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2025年09月29日 イイね!

NO.1340 北海道離島NO.5は『天の贈り物・オンコの島』2025年夏旅12

NO.1340 北海道離島NO.5は『天の贈り物・オンコの島』2025年夏旅12 9月5日は残した離島の最後『焼尻島』へ向かいました。
 朝1便で天売を後にし、午後4時25分に羽幌へ向けて焼尻を離れると言う結構カツカツなスケジュールです。
 そして予想に反してこっちの島の方が見所が多いと言う逆転も有り。
 

 9月5日早朝5時の日の出に照らされるキャリイ/EZ-9号。
 今までで一番の朝の画像かも?
 昨晩は珍しく午後9時の早寝をしたので、午前3時頃からシェル内でモソモソして過ごしていました。


 乗船する船は午前10時25分発なので、それまでの時間を使ってキャリイ号でも少し走行しています。
 ここは島唯一の郵便局です。


 “天売郵便局来局証明書”を頂きました。 無料
 

 島に高校が在りました。 驚きです!
 そう言えば事前の情報収集でこの島では数万羽のウトウが巣作りし、時期には空を覆い尽くす程の大群が空を舞うそうな。
 そして道はその糞が避けられない程になると。
 この時は巣立った後だったのが幸運なのか不運なのか?


 名残り惜しさにキャリイ号もパチリしています。
 今日はドピーカンの予報です。


 乗船待機場所では奈良からの若いライダーさんとおしゃべりしています。
 彼も同じく次の『焼尻島』で下船するそうです。
 あと2週間位北海道を旅するそうです。
 僕も若い内に北海道バイクツーリングしたかったナ。


 “おろろん2”が迎えに来ました。
 入港前に汽笛を2回鳴らします。


 乗船は僕とライダーの二台だけでした。
 

 船が岸を離れました。
 二度と来ない(来れ無い)と思うと感傷的になりますね。
 とても時間がゆっくりと流れて心が癒される島でした。


 30分も掛からずに『焼尻島』に上陸しました。
 空の車両甲板で羽幌に向けて出港していきました。
 夕方に又迎えに来てくださいね。


 ここで島の情報を収集します。
 やはり空撮の規制等は無く、こちらも対向車に注意との事でした。(一方通行では無い)


 この島での目的の一つは食事です。
 午前11時にターミナル隣のお店で早飯にしました。
 お店のオバサマが炭に点火しています。
 ベンチでは動画を撮影しながら先に食べ始めているお客さんがいました。
 ユーチューバーさんかな?


 で食べるのがコレ。
 最高峰にして幻の羊“サフォーク種”のバーベキュー”です。
 人間(200人以下)より羊(約500頭)の方が多いと言うこの島の名物です。
 高級レストランに直接卸されるので一般の市場には殆ど出回らないとか。


 聞くとお産の時期がずれた今は“ホゲット”と言うこれまた珍しい月齢の物だそうです。
 ラム(12ヶ月未満の子羊)とマトン(24ヶ月以上)との中間(12ヶ月以上24ヶ月未満)だそうで、両方の良いとこ取りだとか。
 しかもサフォークのホゲットなんて滅多に口にできないらしい。
 さすがの味音痴な僕でもその美味しさは判りますヨ。 (笑)
 タレは提供されずに塩のみで頂きます。
 わざわざこれを食す為だけにやって来る人もいるのだとか!
 クセが少なく味はしっかりした、¥3800に見合う美味しさだったと思います。


 食後にEZ-9号を降車して記念撮影。
 ココでもまずロケハンに一周してきましょう。


 両島でも唯一のキャンプ場になる『白浜野営場』までやって来ました。
 3台の乗用車と5〜6台のバイクが宿営している様です。


 こんな表示が。 ほうほう。
 

 ここでちょっと空撮しています。
 埼玉から軽バンで旅行中のご夫妻とお話しながら2シーン撮影しました。
 シャワー棟の左上には『焼尻めん羊牧場』、右上には『オンコの荘』も見えています。


 その先から追尾撮影を始めました。
 小刻みにアップダウンしながら緩くカーブする道を軽快に走行する画が撮れています。


 島の西端近くでストップ。 島の最高地点94mの場所です。
 さっきまでいた『天売島』が見えています。


 『焼尻島灯台』の遥か先には本土も見えています。


 ここからはモニター上で天売までは約5.5キロです。
 では昨日断念した島間飛行にチャレンジしてみましょう。


 Sモード最高速75キロで瞬く間に天売ターミナルに到着しました。
 

 昨日の夕方に藪漕ぎしてたどり着いた『天売島灯台』まで行ったらUターンさせました。
 飛行距離往復12Kmの長距離飛行で、帰還時のバッテリー残は15パーセントでした。 最後の方は電力警告表示にハラハラしながらでした。


 その後は『天売島』を眺めながらの坂を駆け降りるシーンを追尾撮影しています。
 

 島の北端にある『工兵街道記念碑』に立ち寄り。
 太平洋戦争の際、駐屯していた工兵隊がここに道を作った事の記念碑です。
 肉眼では遠くに『利尻富士』がかすかに見えていました。


 港に戻って来て外周を走り終えています。
 岩壁にはこんなアートが。


 天売と違ってこっちの島は内陸部も多少は走行できる様です。
 折角なので行って見ましょう。


 島のほぼ中央部まで来て通行止め。
 その先にはオンコ林”が在るのだが。


 別の場所で“オンコ”を見て見ましょう。


 島中央のT字路にて。
 先ほどのキャンプ場方向に降りて見ます。


 キャンプ場手前から道を逸れ、細い道を上がって来た場所。
 ここからは徒歩になりました。


 『オンコの荘』までは歩いて5分位だったか。
 あたりはそれらしき木が沢山在って迷います。


 中でも一番立派な木をパチリ。
 特に一本の木を指している訳では無いでしょうし。


 最後に『焼尻島灯台』にも上がって見ました。
 こちらは天売の藪漕ぎと違って四輪も通った跡があるのでEZ-9なら楽勝でしょう。
 

 島唯一の陸上灯台は1913年初点灯で高さ13m(低い!)。
 これにてEZ-9号の観光は終わりにしました。
 こうしてキャリイ号だったら入り込まない様な場所へも気軽に行けちゃうのが子機積載の利点ですね。


