
3月3日は沖縄旅行の最終日となりました。
実はこの日の鹿児島へ向かうフェリーの個室予約が取れなかったので予備日になって翌日の便を予約しています。
又、天候が読めなかったので翌々日の便も予約していますが、もう充分沖縄を満喫した気になっているのでそちらはキャンセルとしました。
では天候不順で延期してしまった空撮を2ヶ所して、沖縄での最後の入浴をして4連泊目の『カニ公園P』に戻るまでの記録です。

朝6時のcw号の周りには既に沢山の車が来ていました。
この日は日曜日、やはり野球を楽しむ人が多い様です。
バットやカバンを抱えた人がcw号横の狭い隙間をすり抜けて行きます。
ガリ傷を心配した僕は朝食抜きでスタートしちゃいました。
このお世話になった公園Pは那覇市内から近く、温泉もすぐの所にある便利な場所です。
しかし、トイレが午後10時から朝7時まで閉鎖される事と週末の夜間はクルマ/バイク好きが集まって賑やかな点が残念です。

沖縄自動車道のPAまで走行して軽く朝食としました。
ここ中城PAは沖縄に2つしか無いSA/PAの内の1つです。

朝食後に折角の沖縄なので『さんぴん茶』と『ブルーシールアイス』をテラス席で頂きました。 沖縄最終日ですからね。

2月29日にも訪れている『海中道路』までやってきましたが、この日はハーフマラソン大会が開催されていて島→本島車線を閉鎖されていました。
シェル内で空撮の準備をしていると何やら外に大勢の話し声が・・・。

気になって出てみると?
大会の支援の為に来ていた地元消防署の隊員さん達でした。
そこで始まるのが恒例のやり取りです。(笑)
覗き込んでいる隊員さんは軽トラキャンピングカーにとても興味が有り、数々の動画を視聴済みなので「これ見た事あるかも?」と微笑んでいました。
ついでに質問してみると、「もう少し後になれば規制も解けるので、その頃の方が良いでしょう」との事だったのでここでの空撮は後回しにしました。

浜比嘉島に又やって来ました。

『シルミチュー公園』
あら、また曇って来ちゃった・・・。 ついてないナ。

もう後が無いので空撮開始です。
公園から離陸させて比嘉漁港が見渡せる高度まで上げています。

ここは浜比嘉島の南端です。
曇り空でも海の色は綺麗に写っていました。

漁港の先には奇岩の群れが見えています。

突端を境に右にムルク浜ビーチ、左が南ムルクです。

少し北まで飛ばして『アマミチューの墓』を上空から撮影。
結構観光客がいたのであまり下降させませんでした。
5シーンでバッテリーを1.5本分使って先ほどの『海中道路』へ戻ります。

『あやはし館』反対側の海中道路駐車場にcw号を停めて。

先ほどより潮が引き始めた海中道路を空撮しました。
天気は薄曇り、時折差す日差しのタイミングを狙います。
あの建物は船を形取っているだな。

マラソン規制が終わった海中道路の橋部分です。
水深が深くなっていて船の航行が出来る様になってるのが見えます。

飛び出ているは『くじらのしっぽ』です。

機体を戻り方向に向けると先ほど行った『浜比嘉島』が正面に見えています。
バッテリー容量50バーセントから離陸したので満タンバッテリーに換装して。

『シルミチュー公園』まで遠征させてみました。
かなりの長距離飛行で、到達時のモニターには距離3600mと表示されていました。 往復7.2Kmのロングフライトになります。

リターン時にはバッテリー残がギリギリ!
途中には不時着可能な陸地は有りません。
極力風の影響が少ない海面近くを飛行させ、ヒヤヒヤしながらの帰還となりました。 残量8パーセント!
手持ちのバッテリー3個全てを使い切り、これで沖縄での空撮は終了です。
それにしても・・・天候に恵まれず、「これぞ沖縄」って映像が殆ど撮れなかったな〜。

