
9月14日は“浅虫温泉”から東北を南下しながら数カ所観光し、自宅までの中間点位の場所で車中泊しようと思っていました。
しかし、途中で本業のお得意さんから連絡があり急遽戻る事になってしまいました。 一応、15日までは留守にすると伝えてはいましたが・・・。
本業有っての旅三昧、仕方がありませんね。

9月14日朝7時のcw号です。
昨夜同じフェリーに乗っていた車が見られます。
皆同じ事を考えますね。

ハーフベッドでテーブルはそのままの『ちゃぶ台スタイル』で就寝しました。
やはり大の字になって寝られないと安眠できないな。
爺の朝食13

昨夜は早く寝る事を優先してなにも調達していないので、手近なものですませちゃいます。

朝7時に開店する“展望浴場はだか湯”は浴槽が2つだけで、シャンプー/ソープを置いてありません。 ¥360ですからね。

朝風呂でスキッとしたら山へ向かって走り出しました。
到着したのは“八甲田ロープウェー 山麓駅”です。
初めての“八甲田山”なのだから頂上を目指しましょう。

往復料金¥2000でチケット購入して一番の便に乗り込みました。
丁度到着した観光バスに乗ったツアー客と一緒になったのでほぼ満員でした。

人が多すぎてあまり景色が見えないままに山頂公園駅についちゃいました。

青森の町が一望に出来る筈ですが、ちょっと霞んでいます。

勿論30分コースでしょう。 ツアー客は60分の方に行く様です。

部分的には厳しい坂も有るけれど、比較的歩きやすいハイキングコースです。

“山頂駅”と言っても、実際の頂上(大岳)はずうっと先でした。
ずうっとこの状態で雲を被ったままです。

お、これはもしかして『トリカブト』では?
と思って撮影していたら後ろで「あら〜綺麗なトリカブトが」だって。
やはり正解の様でした。 (実はグーグルレンズで検索済み)

こんな木の間を抜けたりします。
こうなるともう景色は見えません。

駅に戻って来ました。
急いで9時40分の便に乗りましょう。
まだツアー客は乗らない様だし。

思った通りにゴンドラはガラガラです。
これなら景色を撮影できます。 曇ってますが。

さして目ぼしい被写体を見つけられず、山麓駅に降りて来ました。
これで喉を潤しましょう。

値段の割には小さいコップだったけれど、味は良かったです。
入っているりんごの果肉がさすが青森って味でした。

“八甲田”からは道は下りが多くなります。
ここは“道の駅 虹の湖”です。

午前10時半ならもうお店は開店しているはずなのになんか活気がない!

そばに公園も有るけれど人影無し。
なんか寂しい道の駅でした。

その後はこれが国道か? てな道を進み。
この撮影の後は猛烈なツヅラ折れの連続です。

国道7号に突き当たったらすぐに“道の駅・いかりがせき 関の庄温泉御仮屋御殿”長いっ! (笑) に到着しました。

ここも去年の往路で立ち寄っていました。
しかしここに温泉がある事は今年知りました。
まあ去年のタイミングではどの道は入れなかったけれど。

この沿線にはハイドラチェックポイントが連続しています。
ここは“津軽湯の沢駅”です。

下からホームが透けて見えます。

“道の駅・やたて峠”では小休止。 ここは県境を過ぎて秋田県にはいっています。
道の駅にしては変わったカタチの施設ですね。

ここは温泉が併設されていました。
こっちが道の駅の施設なのか。

そしてまたクリアしたチェックポイントは“陣場駅”です。
国道7号からちょっとズレた所に有るので国道で通過しただけではクリア出来ません。 もうチェックポイントは無視しようか・・・。

時刻12時15分、“大館”に来たら『比内地鶏』でしょう。
とやってきました『秋田比内や大館本店』です。

色々あるけど、やっぱり『親子丼』にしました。

『比内地鶏親子丼と稲庭ぶっかけうどんセット』(デザート付)にしました。
メニューに書いてあった「一度食べたら“とり”こになる美味しさです」 ダジャレ?(笑) その通り!
比内地鶏の食感というか噛み応えは単に硬いとは違う独特なものですね。
『ふわ とろ〜』の卵/だしもどちらかと言うとアッサリ系で僕好みでした。
そして秋田といえばこれもはずせません。 稲庭うどんは僕の大好物なので褒めるのは当たり前。 しかし、もうちょっと量が・・・。
デザートのプリンまで平らげたら満足の¥1550でした。

