
9月12日はいよいよcw号の向きが本格的に帰り道方向となってしまいました。
“道の駅・阿寒丹頂の里”から一度海岸線へ南下して、数カ所のハイドラチェックポイントを通過しながら“本別”から“帯広”へ。
昼食を摂ったら心残りの有る“幾寅駅”を周って“恵庭市”の宿泊地までの400Km越えのルート記録です。

昨夜到着前から降り出していた雨は朝6時でもまだ止んでいませんでした。
北海道では本格的に雨に降られたのはこの旅では初めてになります。

このレストハウス内に“丹頂の里温泉”が有ります。
ここの駐車場は有料のRVパーク以外は満車状態でした。
阿寒と言っても“阿寒湖”までは40Km以上も離れています。
爺の朝食11

同じ写真を使い回ししても支障がない、変わり映えのしないメニューです。(笑)
さて、気乗りしない雨中走行を始めましょう。

チェックポイントになっている“釧路空港”を通過して、海岸線に出ると最初の道の駅“しらぬか・恋問”にやって来ました。
ここは2年前の通過時に昼食を食べた場所です。 懐かし。

次は予定経路より少し先に足を延ばして向かいましたが、途中からはこの路面! 「ドロドロになっちゃう・・・」

そうしてたどり着いたチェックポイントがココ。
立ち入れない様にロープが張られています。

そして民家?の傍らに“古瀬駅跡”の表示が。
ハイドラさんよ、これじゃ〜民家に迷惑が掛かるのでは?
もうチェックポイント巡りに疲れて来ましたね。

途中ではこんなガスってきて視界不良の中の走行となりました。
危険なのでここからはライト点灯だな。
この頃になると雨は止んできていました。

“白糠IC”から“道東自動車道”使って一区間の“浦幌IC”で降りて到着したのは“道の駅・ステラ★ほんべつ”です。
日本一の豆の町だから? 豆のキャラクターは『元気くん』だそうです。

この道の駅も北海道ではよく見る廃線になった駅を利用しています。
施設内ではしきりにあの朝ドラの映像が流れていて、記念展示等も見受けられました。 このへんでロケしてたかな〜。

“本別IC”から“音更帯広IC”までまた自動車道で時間短縮して到着したの“道の駅・おとふけ なつぞらのふる里”です。

ここでは本格的に朝ドラの知名度にあやかっていました。
隣にに大人気なスイーツ工場“柳月”も有り、販売もされているようです。
が、もう僕は甘いものは控えないと・・・。 (笑)

ここにはロケセットが有り、無料で公開されています。
裏手には広々とした芝生には遊具があったりと、まるで公園の様でした。
と言うか、“なつぞら公園”となっていました。

朝ドラ『なつぞら』のセット内です。

思い出の色々な場面が蘇ってきそうです。
“すずちゃん” 可愛かったナ。

cw号に戻る途中にオブジェをパチリ。
ここのフードコートは評判良く、帯広名物の『豚丼』に誘惑されましたが、ここでは食しません。

道の駅を出発してすぐに給油しています。
458Km走行して32.7Lの給油は14.0Km/Lの燃費でした。
やはり自動車道を走行すると燃費は良くなる様です。
重たい荷物を背負ったcw号は、発進時により多くの燃料を必要としますから。

『帯廣神社』『札内駅』『おびひろ動物園』『帯広駅』の順にチェックポイントを通過して昼食場所に辿り着きました。
ここは“十勝豚丼 いっぴん 帯広本店”です。
先日、僕が候補にしていたお店4店の内、礼文のオジサンにお薦めされたお店です。

到着は午後1時半のお昼時をとうに過ぎた時間でしたが、さすがに人気店です。
10分程の待ち時間の後でカウンター席に案内されました。
なんか色々な注文ができる様だ。 肉/ご飯を増やしたり減らしたり、肉の切り方の大きさだとかも注文できる様です。

僕は何も変化させない『豚丼セット』にしました。¥1210
味噌汁とサラダか梅奴がついてきます。
味噌汁のお椀に取手がついているのは初めて見ました。

いやはや、もう美味しくってビックリです。
ジンギスンや焼肉のたれを製造している“ソラチ”と言う会社が出しているお店です。 そして肉は目の前で備長炭を使った炭火で焼かれます。
その肉厚なお肉はロースですが、脂っこい物が苦手になってしまっている僕でもペロリと食べられてしまいました。 きっと炭火焼きなので余分な脂は落ちているのでしょう。 「肉、大盛りにしとくべきだった・・・」(笑)
礼文のオジさん有難う〜!
満腹になって満足した僕は次の目的地へと向かいました。

