ける)か思案中に後ろを振り返ると工事車両横の数人がこちらを見ています。
20分程ねばりましたが諦めました。 この先数キロの県境までは舗装路でもまだ残雪の可能性も有るし、又そこから先は完全なオフロードで次回はCRF号で来る事は確定済なので。
舗装路の終わる場所でも絶景が見られる筈なのに・・・。 残念です!
FからG地点までの画像は無し。 万座峠を過ぎて“万座プリンスホテル”先を右折するとそこからは“万座ハイウェイ”です。 この道、期待に反して眺めはそれ程でも無くも路面状況は素晴らしく、一気に嬬恋村まで走りきってしまいました。 料金¥720は高めかな?
H地点 地蔵峠 田代湖までの退屈な国道144号を左折して県道94号でまた標高を上げて行きます。
途中の湯ノ丸牧場を過ぎてスキー場の所からは長野県へ入るあたりが最高点。
またまたつづら折れで駈け下ります。 この道は通行量が少なく走り易かったけれど、途中に舗装工事中の箇所が有り、RR号で初のオフロード走行をしてしまいました。 ちょっとヒヤヒヤもんです。
I地点 道の駅 雷電くるみの里 浅間サンラインとの交差点を左折してすぐの所で休憩。
先ほどの天ぷらで少し胸焼け状態なのでここはくるみソフトクリームでスッキリと。 (笑)
ここで親戚と待ち合わせして本日の第二目的は完了、帰路をナビにて検索します。
J地点 去年10月に碓氷峠は通っているので今回はコスモス街道で内山峠にまわります。
内山墜道を通過する頃にはかなり標高を下げているので少しムシムシします。
途中の駐車スペースでパチリ。 荒船山 船に例えると船尾にあたる艫岩(ともいわ)が見えています。
K地点 上信越道下仁田IC 退屈な国道254号をダンプカーを先導にパレード(笑)して辿り着きました。
一旦停車して残りの距離と燃料を確認します。 ギリギリなラインなので途中で給油に決定してスタート。
途中の嵐山PA近辺から渋滞が始まり低速走行を余儀なくされました。
そして高坂SAにて給油、242Km走行で11.9Lだったので20.3Km/Lと更に記録更新しました。
意外とやるではないか! RR号。
まだ続く渋滞の為に残りの66Kmを1時間以上かかって午後7時に帰着してリヤタイヤ/ホイールを見ると。
ブレーキキャリパー側のホイールはパッド粉で真っ黒、ドライブチェーン側は昨日のハブダンパー交換時にスプレーしたアマオールが飛散して汚れています。
タイヤの方はエッジ近くのイボがもう少しで無くなる状態まで摩耗していました。
その影響でしょうか? しばらくコーナーはお腹いっぱいです。 (笑)
277Km+242Km+66Km=585Kmの走行で疲れたのともう暗くなってしまったのでお掃除は翌日持ち越しとしました。
今日の午後からの洗車風景。
これで又リヤホイールの塗装が薄れてしまいました。 フェンダー裏のドロ汚れも落してスッキリし、心配したタンクバッグのマグネットによる擦り傷も無かったのでひと安心です。
※ いやー走りに走ったコーナーばかり、それも素晴らしい大自然の中を疾走する喜びは格別ですネ!
返す返すも残念なのは毛無峠・・・次回はcw号に積んだCRF号で近くの湯沢林道とまとめてやっつけてやるつもりです。 【^_^】