国道7号の“鷹の巣”ちかくで国道285号に折れてしばらく走ったら給油です。
380.2Km走行して28.8Lの給油は13.2Km/Lの燃費。
う〜ん、もうどうしても14K/Lに届かなくなっている。
この後で“米内沢”のチェックポイントでは大幅に寄り道させられます。

“道の駅・あにマタギの里”は見覚えがあるぞ。
この頃になると小雨が降り出しちゃいました。
昨日洗車したばかりなのに・・・。

やはり2012年8月10日にCRF150号で“林道・川辺阿仁線”を走破した時に来ていました。
懐かしい〜〜。

その後はいまだ挑戦出来ていない“田沢スーパー林道”の入り口を横目に。
“田沢湖”まで南下してきました。
せっかくなので時計回りに周遊して“田沢湖キャンプ場”のあたりです。
曇り空が残念ですね。

約3/4周して湖畔を離れる前にパチリ。
ここの湖側には

『たつ子像』が有ります。
ブロンズ像なのにすごいキンピカでした。

そこからなら15分で今日のお風呂“西木温泉クリオン”に到着します。
無色透明なアルカリ単純性温泉で、無いかな?と思ったサウナ/水風呂もありました。 古めだけれど、きちんと清掃はされているようで気持ち良く入浴できました。

ついでに夕食も済ませてしまいます。
『稲庭つけ麺御膳』¥1580
やっぱり稲庭うどんは美味しいな。 お寿司は北海道と比べたら可哀想です。
そしてcw号に戻り、今夜の宿泊予定地へ向かおうとした午後7時半・・・。
本業お得意さんから緊急の電話です。
帰宅後の翌週の納品予定だった物件が早まり、どうしても今週中に納めたいとの事。
「どうしても無理なら仕方がない、なんとかしてみる」
僕が旅行中を承知の上で連絡してくる位だから、きっとかなり切羽詰まっているのでしょう。
今後の事も有るので旅を切り上げて帰途に着く事にしました。
(どこからが帰途なのか)
どうせこの先はボンヤリとしか予定を組んでなかったし。
そうと決めたら途中で仮眠しながら出来るだけ早く戻る様にしよう。

大仙を通過して大曲から秋田道を走行し“錦秋湖SA”で睡魔に襲われました。
ここで3時間も仮眠してしまいます。

それから東北道“国見SA”まで2時間走行し、ここでは2時間の仮眠。
そして給油しています。 417.3Km走行して32Lの給油は13Km/Lのこの旅の最低燃費でした。 ハイペース(と言っても95キロですが)が祟ってます。

出来れば避けたかった朝の通勤渋滞に捕まってしまい、“谷田部IC”辺りからはかなりのペースダウンになり、到着時の給油する時は午前9時になっていました。 以前の僕ならもっと無理して睡魔に抵抗しながら強行したでしょうけど、最近オトナになった僕はもうそんな無理はしません。
その後は連休を返上しての突貫作業で何とか早まった納品に間に合わせました。 ヤレヤレ・・・・。
2023年の夏旅は最後が尻切れとんぼの様になってしまいました。
総括
総走行距離 4477Km
給油合計 327L 平均燃費 13.7Km/L
立ち寄り道の駅 37ヶ所
空撮 17ヶ所
ハイタッチ 18回 (すくな!)
この旅では離島を巡った3日間が余り走行しなかったのと、歩いたり登ったり乗ったりに時間を割いたので例年よりは短距離でした。
※ こうして2023年夏旅が終わりました。
北海道は何回行っても行き足りない! きっと来年も?(笑)
写真を見ながらとは言え、良く事細かに覚えて(思い出す)いるもんだ。
こうしてブログを書くと言う事は思い出を深く刻み込む事になり、そうする事によってやっと旅の終わりを実感します。
寝たきり老人になったら読み返して楽しもうと思います。
【^_^】
完