 この島でのEZ-9の走行は31.5Kmでした。


 子機を収容したら少しキャリイ号でも走って見ましょう。
 ここは『焼尻郵便局』です。
 

 ここでは『焼尻島上陸記念はがき』を入手しました。 無料
 

 外に出ると! 隣の交番の駐在さんと地元のオジサンに話しかけられました。
 天売でもそうでしたが、この島のお巡りさんもとっても親しみ易い人柄が滲み出ていました。
 またオジサンの方はキャンピングシェルにとても興味がある様で、矢継ぎ早に質問を浴びせられました。  
 そろそろ船の時刻が迫って来たのでご挨拶してお別れしています。


 乗船手続き終えて待機場所に居ると、港の職員さんから話しかけられています。
 何年か前に埼玉に住んでいたとかで、春日部ナンバーを懐かしんでいました。
 そうこうしている内に『おろろん2』が僕を迎えに来ました。


 そう言えば奈良のライダーさんとは遭遇しなかったな。
 ここで乗船したのはキャリイ号と荷物のパレットのみでした。


 午後4時25分に離岸する時には家族を見送る人の後ろで先ほどの駐在さんが手を振って見送ってくれていました。 なんかとってもホッコリしました。


 サヨウナラ焼尻島!
 『天売/焼尻』両島共に時間のゆっくりと流れる、非日常感に浸れる特別な思い出を残す島でした。 「来て良かった!」


 午後5時25分の定刻に『羽幌港』に接岸しています。
 『おろろん2』には3回乗船しました。
 まったく揺れない快適な船旅をありがとう〜。


 港からすぐのここに立ち寄った訳は?


 島での走行中にEZ-9号のオイル警告灯が点灯しちゃいました。
 なにせこの旅に連れて来るまでは殆ど乗っていなかったのでオイル消費量に関しての知識が全く無かったのです。
 出発時に満タンだった事から計算するとおよそ300Km走行でランプが点く様です。
 事前に電話連絡済みだったのですぐに購入出来ました。¥1705
 2サイクルバイクが少なくなったこの頃なのでこのオイルの入手も難しくなってきています。
 スタッフさん曰く、「農耕器具は今だに混合ガス仕様が多いから」との事で在庫は豊富なのだそうです。
 購入後もしばらく北海道の熊/雪/警察事情などを話してくれる優しいスタッフさんでした。


 その後はこの日の車中泊予定地『道の駅・風Wとままえ』に午後7時に到着しています。
 今夜も子機には野宿してもらいましょう。


 この道の駅にもお風呂が併設されています。
 2日振りに汗を流しましょう。
 午後10時までの営業が優しい! 
 予想より小規模だったけれど、とても綺麗なお風呂でした。¥600


 しかしレストランが午後9時までなので、いつもより早めに入浴は切り上げています。
 『ふわっとセット』の中から選びます。
 ホタテ丼+かけそば(¥1400)とこの辺の名物タコ唐揚げ(¥750)をチョイスしてオーダーしました。
 タコ唐は微妙ですが、セットの方はコスパとても良しでした。
 
 午後10時にはシェル内にて缶ビールで乾杯し、そのまま寝落ちしています。(笑)

※ 本日の走行距離 18Km 総走行距離 2553Km (EZ-9 31.5Km 計 331.3Km)
 こうして今回の旅の需要な目的、北海道の離島を5島全てを旅した事になりました。 
 【^_^)v
Posted at 2025/09/30 10:18:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2025年09月29日 イイね!

NO.1339 北海道の離島NO.4は『海鳥の楽園』 2025年夏旅11

NO.1339 北海道の離島NO.4は『海鳥の楽園』 2025年夏旅11 9月4日はこの度の11日目の記録です。
 今回のバイク車載旅に大きな要因となった北海道離島の全制覇を目指します。
 利尻島(2回)、礼文島(1回)、奥尻島(今回)に続いて残された2島へ上陸します。

 両島共に一周10数キロしか無い小さな島です、ワザワザ車で渡航するには躊躇するのは仕方がない事だと思います。
 しかし今回はそんな場所でも小回りが効く子機を積んでいく訳で、キャリイ号には宿泊場所として役立ってもらいましょう。
 一つの案として、各島1日ずつを羽幌港からEZ-9号で往復して2日間を費やす事も考察しましたが、そちらにしても費用の点では¥9000程しか節約にならない。
 ならばキャリイ号にも離島の地を踏ませてあげる事にしました。


 『道の駅・はぼろ』の朝6時です。
 野宿させたEZ-9号を車載してスタート準備完了。


 フェリーターミナルで乗船手続き中です。
 予約は電話連絡のみで支払いも現金のみと言う、なんともローカル航路感満載です。 利用状況を考えれば致し方無しか? それほど渡航者(車)が少ないのでしょう。

 
 これから乗船する船には売店は無いので、手続き窓口にて御船印を購入しています。 この旅で3枚目をゲットしました。 ¥300


 中型トラック2台と普通車2台に我キャリイ号で満車状態の車両甲板。
 489tの小さなフェリーですから。


 午前8時30分の定刻通りに羽幌港を出港しました。
 これから『天売島』へ向かって1時間半の船旅です。


 1時間で立ち寄り島の『焼尻島』に接岸します。
 ほんの数人が下船し、車両は降りませんでした。


 その後30分少しで目的の『天売島』に上陸しています。
 “おろろん2”にお世話様。 あとの2回も宜しく!