時刻は午後1時半、ここらで昼食としましょう。
反対車線側の『海の駅 あやはし館』へ向かいます。

歩道橋上から本島側を望みます。
撮影場所は国内唯一のFRP製歩道橋だそうです。
塩分/潮風に対して劣化や腐食に対応しているのでしょう。

『平安座島』側は道がカーブしています。
中程にはそちらにも船航行用の橋部分が有ります。

二度目の『あやはし館』で食事の為にスロープを下っています。

施設内レストラン風景。
お昼時を過ぎていたので観光客は立ち去った後? ガラガラでした。

テラス席でも食事出来るのですが、この天気だったので室内のままです。

沖縄来たらタコライスは外せない?
初めて食します。

う〜ん、酸っぱいドレッシングサラダが乗ったごはんだナ。 の¥1200でした。
話の種が一つ増えましたとさ・・・。 (笑)

まだ未走破の半島南側を走行して次の目的地へと向かいました。
一番の南端は海上自衛隊の基地で通行出来ません。

ここは殆ど知られていない『戦後引揚者上陸碑』です。
中城モール裏ビーチの北にありました。

中城村HPより
“終戦後、本土や海外からの帰還者が復員船でふるさと沖縄に初めて上陸した事を記念し、建てられた碑。3 本の柱は引き揚げてきた人の「不安」「喜び」「希望」 を表しています”
との事。

あの辺りでしょうか。
「ご苦労様でした」

少し南下したココは『中城モール』(家具店)の駐車場です。
浜に面した場所でBBQが出来る様でした。

そこの目と鼻の先にこんなモノが!
誰が何のために? とてもシュールなマーメイドですね。

さて時刻は午後4時半、そろそろ今夜のお風呂に向かいましょう。
19Km34分で到着できるかな?と、2度目の国道331号を進みました。

『与那原町』市街地を過ぎたら山へ登り到着しました『南城市役所』の向かい側。

今夜のお風呂は

『天然温泉さしきの猿人の湯』です。
猿人時代の太古の化石海水が含まれているとかが由来だそう。

ここはニフティ温泉の九州・沖縄エリア第1位ですと!
確か熊本の『温泉カフェ あがんなっせ』が第2位だったな。

館内はこんな感じ。
赤を基調に賑やかです。
タオル持ち込みで¥1450でした。

高台にあるので浴室からはガラス越しに中城湾の海が一望出来ます。
温泉は茶褐色の塩分高めの湯でした。
サウナ/水風呂も広くて綺麗だけれども露天風呂が無いのが残念!
2時間かけてサッパリして出て来たらもう午後8時を過ぎていました。

走り出してすぐの場所でパチリ。
浴室からもこんな感じの夜景が見られました。

豊見城市まで来てここで夕食としました。
『豚骨ラーメン まる・安』です。
帰り道の経路上で見かけたこの時間(午後9時過ぎ)でも営業しているお店でした。
この先無かったらもう今夜は賄い飯になる筈でした。

窓越しにcw号を見ながらタッチパネルでオーダーします。
最近増えましたね、そして会計は後払いで機械精算です。

『特製豚骨ラーメン』¥980と『餃子』¥520が沖縄最後の夕食。
細麺で福岡のラーメンに近いけれど豚骨臭は少なめで食べやすかった。
もやしやニンニク等をセルフで冷蔵庫から取ってくるシステムは知らなかったな〜。 ま、いいかっ!
10分で『カニ公園P』に到着、翌朝は早起きなので即就寝となりました。
これで走り残した沿岸部と順延していた空撮も完了したので、もう思い残す事は有りません。
○ 走行距離 131.6Km 総走行距離 3005Km
○ 空撮 海中道路 シルミチュー公園
○ ハイタッチ 2回
○ 入浴 さしきの猿人の湯

こうして7日間962Kmの沖縄の旅が終了です。
沖縄本島の沿岸を殆ど走行し、東西南北を極め、道の駅全10ヶ所を訪れました。
またその内の3日間は娘との初めての二人旅だった事も思い出深いです。
いつもの一人旅だと分かち合え無い景色の感動とか、会話しながらの食事は二人旅ならではだったと思います。
しかし「これぞ沖縄」のど晴天に巡り会えなかったのが心残りですが・・・。
※ いよいよ明日は鹿児島へ向けて出港する日となります。
翌々日便はキャンセル済みなので、寝過ごしたら本土へ戻れなくなっちゃう!
【>_<】