
3月30日は旅の2日目、“道の駅・山内”をスタートして有田の名所と道の駅を辿って南下し、大村湾を半周して長崎まで。
フェリー乗船して五島列島福江島へ上陸するまでの記録です。
九州はおおよその外周は走行済みですが、何せこの西の方は地形が複雑。
大村湾沿いルートは初走行になります。
乗船するフェリーは長崎港午後4時50分出港なので、それに合わせて行程を組みました。

4月30日朝5時に目覚めたら朝食をササッと済ませ、道の駅をスタートしました。
朝起きたら髪の毛が黒々! になっている筈も無く...。 (笑)
今日はお天気も良さそうだ。

『泉山磁石場』
少し方角的には遠回りになるけれど、5Km10分で到着出来る観光地へと向かいました。

石場神社の境内を抜けて進むと満開の桜が。
丁度この頃の九州は桜満開の時期に当たっていました。

有名な有田焼はここの陶石から作られたそうです。
僕は焼き物等には全く知識ありませんが。

景色には興味あるのです。
急に開けて見えてきた景観に圧倒されました。

人の手で山一つ削って焼き物に変えちゃったんですね!

これ以上は立ち入り禁止、もっと近づいて見られないのが残念です。

さて、ステアリングを南へ向けて本来のルートへ戻りましょう。
次の立ち寄りは“道の駅・うれしのまるく”です。
西九州新幹線の嬉野温泉駅に隣接する施設で、新しいけれど売店の様なものは見当たらず。 とってもアッサリとした道の駅でした。

大村湾沿いまで一気に南下して“道の駅・彼杵の荘”に立ち寄りました。
ここは先ほどとは真反対、農/海産物直売所の様な佇まい。
朝から買い物客?でごった返しています。

長崎空港が在る大村の町を通過し、諫早へ向かう峠に“道の駅・長崎街道鈴田峠”があります。
トイレ休憩のみでタッチ&ゴーしたのですが、本線の車の流れが途切れずに合流に一苦労しちゃいました。
上り坂の真っ最中なので我キャリイ号は加速がモタつき、後続車に迷惑かけちゃいますからね。
後続車にブレーキを踏ませない、をモットーとしています。

諫早の名所にやって来ました。
あっちは有名だがこっちは?の方です。

諫早の“眼鏡橋”です。
実は僕も今回の予定ルート調べるまでは知りませんでした。

来て見てビックリ!
こちらの方が全然立派です。
まああちらはその周辺も含めての観光地かと....。
桜満開の中、新入学の記念でしょうか? 家族連れが大勢撮影していました。

ふむふむ。

渡って見ました。

ここでこの旅で初めてC国人観光客に遭遇しました。
個人旅行なのでしょう、少人数だと割と静かです。
(バスツアーと鉢合わせするとそれはもう...)

向かい側の公園内にはこんなミニチュアがあります。

移築復元する為に作った精巧な五分の一サイズの模型だそうです。

喜々津の街から国道34号を外れ、狭くアップダウンが激しい道を進んで到着しました。
“堂崎公園”は特に名所では無いけれど、このとんがった先端に吸い寄せられるのは僕の『性(さが)』でしょう。 (笑)

神社の目の前はすぐに海。
庭園風な景色になっていました。

遠くにあのシンガーソングライターの所有島が見えています。

大村湾を離れて長崎市内までやってきました。
出島近くのコインPに駐車して少し観光してみました。

長崎出島ワーフをひと回りして。

中島川を渡る出島橋から出島表門橋をパチリ。

その表門橋では観光客がいない隙を狙ってパチリ。
出島内は52年前の修学旅行で中に入っているので今回はパスします。

丁度お昼時になったのでgoogleにてお店を検索。
すると営業中表示のお店はやっておらず、定休日表示のお店が営業していました。
クチコミ評価良い方(4.3)が開いていてラッキー!
まあナント、観光客を寄せ付けない佇まいだ事! (笑)

う〜んう〜ん、フツーの味の皿うどん¥950でした。
もしかして評価は10点満点なのか? (笑)

今夜は現地では入浴が出来ないので、乗船前にここで済ませてしまいます。

長崎の街から劇坂を上がった場所にある日帰り温泉です。

露天風呂からはこの眺めが楽しめました。
左に“平和記念公園”、右には“長崎スタジアムシティ”が見渡せます。

長崎市内で給油して離島価格(高いだろう)に対処しておきました。
390Km走行28L給油だったので13.9Km/Lとちょい悪燃費でした。
出港45分前に長崎港ターミナルへ到着。
乗船手続きを終えて待機中です。
後ろが乗船するフェリー“万葉”です。

船首部分がパッカリと開くタイプの船でした。
1553tって小さく無いか?
沖縄航路/青森函館航路なんかは確か8000tクラスだったけど。
新日本海フェリーの“らべんだあ”なんかは14000tもあったゾ。

小さなフェリーにありがちなバック乗船ではありませんでした。
しかしやはり狭い車両甲板ですね。

外部デッキに上がってみると、丁度お見送りの儀式の最中でした。
どうやら五島の小学校に赴任する先生へのお見送りの様です。
元教子や関係者に大合唱で見送られる両先生の目には...。
とても感動的な場面に遭遇出来ました。
『別れのテープ』が切れるまでずうっと見守っていた船員さんが印象的でした。
万が一が心配だったのでしょう。 (テープ切れずにドボン)

定刻通りの16時50分に長崎港を出港しました。
これから3時間10分の船旅が始まります。

右舷には護衛艦が見えています。
『FFM-7によど』と『FFM-9なとり』とググって調べました。
なとりはまだ作業中で、今年の12月から就役予定だそうです。

こちらはイージス艦『DDG-180 はぐろ』です。
日本の海を宜しくお願いします!

少し揺れながらも順調に航海した“万葉”が福江港に着岸しました。
この船、客室が思ったより狭くて居場所の確保が難しいかも?
僕は出港時に表に出ていたので、船内に戻った時はスペース無し。
殆どの時間をパブリックスペースで過ごしました。

真っ暗で寂しげな『お世話様ショット』になりました。
離島の午後8時はもうおやすみ時間?

ターミナル内も無人状態。
購入出来なかった御船印の事を訪ねたかったのに...。

少し走行して九州/四国ではお馴染みの“ジョイフル”にやって来ました。

明日からは魚責めになるだろうからと、敢えてのチキンドリアを食べながら。
チェーン店は当たり外れが無いで助かります。 安価だし。

翌日朝の空撮予定に変更があり、テーブル席で落ち着いて作業したかったのもこの店チョイスの理由です。
盛り上がっている居酒屋ではね〜。
夕食/作業後はターミナル近くの公園Pにて就寝となりました。
明日は早朝スタートの予定だから早く寝ないとっ!
の午後11時就寝でした。
○ 走行距離 140Km 総走行距離1393Km
○ 立ち寄り道の駅 うれしの 彼杵の荘 長崎街道鈴田峠
○ 食事 長崎 江戸びし 皿うどん ¥950
福江 ジョイフル チキンドリアセット ¥970
○ お風呂 長崎 稲佐山温泉ふくの湯 ¥850
○ フェリー代 ¥20450 (4m以下) 3.4m以下の軽料金もあるけど0.2mオーバー
※ 遂に五島列島に上陸しました。
これから島回りしながら北上する旅の始まりです。
【^_^】