 ターミナルにて島での空撮に関するお伺いを立てています。
 丁度居合わせた巡査さんとの会話で「特に規制は無い」と了解を得ています。
 「対向車とマムシには注意して!」とも付け加えられました。


 戴いたパンフレットで島内のポイントを再確認しています。
 基本的に島内の道路は一方通行の様ですが? さっき対向車に注意って? 
 ま、長閑な島って事で。 (笑)


 まずはEZ-9号を着地させて、島の周遊に向かいます。
 まだ昼食には早い午前11時なので、その前にロケハンで一周してみます。


 記念撮影して「宜しくお願いします」


 空撮ポイント等を視察しながらサクっと一周してきました。
 走行距離にして12Km位の小さな島で、キャンプ場や入浴施設も無しです。


 時刻はお昼、でも港の食堂はやる気無し? 「今日は店は開けないよ」ですと....。
 ま、下船人数が数人なのを見たなら当然なのかな?
 事前にメニューまで決めて来たのに。
 仕方なしに検索して来たのは所謂カフェです。
 「島でパスタか...」と思いきや! お勧め黒板に“天売沖産マグロ漬け丼”と有るではないかっ。
 さっきのお店で諦めたメニューにここで出会えるとは幸運ですね。


 とても美味しいメバチマグロの漬け丼でした。 ¥1500
 カフェだから? 味噌汁ならぬ卵スープがご愛嬌ですね。


 一旦沈んだ気持ちが盛り上がり走り出しています。
 すぐに道幅が狭くなり絶景が見え始めます。
 ここらから撮影&空撮を始めてみましょう。


 時速40キロ位でドロ君に追跡撮影させています。
 電信柱や高い木が無いので悠々と追尾してきました。


 『赤岩灯台』の所で一旦停止してドロ君は着陸させています。


 ここで遠景の空撮してみましょう。


 島の南端の遠景です。
 先の方に『焼尻島』が見えています。


 展望台へと歩く後ろ姿をパチリ。
 思っていた以上の爺歩きに落胆しました。(笑)


 日本で唯一の“オロロン鳥”(ウミガラス)の繁殖地になる島です。
 かつての繁殖地には見る影も無く。
 それもその筈、2024年の飛来数はたったの122羽だとか。
 

 次の『千鳥ケ浦園地』までは5分足らずに到着。


 途中からは歩いて“海鳥観察舎”へ向かいました。
 

 室内から単眼鏡で除くまでも無く、繁殖期をずれているので海鳥の姿はありません。


 西の『屏風岩』方向を臨む。
 この日はずうっとこの様な曇り空が残念でした。


 『観音崎園地』へはここから枝道で向かいいます。


 突き当たりの駐車場からは徒歩で先端まで少し歩きます。


 う〜ん、海の景色は先ほどと余りかわらず。
 先ほどの“観察舎”が見えています。


 北の方には灯台が見えているので行って見ましょう。


 途中の下り坂で『焼尻島』をバックにパチリ。
 ここまで一切の車両との接触は無し。 勿論人とも。


 灯台への枝道は藪漕ぎ状態で、とてもクルマでは到達できません。


 ここでは軽く空撮しています。
 見えている『焼尻島』までは約5Kmなので我ドロ君なら到達できますが、余り写りが良く無いだろう今回は明日に先送りしました。


 ドロ君を回収して本日の空撮は終了です。
 35年前のバイクに最新スマホとドローン、その所有者は70年落ちがもうすぐ。
(笑)





 島を2周と枝道走行入れて36.5Kmの子機走行距離となっています。


 島では日帰り入浴は出来ないし、夕食を取れるお店も無い事は承知で来ています。 自炊しながらゆっくりと旅記録のまとめでもして過ごしましょう。


 カレーうどんをIHヒーターで煮込んで、カップ飯で寂しい晩御飯です。(笑)
 島の電波状況が遅く、画像のアップロードの遅さにイライラしながらFB書き込み等を終わらせて早寝しました。

※ 本日の走行距離 2.5Km 総走行距離 2535Km (EZ-9 36.5Km 計 299.8Km)
 こうして鳥を見ない『海鳥の楽園』の観光が終わります。
 【^_^;】
Posted at 2025/09/29 18:06:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2025年09月28日 イイね!

NO.1338 余った日にちを有効に。 2025年夏旅8&9&10

NO.1338 余った日にちを有効に。 2025年夏旅8&9&10 8月1日はこの旅の8日目。 前日に神社チャレンジを前倒しに終了しているのでスケジュールに余裕が出来ています。
 また天候不良を考慮していた予備日も含めると2日間も無計画な日程が出来るのは僕旅で初めての事です。
 そこでじっくりと行程を組み直してみました。

 この旅中、毎晩その日の簡単な日記をFBにUPしていたところ、お友達からコメントにてお薦めの場所を知らせてもらっています。
 そこでかなりの遠回りになるけれども、それを組み入れて道筋を検索しています。
 しかし、何故か撮影画像が少なくなってしまったので以後の3日分をまとめています。


 8月1日朝6時の『道の駅・ニセコビュープラザ』です。
 昨晩から降っていた雨は止み、本日は晴れて来るようです。


 昨年も立ち寄った『道の駅・望洋中山』で小休止。
 約束より1日早いけれど、札幌でEZ-9を引き取る事にして向かっている途中です。


 また数日後に雨の予報を覚悟の上、途中の澄川でコイン洗車しています。
 主に夜間走行で付く虫さんの亡骸はあまりこびり付く前に落としておかないと!


 “ヤドキャリー”さんでEZ-9を引き取り車載する前に洗車させて貰いました。
 水切りついでに昼食を取りに走り出します。


 5Kmほどのココ『ラーメンハウス 北郷店(満足ヌードル 』で昼食です。
 札幌だったら味噌ラーメンでしょう。
 

 この店人気NO.1の“甘味噌ラーメン”¥680にしました。
 他店と比べたらコスパ最高では?
 満足して退店するとEZ-9が濡れています! 食事中に雨が降ったようです。


 子機の保管のお礼を伝え、2ヶ月後の再会を約したら子機を車載して本日の宿泊予定地へと向けて走り出しました。
 途中から雨が本降りになりながら、『道の駅・しんしのつ』に到着しています。
 昨年の立ち寄りでは昼食を取ったのみでしたが、今回は食事と入浴そして車中泊までお世話になります。
 予想していたよりは狭目だったけれど、求めるものが全て揃ったお風呂でゆっくりと疲れを癒せました。