ここは“幾寅駅”、別名“幌舞駅”です。 ここも2回目の来訪です。
2021年9月4日

2年前はコロナ事情で駅舎までは入れましたが、映画『鉄道員(ぽっぽや)』の記念展示コーナーへは入れませんでした。

今年は事前情報で解禁されているのが判っていたのでルートに組み込みました。 なんたって、僕は意地っ張りですから。(笑)

では入ってみましょう。
2年前の恨み?を晴らす時が来ました。

この日は地元のボランティアのおば様が丁寧な説明をして回ってくれました。
撮影当時の“健さん”は69歳だったそうで、僕と余り違わなかった事に驚きました。 あの渋さは僕には程遠いナ。

映画で“健さん”が着用していたのとは少し違う様な・・・。
まいいかっ、勿論かぶってみました。
その他に衣装等も展示されています。
実際に着用されたその物だそうですが、やはり大柄な人だった事が判ります。

ホームに出てみました。
映画のラストでは雪が積もったここに“健さん”が倒れていましたね。
そしてもうこの駅に列車はやってこないのです。
来年の春には廃線になるらしいので。

キハと並んだcw号。

車内にも入れました。
映画出演者のサインや名場面の写真が飾られています。

同じ健でも“志村けん”が劇中で暴れた“だるま食堂”とも2ショット。
これで2年前の心残りが解消できました。
もう来ない(来られない)と思うとなんかさびし・・・。

そしてすぐ先の“道の駅・南ふらの”にも立ち寄りました。
2年前は工事中だったので、どんな風になったのか確かめたかったのです。
すごく綺麗な建物が増設されていました。

次は“かなやま湖”沿いを走行すると案内表示が出てくる“金山ダムもチェックポイント”だったので立ち寄りました。
ここは道道で通過してもチェックされないので脇道へそれてやって来ました。

このダムによって出来た“かなやま湖”には幻の魚と言われる『イトウ』が棲むそうです。

高さ57mで北海道ではここだけの中空重力式コンクリートダムだそうです。

予定していた本日のお風呂は“湯の沢温泉 森の四季”ですが、来てみてちょっと予想と違ったのでパスしちゃいました。
洗い場が5つしか無いそうなのに、見えてる車の他にもマイクロバスが来ていたので混雑を避けました。

すると自動的に予定していた宿泊地も変更になる訳で。
ここ“道の駅・自然体感しむかっぷ”も立ち寄りだけになりました。

そうなると近くに目ぼしい温泉施設も宿泊地も無くなります。
結局95Km1時間半かけて“恵庭市”まで走行して午後6時30分に“恵庭温泉 ラ・フォーレ”に到着です。
見た目は銭湯?ですが、¥440でシャンプー/ボディーソープ付きでサウナが高/低と2つ有り、露天風呂にはテレビ付きでジェトバスまで有ると言う素晴らしさ。
内湯はモール温泉でした。
多少の老朽化には目をつぶりましょう。

風呂上がりに検索した宿泊候補地へ向かう途中で夕食となりました。
関東ではお馴染みの“山岡家”がここにも有った!
知った味ならハズレは無いだろうと入店しました。

アソコと同じ『焦がし醤油ラーメン』¥880と『餃子』¥350を注文。
スープ薄め/麺柔らかめ、とチョイスできたので『あの利尻の有名店』より断然こちらの方が美味しかっです。 フライドオニオンに二種のネギにもやしにチャーシューと具も豊富です。 餃子は普通でした。
利尻の敵は恵庭で打つ! (笑)
その後は午後10時に到着した“道の駅・花ロードえにわ”が宿泊地となりました。
なんかすっごい走った気がしたので調べたら427Kmと北海道での最長距離走となっていました。
一気に道東を走り抜け、道央の中程まで来ちゃいました。
○ 立ち寄り道の駅
しらぬか恋問
ステラ本別
音更なつぞらの里
南ふらの
しょさんべつ
えにわ
○ お風呂
恵庭温泉ラフォーレ
○ 食事
帯広いっぴん 豚丼セット¥1210
恵庭山岡家 焦がし醤油ラーメン/餃子 ¥1130
○ ハイタッチ 0回
※ 走行距離427Km 計3246Km
この日はお昼に豚丼、夜に焦がし醤油ラーメンと2食共に満足する美味しい食事が取れました。 と言うか、もうお寿司は飽きたかも?
本日一歩先まで進めたので、明日は観光に時間に余裕が持てそうです。