
9月13日は本格的に“佐渡島”を巡ります。
今回は島を大きく二つに分けて、北側を時計回りに走行します。
金山を観光し、2ヶ所で空撮する予定はかなり時間を要するので効率良く周らねば!
宿泊地は同じ場所を目指して戻って来ます。
スマホとドローン合わせて150枚以上の撮影画像から選んだ66枚を見返しながらの記録です。

朝7時のcwキャリイ号。
いや〜、気温予測を大幅に見誤っていました。
就寝中のシェル内の暑い事!
夜中に堪らず目を覚まして温度計を見ると? なんと32度と表示されています。
窓全開はもとより、後部ドアも開けっぱなしにして何とか涼しくしようとしています。
やはり夏の旅は東北/北海道に絞っておかねば・・・。

真野湾を眺めながらの朝食です。
暑さで熟睡出来なかったから? 余り食欲が出ない・・・。

まずは海岸沿いを北上し、“七浦海岸・夫婦岩”にやって来ました。
夫婦岩って各地にありますね。 日本に一体幾つ在るのでしょう。

少し海岸を離れて金山第3駐車場でパチリ。
遠方の二つに割れて見える山は“道遊の割戸”です。

昨日も停めた金山第1駐車場にcw号を駐車して。

金山を歩いてみましょう。
二つのコースを合わせた共通券は¥1500。
窓口で「もっと厚着した方が良いですよ」と言われれば、シェルに戻って重ね着してからの入坑です。

入り口のオネーサンに説明受けて、まずは古い方のコースへ下って行きます。
“宗太夫坑”は確かに入った瞬間から冷気を感じました。

確かにTシャツ一枚では凍えそうな寒さです。 確か10度前後だとか。
精巧な人形がセッセと働いています。

かなり高低差が有る現場ですね。
落ちたら大怪我するでしょう。

手前が有名なつぶやくオジサンです。
「早く外に出て酒を飲みてぇ。馴染の女にも会いてぇなぁ。」 (笑)

催事が行われている様子です。
鉱脈を発見した事を祝っているそうです。

ここで一旦外にでますが、その気温差に驚きました。
一瞬で汗が吹き出します。

すぐに冷房の効いた資料館に逃げ込み、1周りしたらお目当ての場所へと向かいました。
体験学習中? 大勢の小学生の列にまぎれて並んでいます。

金塊の取り出し体験する予定でしたが・・・。
なんと現在は中止されていました。
東京デパートでの金の茶碗が盗難された事の影響だそうです。
かなり自信が有ったので残念!

重さ12.5Kg時価1億5千万円を掴んでいます。
確かにズッシリとした重さ。
こんな高価な物に触れる事は人生でもう無いでしょう。

穴の近くまで持って来ています。
周りの小学生達から「おじさんもう少し、頑張れ〜」の声援も虚しく・・・。
金塊サイズぎりぎりまで穴が縮小されているらしく、スペース的に上下に指1本分位しか余裕が有りません。
3本指が使えたら確実に取り出せたと思います。 絶妙なサイズ変更。
後からチャレンジした小学生を見ていたら、金塊を持ち上げることすら出来なかったです。
まだまだコロナ禍、しっかり消毒用スプレーが置かれていました。

再度先ほどの入坑口に戻って、今度は新しい方の“道遊坑”へ下りて行きます。
ガラスの結露で中との温度さが判ります。

こちらは機械掘りされたトンネル内にレールが敷設されています。
そんな訳で勾配はあまり無い坑道です。

充電式の電動機関車です。 流石に排気ガスは出せないでしょう。

ここでもお人形さんがセッセと働いていました。
こっちの坑道には少なかったな。

ここは先ほど眺めた“道遊の割戸”の真下に位置しています。
そして平成元年の休山時の最後の採掘現場だそうです。

坑道を出ると当時の機械工場の展示が有りました。
古い機械をグルっと見て。

割戸の直下まで歩いてみました。
暑いけれど350m行ってみよう。

ここが割戸の最上部を見上げられる場所です。
曇り空の下でもここまで歩いて登ったら汗だくになっています。

指定された撮影スポットでパチリ。
人気な場所で順番待ちしています。

もう一つ短い坑道を抜けるとコース完走になりました。
もう少し涼んでいた方が良かったな。

売店を抜けたここで一休み。

ここならでは?の『金箔ソフトクリーム』は¥500でした。
金の味がする? (笑)

クルマに戻る時には3回目のご対面して会話。
とってもフレンドリーな可愛いオネーサンでした。

来た道を戻り途中でこんな風景を発見。
あそこへ行ってみましょう。

ここは“国史跡 北沢浮遊選鉱場跡”です。
観光バスも駐車していて、大勢の観光客がいます。

“50mシックナー”は鉱物と水を分離する施設だそうです。
円形競技場の様な外観です。

この遺構は「佐渡島のラピュタ」と呼ばれ、夜にはライトアップもされるそうです。
空撮には絶好の場所ですが、ここでの空撮は許可が下りませんでした。

駐車場を出て細い道を登りシックナーを上から撮影しようと試みましたが、手前の草木が邪魔でこんな画像しか撮れませんでした。

さて、昼食場所へと向かいましょう。
一旦来た道を戻り宿泊地を通過してここ『佐渡歴史伝説館』にやって来ました。
ここはフェリー内や島内各所に宣伝ポスターを貼ってメニューが宣伝されていた所です。