 サッパリした後は昨年高評価した“ローストビーフ御膳”¥1650で晩御飯。


 今年は“ざる蕎麦”¥900もオーダーして満腹です。
 夜9時まで営業してくれているのも車中泊者には高評価。
 その為か駐車場には大小のキャンピングカーが沢山泊まっていました。
 雨は本降りのままだったので、当夜は子機と添い寝することにしました。

※ 本日の走行距離 127.6Km 総走行距離 2081Km
 年のせいでしょうか? 2日後の筋肉痛に苦悶しながら就寝しました。

 これより9月2日

 子機を車載したままの就寝は幅が限られているので寝返りが打てず、多少の寝苦しさを感じながらの目覚めになりました。
 雨は上がり、本日は晴天が期待出来そうです。


 朝の散歩から戻ると近くで車中泊していた大型キャンピングカーオーナーさんから話しかけられました。
 関西からご夫婦で北海道を1ヶ月以上旅行しているそうでした。
 「どこでも入っていけそうで羨ましい」 「快適な居住空間が羨ましい」
 と、お互いを褒め合って?楽しく会話しています。
 そう、いままでこの種のキャブコンキャンピングカーさんから話しかけられる事はほぼ無かったので不思議な感覚を覚えました。


 本日は新たに組み直した予定に向けて一目散に目的地へ向けて走行する事になります。
 がしかし、途中で立ち寄れる道の駅は網羅しておきましょう。
 『道の駅・275つきがた』は昨年9月のオープン直後に立ち寄っていましたが、あまりに早く行った為? ハイドラのチェックポイントに登録されておらず、マーキングされていませんでした。
 流石に1年経てば、と思いきや! まだチェックアナウンスがされる事は有りませんでした。 (みんカラ、しっかりしてよ!)


 次は『道の駅・つるぬま』にも立ち寄りしています。
 ここは古いのでハイドラチェック済みです。


 昨年車中泊でお世話になった『道の駅・ライスランドふかがわ』でも小休止。
 ここで燃料補給SSを検索、近くのホクレンSSで給油/フラッグ入手する事にしています。


 少し遠回りして『イチヤンセルフSS 』に来ています。
 経路上のホクレンSSに事前に電話したところ「フラッグの在庫はありません」と言われています。
 幹線道路沿いのSSだと9月にもなれば売り切れは覚悟しないとならなそうです。
 447.4Km走行の30L給油は14.9Km/Lの燃費でした。
 ライダーフラッグは先日の赤に続いて今回は黄をゲットしました。 ¥300


 丁度お昼時に『道の駅・あさひかわ』に到着。
 前2回の旭川の昼食は『ラーメン村』で食べていたので、今回はココにしようかと見て回りましたが「ここじゃない」感があったのでパス。


 『旭川鷹栖ラーメン 鷹の爪』にしてみました。
 途中の口コミ評価が良いお店は軒並み行列が出来ていたので数件回っています。
 コチラはすぐに入店出来ました。


 旭川だったら醤油だな、と『龍の雫』醤油ラーメンにしました。¥950
 昨日の味噌は甘さ増し、今日の醤油は辛さ増し(鷹の爪入り)と極端に嗜好を変えて見ました。
 危惧したほどには辛さは無く(辛すぎ苦手)、前2回ラーメン村で食べたものよりはコチラの方が僕好みでした。
 その他にエビ餃子¥500もプリプリ海老が美味しかった。(撮影忘れ)


 そして一旦の目的地『道の駅・ひがしかわ』に到着しました。
 ここでは子機を下ろすので、駐車場の一番端のひっそりとした場所に止めています。
 そそくさと準備をしたらEZ-9号が走り出します。


 昨年運良く9月6日のオープン直後にキャリイ号で走行した『チョボチナイゲート』が今年は8月22日から解放されているとFB仲間からアドバイス貰っています。
 バイクを車載して来ている、しかも予想外に早期オープンしているのならこれは「行け!」って事でしょう。
 しかも偶然にも日程に余裕が出来ているのです。


 景観スポットの『嶺雲橋』で雄大な景色を眺めています。




 昨年と同じ場所でもパチリ。
 ひっきりなしに車/バイクがやって来ていました。
 やっぱり風を切ってバイクで走ると楽しさが違いますネ!
 ホント積んできて良かったと実感しました。


 橋からはセンターラインの有る幅広道で爽快に駆け降り。
 道の駅隣のSSにて燃料補給をしておきました。
 オジサン「見た事無い、珍しいバイクだね〜」と。


 チョボチナイ周遊で81Km走行してきました。


 到着寸前にリザーブにコック切り替えて2.4Lの給油だったので33.8Km/Lの燃費でした。 ハイペースで急坂を駆け登った割には好燃費を記録しています。
 どうやらこのバイクってどんな走り方しても殆ど同燃費で走るようです。


 車載して着替えて走り出すと小雨が降り出して来ると言う運の良さ。
 周辺で一番口コミ評価が高いお風呂にやって来ました。


 『キトウシの森きとろん』は大きなレジャーランド内にある施設です。
 とても綺麗な建物内のお風呂は綺麗で、二種類のサウナや適温の水風呂に豊富に揃ったアメニティーと、¥1000の高めの料金に納得のいくものでした。
 僕的にはかなりランクの高いお風呂だったと思います。
 ただこの日は特別?予約のみ受付のレストランで食事出来なかったのが残念でした。


 そうすると午後8時では周辺には食事可能なお店は無し。
 本降りの雨の中をまた旭川まで戻っています。
 北海道の有名チェーン『トリトン』にてこの旅2回目の回転寿司を夕食としました。 午後10時まで営業は有難い。
 10皿と1椀で¥2900の晩御飯です。 (撮影忘れ)


 その後はお昼に立ち寄った『道の駅・あさひかわ』で車中泊しています。
 雨は降ったままだったので子機は下ろさずに2日連続の添い寝します。
 あら、モニターでは永ちゃんが♪レイニー・ウェイ♪とは偶然です。 (笑)

※ 本日の走行距離 156.7Km 総走行距離 2288Km
  (EZ-9 81Km 計 263.3Km)

