NO.1166　ゆっくりお休み！　cwキャリイ号車検

　今回はcwキャリイ号の車検の記録です。
　5000Km超の長旅を走り切ったので疲れているでしょう。
　いつもお世話になっている工場でしっかりと点検してもらいましょう。
　特に「下回りはしっかりと洗って下さいネ」は忘れずに！　(笑)

　勿論Kトラックとして車検を受けるので“荷物”は降さなければなりません。

　前後に角パイプを渡してキャスター付き足場ジャッキを履かせます。
　移動しない場合はそれでOKだけど、今回は本業作業の場所作りの為に移動させるので各脚間にサポートフレームまでセットして切り離します。
　横フレームのフロント側は車体を移動させてからのセットです。


　滅多に見る事が出来ない下面の図。
　フレーム間を埋めるスタイロフォーム下面に貼ったゴムシートと、その隙間をシーリングして有ります。
　この作業によって防水性が高まり、このシェルはある程度の時間なら水に浮くと思います。
　車体上で作業したのでこの光景を見るのは初めてになります。
　苦労してあけた軽量化の為の穴(1040箇所)の一部が写っています。

　それで2日で車検が完了、タイトル画像が引き取り時のものです。
　タイヤはLT規格なので問題無し、ホイールはJWL規格だけれど新規格になりKトラはJWL-Tで無くても良くなりました。
　そしてハミタイ判定も無し。
　LEDヘッドライトも問題無しの健康優良児として戻ってきました。


　おそらく2年後の車検までお蔵入りとなるアオリとトリイを洗っておきます。
　シェルが載ってしまうと出来なくなる荷台の洗浄も忘れません。
　

　洗っただけでは物足りない僕はいつもの癖、荷台とキャビン背面にブリスです。　(笑)
　あ、手前に排水用ホースがニョキッと。


　そしてこれ又、積んでしまうと手が入らなくなってしまうシェルのフロント部分もお手入れしておきました。
　一度水を掛けてからブリスを満遍なく施工します。
　30分もあれば脱着出来るのだからチョイチョイやれヨ！　(笑)

　かねてからやるつもりだった重量測定をしました。

　ジャッキUPして4脚ともに体重計に乗せました。
　前回の旅仕様のままのフル装備に近い状態での計量です。
　一番重い状態で計っておけば以後も安心して運行できるでしょう。


　フロント右　89Kg


　フロント左　86Kg


　リヤ右　95Kg


　リヤ左　108Kg

　と、合計が378Kgとなっています。
　ここから

　キャスター付ジャッキ/フレームが8.8Kg×4=35.2Kg


　サポートフレーム19Kg×2=38Kg


　前後貫通パイプ4.8Kg×2=9.6Kg

　合計が82.8Kgとなり、378Kg-82.8Kg=295.2Kgがシェル重量となります。
　製作時にパーツ毎に合算して認識していた重量より30Kgも重くなっている・・・。
　計算に入れていない細かなパーツ/資材の積み重ねが予想外に重かった様だ。

　つべこべ言っても仕方がないけれど、これではトランポ時には相当の軽量化を行わないと重量オーバーになってしまうので、約50Kg相当の何かを降さないとならないのか・・・。


　旅の出発前にエンジンオイル交換をしたけれど、走行距離が5000Kmを超えているのでまた交換しました。
　重い荷物を積んで高速走行や急坂を登ったりしたシビアコンディションなのでもっと早くしてあげたかったナ。
　かれこれ50年も信者のままでいる“カストロール”教に貢ぎました。(笑)
　前回の交換時にレンチが合わずに痛めてしまったオイルフィルターの事を思い出して、今回適合するレンチも入手しました。
　オイルもフィルターも銘柄中の最高級品をご馳走してあげます。
　
※ cwキャリイ号、これで次の旅までしばしの休息です。