皇室も訪れた事が有る由緒ある場所の様です。
駐車場からは結構歩いて入館します。

館内レストランのここで昼食となりました。
展示の方は又明日にでも。

豪華10種盛り『夕鶴海鮮ちらし』¥2000です。
藻塩とにんにく風味オリーブオイルとワサビ醤油で味変しながらいただきます。
10種の海鮮はなんだか判らない魚が数種。(笑)
新鮮で美味しかったけれど、ちょっと宣伝よりボリュームが・・・。
ま、これは良くある事で。

ちょっと物足りなかったので『熟成牛タンカツ黄金揚げ』¥800も追加しました。
サクっと揚げた柔らかいタンはボリュームも有って美味しかったです。
これで満腹!

また引き返して北上し、“尖閣湾揚島遊園”に到着したのが午後1時半。
ここでは空撮を行います。
が、指定された離陸場所へは入場料¥500が必要でした。
財布持たずに来てしまったので一旦cw号に戻ってからの入場です。

5分程歩いてこの橋を渡った“尖閣湾展望台”が指定離陸場所です。

他に観光客はいないのでここから安心して離陸させました。
この頃になって空が曇りだして来て、夕方からは小雨の予報なので急がねば!

高度を上げて展望台/橋/遊覧船発着場所を含めてパチリ。
丁度遊覧船が出港するようです。

中々の絶壁に綺麗な海水の色です。

遊覧船があんな狭い場所へ入り込んでいます。
勝手知ったる我庭の様なものなんでしょうね。

アクロバチックに橋の下を通過させたりして。

少し遠方へと向かわせました。

ここは来る時に通過した“姫津漁港”で、1.5kmの距離でした。

アーチ状の“姫津大橋”が見えています。
橋の真ん中にはベンチがあるみたいです。
しかしこの橋は何の為? 渡った先にはこれと言って何も無く。
観光目的にしては魅力に乏しい気が・・・。

海岸を北上する事40Kmで見えて来ました『大野亀』。

いきなり見えて来た絶景です。

駐車場から歩いて少し進み。

ドロ君を離陸させて“大野亀ロッジ”とcw号をパチリ。

山頂を目指しました。
この頃になってポツリポツリと雨が降り出しました。

最大高度145mからの眺め。
走行して来たルートも写っています。

機体を北に向けたあの先に見えている“二ツ亀”まで行って空撮の予定もしているけれど、強くなりそうな雨を考慮してこの場所から向かわせましょう。

二つ島が並んでいるから? “二ツ亀”上空に到達しました。
距離にして2.5Km有りました。
空撮ならではのショットですね。

まだ距離的には余裕の筈が機体との通信が途切れ途切れ、雨でショートする危険もあるので急いで帰還させましょう。

ドロ君を収納して向かった指定の離陸場所“二ツ亀ビューホテル”ではもう本降りの雨となっていました。
長距離飛行させて空撮しておいて正解でした。

この佐渡の北端を過ぎての東岸を南下したのですが、両津港までの35Kmはこれと言った観光場所は見当たらずの雨中走行となりました。
午後5時30分、本日のお風呂『金井温泉 金北の里』に到着しています。

ここは沸かし湯では無く温泉で、檜の香りがするサウナ/昨日と違って冷えた水風呂、規模は昨晩と同程度だけれどこちらの方がお勧めかな。 ¥500
明日もここにしよう。

夕食はここ“すしや まるいし”にしました。
昨晩の“弁慶”からは2Kmしか離れていない回転寿司店です。
こんなに近くて競合して商売になるのかな?

まだまだ運転するのでノンアルで乾杯。

食べ比べ? 昨晩と同じコースを辿ります。
貝から白身魚で4皿。

イカ/鯛/ハマチ等で4皿。

エビに中トロにカッパ巻きで3皿と味噌汁で締め。
¥3380の夕食となりました。
少し前までは20皿は余裕でいけたのに・・・、歳ですな〜。
で、僕はこのお店の方が好みだな。 空いていたせいで皿出しも早かったし。
食後はまた“佐和田海水浴場P”まで戻っての就寝となりました。
小雨模様とあって今夜は涼しく眠れそうです。
○ 走行距離 171.5Km 総走行距離3852Km
空撮2ヶ所 尖閣湾 大野亀/二ツ亀
※ ほぼ予定通りに佐渡の北側を観光出来た日となりました。
しかし、本日の目玉の筈だった『金塊取り出し体験』が不発に終わったのが心残りです。
明日はもっと見所が多そうな島の南半分を観光する予定です。
【^_^】