 これより9月3日

 この日は昨年走行したルートを逆走し、日本海沿岸のオロロンラインを目指しました。
 過去に時間が合わずに見られなかったり食べられなかったりした事をリベンジします。


 9月3日朝8時、『道の駅・あさひかわ』をスタートします。
 車中泊のせめてものお礼にと自販機で飲み物5本を購入しています。


 まずは『道の駅・びえい白金ビルケ』に到着。
 ここも4年前に来訪済みですが、何故かハイドラのチェックがされていませんでした。 無事アナウンスを聞いたら次に向けて走り出します。
 あ、ここの施設周りに落ちていた落ち葉? 季節的におかしいと思ったら!
 大量の蛾でした。 調べて見たら『クサスン』と言う蛾で大量発生していました。 悍ましい画像は無しにします。


 美瑛で有名な青い池は訪問済みなのでその先の『白ひげの滝』へ向かいます。
 それも一般的では無い『くまげら展望広場』の方からアクセスしました。


 滝の上方からなのでこのシェルターで覆われた階段を降ります。


 こんな注意書きが!


 ほんの数段下りたところでいました。
 おそらく“アオダイショウ”かな?
 そそくさと隙間に逃げていました。


 階段を降り切ると『白金橋 (ブルーリバー橋)』が見えて来ます。
 橋の先の方からなら車から簡単にアクセスできます。


 雨の後だから水量が多めで“ひげ”に見えない? (笑)


 戻りは286段の階段を上がります。
 鍛えている僕はこんなのヘッチャラですが。(笑)


 折角なので『十勝岳火山砂防情報センター』を見学してみます。 無料
 すると小学生の一段が見学に来ていました。
 昨年の佐渡金山と一緒のシチュエーションです。
 今回は邪魔にならないように先行して見て回りました。
 十勝岳の噴火の様子や周辺の地形についての詳しい展示がされています。
 退館する時にスタッフさんから半ば無理矢理にダムカード4枚を渡されました。
 「これとこれはレアものですよ!」にポカ〜ンの僕ですが、ヒトの好意は無にしません。


 富良野からは昨年の逆走ルートになります。
 途中の芦別の『星の降る里大橋』でパチリ。
 五重塔と観音様は昔は公共、今は宗教団体の所有だそうです。


 オロロンラインへ向かう道道94号を走行する時には物凄い雨に会い、視界不良に危険を感じて一時停車したりしています。
 それでも『増毛』に到着する頃にはすっかりと雨は上がり青空がのぞいてきました。
 ココは増毛の『港町市場』と言う海鮮を購入できる所です。


 平日でも大人気? 午後1時なのに可なりの品が売り切れ状態でした。
 美味しそうなマグロは冊のパックしか無く、調理をお願いしたら「今出来るスタッフが休憩中で出来ません」とな...。
 包丁もまな板も無いので“甘エビ”と“たこザンギ”を購入しました。
 ¥1512+¥500


 価格に含まれている酢飯に乗せれば『甘エビ丼』の完成です。
 手持ちのカップ味噌汁と共にシェル内で昼食とします。
 大きめな甘エビが18尾、新鮮だから? 今まで食べた中で一番甘いエビでした。
 

 3年前は時間切れで入場出来なかった『増毛駅』には入って見ました。


 2016年の廃線までの歴史や周辺の様子を詳しく展示されています。


 こんなジョークも交えて。
 ご利益にあやかりたい僕なのでした。(笑)


 今はもう列車は来ない車止めが物悲しい。


 駅の前には健さんの映画に出てくるこの建物が。


 隣のこちらは観光案内所も兼ねていました。
 ああ、また映画『駅 STATION』が見たくなった。


 その後は『道の駅・るもい』を通過して。


 『黄金岬』では西日の逆光の嵐をくらい。


 オレンジ色に染まり出すオロロンラインを北上し。
 苫前付近のSSにて洗車をしました。
 昨日/本日の雨中走行でかなりの汚れ具合です。
 明日向かう初訪問地へは綺麗な状態で臨みたいのです。


 午後6時、2日間の余剰スケジュールをこなしながら予定通りに到着しました『道の駅・ほっと♡はぼろ』です。 ここでの車中泊は二度目になります。
 そして今夜はEZ-9は野宿してもらって悠々と眠りたいと思います。


 併設のホテルのお風呂は古めでも良く清掃された気持ちの良い施設で¥600でした。
 そしてレストランが午後8時まで食事が出来るのもポイント高いですね。
 この日はミニ海鮮丼そばセットにしました。¥1750
 サーモン/エビ/タコ/マグロ/卵焼きのミニ丼とざる蕎麦。
 どちらも普通に合格点でした。
 今夜はシェル内で大の字になって寝ましょう〜。

※ 本日の走行距離 294.8Km 総走行距離 2533Km
 前半の悪天候にも関わらずに可なり走行距離を延ばした日となりました。
 明日からは旅の中盤を盛り上げる行程になっているので楽しみです。
 【^_^】
Posted at 2025/09/28 21:00:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2025年09月26日 イイね!

NO.1337 ◎ 60歳代最後の挑戦! 2025年夏旅7

NO.1337 ◎ 60歳代最後の挑戦! 2025年夏旅7 8月31日は旅の7日目。 この日はこの旅での重要なイベントを前倒しして実行します。
 本来の決行日の翌日が雨の予報なので急遽予定変更しました。
 この為にかなりの努力をしていたので中止/延期は有り得ません!
 もし来年になると? 体力的に無理でしょう〜。

 『太田山神社』は“日本一参拝が危険な神社”と言われています。
 遡る事この5月、今年の夏旅を計画するにあたり真っ先にココへの挑戦を決めました。 「来年になればもう無理かもしれない、いや無理だな」
 まず6月始めから禁煙し、週に数回4〜5Kmを歩いて、工場にあるぶら下がり棒で懸垂の訓練をしました。
 大袈裟だと思うでしょうが、よる年波と普段の運動不足で想像以上に体力は衰えているのです。(笑)
 事前に情報を収集してみると、やはり可成りの難所で中には途中で諦めて引き返した例も...。
 いざ!60歳代最後の挑戦となります。

