
この回は北海道旅2日目、“道の駅・みやこ”から下北半島の大間崎までの記録になります。
途中に色々と立ち寄りたい場所は数々有れど、この旅本来の目的が北海道なのでかなりはしょってしまいました。
出来るだけ海岸沿いを走行したので内陸部は次の機会へ持ち越しです。
今回の旅は早起きが肝としていたので前夜はノンアルビールの力(有るの?)を借りて早寝しています。(笑) 午後10時だったかナ。
さて2日目は超絶長いですヨ!
書いている自分が飽きる程の長文、お急ぎの方は写真だけでも。(笑)

午前5時のアラームが鳴る前に起床。
吸/排気扇を稼働させていたシェル内の温度は19.8度と丁度良く、入浴時の濡れたタオルも送風口前でカラカラに乾いていました。

登り出した朝日に照らされるcwキャリイ号。
この時は他に5台の車中泊クルマが停まっていました。
トイレがてらに少しお散歩します。

前夜到着時には気がつかなっかた表示。
あそこまで浸水したのかっ!

シェルに戻って朝食を準備します。
今回の旅は早朝出発を念頭に置いていたので、朝食だけは毎回シェル内で賄います。
昼食は移動中に、夕食は入浴時にその施設内でと計画していました。
そこで電子レンジが活躍します。
サブバッテリー残量68%なら余裕で起動出来ます。

流石にIHヒーターはレンジと同時には使えないので時間差でお湯を沸かします。
カセットコンロも装備しているけれれど電力に余裕が無い時用に温存しよう。
停泊中はこのモード、シンクを広げて上部ラックはひっくり返して装着、シンクの空いたスペースにペットボトル等を置き、サイドテーブルも下ろしたままです。

そしてヒジョーに寂しい朝ごはん。(笑)
レンチンした冷凍焼きおにぎりにカップ味噌汁。
せめてもう一品は欲しかったナ。
実は前夜の到着前にコンビニに立ち寄る事を忘れていました。
午前7時前に“道の駅・みやこ”をスタート。
しばらく走行した海岸沿いの下道はそれはもう・・・。
急勾配と急コーナーが連続する、cwキャリイ号にとって受難のロードとなりました。 主に3速レブリミットのままの走行が続くと言う・・・。
頑張れキャリイ!
“道の駅・たろう”で『エンジン労り休憩』後は田老真崎海岸ICから三陸道へ流入して5速巡航で一安心。 極力海沿いを走りたかったけど仕方無し。

途中の立ち寄り地、小袖海岸です。
“朝ドラ”で有名になったから? ま、特にファンでも無い僕が行く位だから?
放映当時より開発された様な・・・。
久慈駅方面から少し海岸沿いを南下するのですが、途中すれ違いが出来ない位の道幅が有ります。
Kトラcw号なら楽勝でしたが普通車だと要注意箇所も有ります。
ここで初登場

ウチのドロ君、DJI Air2Sです。
今年の4月に購入してコソコソと飛行/撮影練習していました。
が、まだDIPS包括申請中だったのでかなり飛行範囲は限られます。

まずはcwキャリイ号を上方からパチリ。

続いて高度を上げて“海女センター”方向へブーン。

潜っていたのはこの辺かな?
それにしてもこの海の色!
最後は

目視出来ない飛行はまだ出来ない(申請待ち)ので可視箇所まで移動し、約1.5Km離れた“つりがね洞”を海上からパチリ。
この時の飛行は小手調的なもので、次の飛行が楽しみです。
勿論動画も撮りましたがどうやったらお見せできるやら・・・。
滞在時間がオーバー気味! 急ぎます。
八戸久慈自動車道を快調に走行して(実はところどころでペースカー化し)八戸フェリーターミナルを無理やり遠回りして通過しながら海岸沿いを走行。
(8年前、ハイエースで乗船出来なかったので見たかった)
途中の三沢でこの旅2回目の給油となりました。
391Km走行して25Lの給油は15.6Km/Lと前回より少し良好な値です。
下北半島を走行しだした頃から感じた路面の状況違い。
国道と言えども段差とウネリが大きい様な・・・。
段差は兎も角、連続して通過するウネリがcwキャリイ号には厄介でした。
1回目〜2回目まではやり過ごすフロントサスですが、それが3回目ともなると堪らずにフルストローク!
その為にフロントタイヤがフェンダータッチしてしまいました。
ハイエースの様なバンプラバーが無いんだよナ。
心配になって降車して確認すると、見事タイヤに縦のグルーブがっ!
しかし、トレッド溝深さよりは浅い傷だったので一安心です。
以後、この点を気をつけねば。