 まずは『奥尻島』の続きから


 島の最北端『賽の河原公園』の朝6時です。
 本日は午前7時のフェリーに乗船するので早めのスタートとします。


 少し散歩して岬の先端までいってみると? 名前から想像されるままの光景がありました。


 なんかとてもスピリチュアルな雰囲気が漂っています。
 昨夜到着時は真っ暗だったので全く気が付きませんでした。
 ま、ハイシーズンでは大勢がテント泊しているのだから特に霊的な問題はないでしょう。


 昨日島の北西岸を走り残しているのでそこを走行し、午前6時半にターミナルへ到着すると既に『カランセ奥尻』が口を開けていました。


 大型トラック2台と普通(軽)の7台が乗船すると、定刻の7時丁度に出港しました。
 これで奥尻とはお別れです。
 予想に反してクルマでも走り出がある島でしたね。 礼文島よりはずっと。


 『開陽丸』が見えて来ればもうすぐ着岸です。


 『カランセ奥尻』お世話になりました。
 午前9時10分に本土上陸しました。
 入れ替わりに陸上自衛隊の車両が5〜6台乗り込んでいきました。


 港のすぐ近くのSSにて給油しました。
 478.8Km走行して32L給油なので15Km/Lの燃費でした。
 あれっ? 90Kgも軽量化して尚且つその殆どをクルコン走行したのに....。
 なんか納得のいかない値です。
 そして店長さんが「賽の河原で寝ましたか。 なにか出ませんでしたか?」ですと! 「僕はそっち方面はとっても鈍感なので何にも感じませんでしたよ」

 この後コンビニにて朝食を調達していると、昨日の母/娘MBがやって来ました。
 そう言えば車両甲板の後ろの方に黒いMBがいたナ。
 「気をつけて〜」「楽しんで〜」と別方向に走り出しました。


 ソーランラインを北上し、3年前には空撮した『舘の岬』にちょこっと立ち寄り。




 この周辺に点在する奇岩を数箇所眺めながら本日の最重要目的地を目指します。


 まずは『太田神社』に立ち寄りました。 海沿いのこちらは『山』が付かないのだ。 (拝殿)となっています。 


 そしてそこから見上げると! あの岩壁がこれから目指す目的地なのです。
 大丈夫か?俺?


 本殿入り口には駐車スペースがちゃんと有ります。
 シェル内で着替えてトレッキングシューズを履いて、リュックに飲み物や軽食等を詰め込んで「いざ参ろう」。


 準備運動しながら説明書きを読んでいます。
 が、高揚感からまったく頭に入りません。(笑)


 ではチャレンジ開始します。 時刻は午前11時20分。
 まずはこの急角度の石段を登ります。 139段だとか。


 斜度40度〜最上部では50度! 僕はロープは掴みませんでした。


 急角度の階段はこのように踏み代が取れません。
 カカトが乗らないのでフクラハギに負担が掛かります。


 割とスンナリと登り切れました。
 見下ろすと、最後の方で角度が急になるのが判ります。
 当然、人生で一番急な階段です。
 普通の神社ならここで本殿に到着って所でしょうが、ここまではホンの序の口なのです。


 そこからが苦行の本番。 この角度の山道がずうっと続きます。
 ロープ無しではとても登れたもんじゃありませんっ!


 そして現れる鉄の梯子。 ロープを頼りにするも、その支点がしっかり固定されて無くてグラグラします。 たまに支柱から外れてしまっている場所も在りました。


 垂直段差50〜60センチが連続すると太ももがパンパンになります。
 禁煙の効果かどうか? 心肺機能にはまだ余裕が有ります。


 このお地蔵さんの辺りは少し角度が緩むので、足を止めて小休止しようとすると! たちまち蚊やアブの様な虫が纏わりついて来ます。
 事前にかけた虫除けスプレーは既に汗で流れてしまって役に立たず。
 ドリンクを一口飲んだら即スタート。


 お堂が見えて来また。 (女人堂とか)
 流石に疲れて来ています。 ここらで一休みせねば!
 すると男子3人女子1人のグループが上から降りて来ました。
 彼らもココで休憩するようだったので聞いてみました。
 「あとどのくらい?」に「ここで半分位ですかね」加えて「最後の方はもっと難所ですよ」ですって。 聞かなきゃ良かった...。 (笑)


 標高が上がって来ると少し上方が開けて来ます。
 あの岩肌が見えて来ています。


 この終盤がきついのなんのって! まず固定されていないロープがあてにならず、股関節の可動域が狭かったら踏み上がれない段差が連続します。
 

 この鳥居まで来れば大詰めなのですが...。
 ここまでは体力勝負、そしてこの先は?


 恐怖心との戦いなのです!
 幅1mも無い急角度の鉄橋? 手すりはグラグラであてになりません。
 しかも所々床が抜け落ちています。
 エキスパンドメタルの足元は滑るので横に渡してあるロープを踏みながら登るしかありません。
 左は絶壁で右は垂直に落ちる崖がスリリングです。


 その鉄橋を登り切って振り返ると!!
 正に絶景とはこの事です。
 拝殿の海の向こうにはさっきまでいた『奥尻島』が見えています。
 

 高低差400m位でしょうか。 


 そして最後の難関がコレ。
 垂直な岩肌を鉄輪を掴みながら7〜10m登ります。


 ここの場面を映像で残そうと、ドローンを背負って来ています。
 離陸(といっても平面が無いのでハンドリリース)させたら画角を決めた場所でホバリングさせて録画を開始。
 しっかりと登り切るまでの動画が撮れました。
 カウントしてみたら50秒で登っています。
 画像の時刻を見ると午後12時40分になっていました。
 途中の休憩を含めて約1時間20分も登山した訳です。
 

 爺さんが喜んでいます。 (笑)


 ついでに絶景の空撮もしています。
 改めて見返すとこの岩壁の凄さが判ります。 赤丸が僕。
 

 下山の荷を少しでも軽くしようと、見えているシェル屋根に着陸させようとしましたが。
 このまま垂直に降下すれば良い筈なのに、途中の山肌が邪魔になり通信が途絶。
 自動的に離陸地点まで戻って来てしまいます。
 仕方がない、ハンドキャッチして背負って降りましょう。


 お参りを忘れてはいけません。
 お賽銭と持参したお酒を備えて拝みます。
 なんでも叶うと言われているので「無事に下山できますよう」と、とても身近なお願いをしておきました。(笑)


 腰を下ろして絶景を再び堪能します。
 ここまでの苦労が加味されればその美しさも倍増するでしょう〜。


 そしてドリンクしながら3ヶ月の禁煙が解禁です。
 その美味しさったらないっ! 
 ワタクシ、ずうっと禁煙するつもりなんてサラサラありませ〜ん。(笑)
 しかし、ヤニクラでしばらく立ち上がれない。


 それに降りる方が怖いのです。 なにせ下を見ながらになるのでね。
 空撮/休憩で30分位本殿に居たでしょうか。
 そろそろ下山しましょう。


 甘く見ていた下りの方が危険でした。
 急坂で速度が早まる上にロープが役に立ちません!
 3回尻もちを着きながらも背負ったドローンは無事です。
 途中で青い目の金髪青年とすれ違い、「ウエアフロム?」「ドイツ」「ハバグッデイ」「ユーツー」と国際交流しました。(笑)
 そしてやっと階段の所まで降りて来ました。


 もう足がガクガクなので降りの階段はより一層の注意が必要です。
 キャリイ号が見えて来れば一安心。
 下山は30分しか掛かっていませんでした。


 入れ替わりに挑戦するご夫婦にアドバイスと声援を送って見送りました。
 「頑張って!」

 これが僕の60歳代最後の挑戦の記録です。
 やり切った達成感に浸っていると、吹いて来る海風がとても心地良い。
 汗でびっしょりになった衣服を着替えてルンルン気分で再スタートしました。


 あらかじめ予定していた最寄りの『せたな公営温泉浴場やすらぎ館』で入浴しました。


 ただの公営のよくある銭湯だと思っていたら?
 狭いけれど明るくとても綺麗なお風呂は貸切独占状態で悠々自適。
 サウナ/水風呂/整い×3で、とても清々しい入浴が出来ました。 ¥450


 次第に夕日に染まり出すソーランラインを北上します。
 挑戦が成功した達成感も加味されてとても感動的な風景を眺めながらのドライブです。
 予定を繰り上げているので本日の宿泊地は新たに検索してニセコを目指しました。
 駅前のコインランドリーで洗濯している間に目の前の『ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯』を利用しようとしましたが、疲れがどっと押し寄せて来たので入浴はパスしちゃいました。


 乾燥をまって洗濯物を回収したら晩御飯になるのですが。
 googleさんが悪い? お店がいい加減?
 3件騙されてあっちこっちウロウロ。


 結果『道の駅・ニセコビュープラザ』近くでコンビニ飯をレンチンしてもらいました。


 挑戦の成功を豪華な食事で祝うつもりが...。
 ま、いいかっ! (笑)

※ 本日の走行距離 260.2Km 総走行距離 1954Km
 と言う訳で、この旅の最重要イベントを無事に成功させた1日となりました。
 【^_^)v
Posted at 2025/09/27 02:26:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2025年09月26日 イイね!

NO.1336 奥尻島行ったり来たり 2025年夏旅6

 NO.1336 奥尻島行ったり来たり 2025年夏旅6 8月30日は旅の6日目の記録になります。
 この日はこれまで「車で走るには狭いよナ」とスルーしていた『奥尻島』に向かいます。
 「北海道全土を走破した」と言うに当たり、やはりココを外す訳にはいかないと思いました。
 時期としてはフェリーが1日に2便ある8月中の渡航に決めています。

 当初は島で一泊した後、翌日の午後の便で江差に戻る予定でしたが、翌々日に行う重要なイベントが雨予報の為に中止になりそうです。
 そんな事もあろうかと、もう1日予備日を設けていましたがその日も雨予報...。
 思案の結果、明日(終日晴れ予報)の朝一番の便で江差に戻る事にして乗船予約を変更しました。 1日2便の期間で良かった!
 なので多分に急ぎ足の奥尻観光になりそうです。 


 8月30日朝7時の『道の駅・江差』の一番端で目覚めたキャリイ号。
 江戸時代にこの地域に実在したとんちの名人『繁次郎』のコンクリート彫像が在り、日本一小さい道の駅を主張しているそうです。 
(もっと小さいのあった気がしますが...)
 前日からの雨は上がり晴天が期待できそうです。


 ササッと朝食を済ませて。


 江差フェリーターミナルへ向かいました。
 利尻/礼文航路と同じ会社のハートランドフェリーですが、この奥尻航路はweb予約は出来ずに電話予約のみです。
 したがって乗船前に窓口で支払いをしなくてはなりません。


 ターミナルの埠頭が工事中の為に本来とは違った場所からの乗船となりました。
 『カランセ奥尻』が着岸します。


 利尻/礼文航路と同程度の船なので、同じくバック乗船かと思いきや?
 何と直進乗船して船内でUターンしています。
 同会社で変わらない大きさの船なのに何故違うのでしょうね〜。
 ま、延々とバックするよりは楽に越した事はないですが。


 定刻の午前9時40分に江差港を出港しました。
 これから約2時間の船旅です。
 すぐそこに島は見えているけれど2時間かかるのです。


 特に揺れることもなく穏やかな航海で奥尻港に到着しています。
 まだ空は曇りがちだけど、これから晴れる予報です。


 午前11時50分の定刻通りに着岸しています。
 さあ初めての離島『奥尻島』に上陸しました。


 船内には売店は無く、ターミナルビル2Fのお土産屋さんにて御船印を購入しました。 2枚有ったので両方とも購入しておきました。 (もう来れられないから?)
 『ブルーグレイス』と合わせて左から¥350,¥700,¥550と価格はバラバラです。