この日の昼食はココ、“道の駅・みさわ”。
特に目当ては無く、経路上だったので立ち寄ります。
ちょっと判りづらく、クネクネっと上がった先に有りました。

比較的古い?、正に食堂って感じの店内で名物なの?“しじみラーメン”をいただきました。
確かに余り見ない大きさのしじみが入っていてダシ濃い目。
でもちょっとコスパ悪し・・・。
この後、陸奥市から太平洋沿いを北上する予定だったけれど、国道279号に通行止め箇所が有り予定変更しました。
陸奥湾沿いを辿りながら大間を目指すので“恐山”はパスに。
トイレ利用のみで立ち寄った“道の駅・わきのさわ”を過ぎたあたりからはワインディングの連続、まるで舗装林道の様。 無理に行かない方が良いかも?
しかし、速度域が低い事も有ってcwキャリイ号は軽快にコーナリングします。
先のフェンダータッチを除けばとても楽しい走行です。
MTで正解! (但しキツイ登りは除く)
太平洋側から陸奥湾沿いに経路を変更したので、立ち寄り地も翌日分から変更を余儀なくされ

やって来ました“仏ヶ浦”。
この旅で絶対に外せない目的地の一つでした。
「ここが日本?」正に絶景です!
日本の“カッパードキア”とか。

「いつかはきっと」と念じていた絶景の内の一つを訪れることが出来ました。
想像していた以上の雄大さに圧倒されます!

勿論、近づいて触れることも出来ますし。
見上げて首を痛める事も出来ます。(笑)

そしてこの海水の色!

観光客(この時数人) に比べてこの巨大さ!
ここでドロ君登場 「さあ、行ってこいっ」

海抜50Mからパチリ。

振り返ってパチリ。
中央少し下が良く撮られる鳥に似た岩かな?

ここは最も大間寄りな場所で、ヒトは近づけません。

上空100Mからのリターンホーム中にパチリ。
中央赤丸に帰還を待つ僕が居ます。
右奥には津軽半島が見えています。
(ウチのドロ君は5.4Kで撮影出来るけれど、今回は2.7Kの設定です。
それでも元画像は驚くほど綺麗なのに、みんカラにUPすると劣化が激しいのです。 何か良い方法はないものか?)
兎に角、絶対に一度は行くことをお勧めします。
こんな景色を見たことが無いっ! 感動しますヨ。
しかし、クマさん/ ハチさんも利用する高低差160mだとかの山道には覚悟が必要です。
特に帰りの登り、年寄りの僕なんて息はゼーゼー、心臓バクバク、汗はダラダラのフラフラ状態でクルマに辿り着きました。 もっと荷物を減らせば良かった。
いや〜、今年来ておいて良かったナ。 来年だったら・・・。(笑)
出来たら足腰に自信が有る内に。
(後で調べたら、近くの港から船で観光出来るそうです)
シェル内で汗拭きして着替えたら先を急ぎます。

大間崎へ急ぐ途中にまた絶景が。
夕日に照らされる“願掛岩”です。
色彩のせい?(歳のせいでしょう)何故か悲しくなっちゃう程の風景でした。
残念ながら日没が近かったのでここではドロ君の出番は無しでした。
しかし、恐るべし下北ロード。 大間への低速ワインディングを快調に飛ばすcwキャリイ号だったけれど、又もやフロントタイヤのフェンダータッチを数回経験します。 どうしてこんなにウネるの?
う〜ん、これは何とかせねばならないナ・・・。

前出の太平洋側国道の通行止めによって、予定していた温泉施設が休業中と知った僕は他をググリましたが入浴可能施設が見当たりません。
崖崩れとコロナにやられた感。
仕方がないので暗くなってから到着した“大間崎テントサイト”に停めたシェル内で汗拭きシートでフキフキしました。 さっき大汗かいたのに・・・。
そして入浴施設で予定していた夕食が緊急用のレトルト食になるとはネ。(笑)
なんかこの日は朝昼晩とショボイ食事が続いちゃいました。
北海道局(の方が近い)のTVを見ながらいつの間にか寝てしまった僕でした。
画像は翌日朝の物。
○この日の接触(会話)者数
昼食時1人
給油時0人(セルフ)
仏ヶ浦2人(登りで激励されちゃいました)
の3人でした。
普段無口な僕でも「あー、しゃべりたいっ」
○立ち寄り道の駅
たろう
みさわ
わきのさわ
計3箇所でした。
※ 走行距離374Km、フェンダータッチ4回のcwキャリイ号お疲れ様。
ついに本州最北端へ辿り着き、明日はいよいよ北の大地だ。
合計走行距離1049Km 【^_-】!