 走り出してすぐにこの島のシンボル『鍋釣岩』が見えて来ます。


 かる〜く説明書きを読んだら先を急ぎます。


 島のほぼ南端に位置するこのお店“潮騒”で昼食を取りました。
 僕の入店後すぐに満席になっています。


 口コミで評判の良い“あんかけ焼きそば”にしています。
 具材たっぶりで新鮮な海の幸が乗っていて美味しかったです。 ¥1000


 すぐ南にある『奥尻島津波館』はこの島に来て外せない所です。
 

 ¥600支払って入館します。
 凄い量の展示物が有り、一つ一つ見て回るのでかなりの時間を要します。


 1993年7月12日のこの辺りの津波被害の様子。
 平地は根こそぎ波にさらわれています。
 津波は高さ30m以上だったとか。


 復興した現在の様子。


 退館して次へ向かう途中。
 絵葉書の様な光景に思わずパチリ。


 『時空翔』北海道南西沖地震(1993年7月12日)犠牲者慰霊碑


 地震のあった7月12日に石の正面に立つと、この石碑のくぼみの中へ沈む夕日が見られるそうです。


 そして上陸してから知った通行止め。
 8月19日の大雨の影響だそうです。
 この先に奇岩が点在しているのに...。


 ハイドラチェックポイントの『奥尻空港』へ立ち寄り。
 島にはこの1箇所のみ。


 来た道を戻って反対側の通行止め箇所まで行ってみる事に。
 途中立ち寄ってみた『うにまる公園』は少し山に上がった場所に在りました。


 ウニのモニュメント。
 ステンレス製で120本のとげが夜にはライトアップされるそうです。


 行きには軽〜く見ただけの『鍋釣岩』を今度は空撮してみました。


 ドローン空撮ならではの振り返り画像。


 札幌からMBに乗ってやって来ている母/娘お二人はドローンに興味津々。
 モニター画面を食い入る様に覗いていました。
 ワンちゃんも「あれなんだ?」
 (翌日の戻り船でも同船しました)


 島で唯一の展望台?『球島山展望台』(きゅうじまやま)370mまで上がってみました。 駐車場からは100段位の階段を上がります。
 

 先程空撮した『鍋釣岩』が見下ろせました。


 登って来た道の向こうに北海道本土も見渡せます。
 この絶景の中、心地よい風に吹かれて気分爽快です!


 島では本当によく見かけました。
 クルマがこんなに近づいても全然逃げる様子がありません。
 野生のタヌキをこんなに間近に見たのは初めてです。


 島の西岸に駆け降り、海沿いから少し山へ上がってやって来ました。
 『奥尻ワイナリー』です。


 ここらでそろそろお土産を購入しておかないと、今後の旅にも影響がでそうです。
 島で栽培、収穫、醸造までやっているそうです。


 すかさずお馴染みの「通販では入手出来ないモノありますか?」が口からでます。
 それがこの3本だったので、白/ロゼを計6本購入しています。


 そのうちの一本は“音楽熟成”? ブドウにも耳が有る様です。 (笑)
 聞くと効果は振動の方だそうです。


 ワインアイスを食べてみます。 勿論ノンアル。¥350
 ワインの様な少し渋みがある美味しいアイスでした。


 ガラス越しに工場も眺められます。
 

 海岸線に戻ってもう一方の通行止め箇所までやってきました。
 先ほどの通行止め箇所からは10Km位の距離らしいけれど、迂回したら47Kmも走行しちゃってます。
 島の中央部は山ばかりでショートカット出来ません。
 この通行できない沿岸部には色々な景勝地があるのだけれど...。


 『北追岬公園』までは狭い道に分け入って行きます。
 周辺に数々の彫刻群が在りました。


 『北追岬公園 キャンプ場』の先は“北海道最西限”です。
 ここからなら?


 辿り着けなかった奇岩群までドロ君が行けるのでは?
 と、長距離飛行にチャレンジします。


 手前の岬が邪魔になり通信途絶してしまうので高度を最大(149m)に上げて最高速でぶっ飛ばします。


 直線距離6000mで辿り着きました『平島』(手前)と『無縁島』です。
 この時点でバッテリー残は65%、これなら戻りながら残りの3つの岩も空撮出来る筈。


 ホヤ貝に似てるから『ホヤ石』高さ25m。 
 この後の『モッ立岩』と『カブト岩』は手前の岬が邪魔になり通信が途絶して撮影出来ませんでした。


 ドロ君を収容したら本日のお風呂へと向かいました。 5分位の場所ですが。
 『神威脇温泉保養所』¥420は島で唯一の日帰り温泉施設です。
 1Fと2Fに浴室が有り、2Fの方がぬるめと聞いて入ったけれど可なりの高温でした。 錆びた様な湯の色は鉄分が多いのか。
 帰り際に1Fの湯に触ってみたら? とてもじゃないけど僕が入れる温度ではなかったです。
 受付のオジサンは南端の青苗地区から通っているので「通行止めのお陰で5倍の距離を走られている」そうな。
 後の情報ではこの2日後に道路は開通した様です。


 風呂上がりに汗が引かないのでシェル内でドリンク休憩。
 ふと見るとまるで礼文島の様な光景が!


 また40Km以上走行してお昼と同じ店で夕食です。
 午後7時まで営業している貴重なお店で助かります。
 無難に“生姜焼き定食”¥1000にしましたが、愛想の良いオバ様店員さんが“イカ刺し”をオマケしてくれました。


 午後6時半でもまだ明るいので島の最南端へ行ってみます。


 ここが正真正銘の最南端。


 高さ17mのこの記念碑は津波の直撃にも耐えたそうです。
 明治の頃にイギリスの船員を救助した事を記念しているとか。


 今夜の宿泊地へむかう途中にパチリ。


 『鍋釣岩』が綺麗にライトアップされていました。
 ここを何もせずに通り過ぎる観光客は皆無でしょう!
 この後は島の北端の公園で車中泊としました。
 
※ 結果的に島を逆Cの字形に2往復146Kmも走り回ってしまいました。
 総走行距離 1693Km  明日は早朝スタートだ! 【^_^】
Posted at 2025/09/26 13:24:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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「NO.1350 2025年夏旅まとめ http://cvw.jp/b/207897/48700957/
何シテル?   10/09 11:45
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 
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2025/05/04 15:06:04

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