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cwr3072 (シーダブ)のブログ一覧

2011年02月26日 イイね!

NO.570 『あんなの飾りです』  バーチャルタイムトライアル-4

NO.570 『あんなの飾りです』  バーチャルタイムトライアル-4 今日はcw号を4ヶ月ぶりに洗車しました。 (下回りは月1ですが)
 汚れの目立たないシルバー色だから良いものの、これがホワイトやガンメタだったら恥ずかしくて乗れない程の汚れ具合でした。 で、次の洗車はゴールデンウィークかな? それとも・・・? (笑)

 今では手入れが大変な下回りを汚さない様に気を使っている僕ですが、若い頃はオフロードもガンガンに走っていました。
 その相棒が今回登場する“ランサー 1600 GSR '74”です。
 前回登場した“エスロク”、ある日アルバイト先のガソリンスタンドで仕事の合間に磨いていると興味を持った通りがかりの人に話しかけられ、「出来れば売って下さい」「実はまだ買って6ヶ月なんです」「では売却する時は是非私に」とやり過ごしたものの・・・。  その後頻繁に通われてしまいそれから2ヶ月後には僕も根負けしてしまいました。 たったの8ヶ月でしたが、学生生活最後の夏休みを“エスロク”で過ごせた事はとても大切な思い出となりました。 そしてその売却したお金で購入したスナップオンツールが今も我箱にある訳です。

 当時アシ車“シビック5ドア”は健在でその点での不便は無かったのですが、やはりと言うか当然の様に次の道楽車を物色し始めるまでたったの1ヶ月しかかかりませんでした。
 その頃僕のバイクライフはオフロードに熱中していて、モトクロスや林道ツーリングを楽しんでいた事も影響して「4輪でも走ってみたい」と思い白羽の矢を建てたのが1974年に『デビューのサファリラリーでポルシェ911を破って初優勝する』という偉業を成し遂げた“ランサー1600GSR”です。
 4年落ちの中古車で外装の程度はその使用目的から気にせず、それなりのお手頃価格が決め手の次ぎの相棒が納車されたら早速改造にとりかかります。
 後部シートの取り外しやカーペットまで撤去して車体の軽量化、フロントガラス以外はアクリル製にしてロールバーも装着。 フォグ/ドライビングランプの追加とマッドガードでお約束のスタイルに。
 エンジンは“コルトスピード”(ラリーアートの前身)のスポーツキットを装着した4G32C-II改、出力は140PS位だったでしょう。 (フルチューンだと165PSですがそこまでは金欠が邪魔しました)
 この『RACING SATURN』を積んだ車体は700キロ台と超軽量で、5速クロスミッションとLSD付デフの最終減速比が低い事も相まって中々豪快な加速をしました。 1500rpmでするアイドリング時にも身震いする車体は「ただ者では無い」雰囲気に溢れていたと思います。 (悪友曰く、フライホイール軽すぎとか)
 ルーフキャリアに競技用スパイクタイヤを積んでまだ東松山までしか開通していなかった関越道を飛ばして群馬まで(無意味でも使ってみたかった(笑))氷上タイムトライアルに出かけたり、雑誌主催のPDラリー(タイム不問)に参加したり、林道を攻めたりと大活躍。 又ライセンス講習会にもこの車で参加しました。
 そして何人かのお友達にはお話しした悲しい結末が・・・、この僕の人生で車体/エンジン共に一番手を加えたクルマともお別れです。

 【グランツーリスモ5】内の中古ディーラーで入手した“ランサー1600GSRラリーカー”はワークスバージョンです。 流石に僕の愛車はそこまでフルチューンでは無かったのでバランスウエイトを積んで馬力補正(160→140PS見当)して調整。 当時を再現する為にサスセッティングをオフ仕様に合わせます。
 (安定したドリフト、若しくはコントロールし易いドリフト用に基本アンダーセッティングします)
 ゲーム内のダートコースで「こんな感じだったかなー」位まで煮詰めたらいよいよコースイン!

 例によって筑波サーキットから。
 リアルでそうだった様にこちらでも舗装路用にはスポーツタイヤ(ハード)を履かせたランサーはオフ用セッティングのままのサスではどうにもド・アンダーで、グリップしてしまうタイヤをパワーでスライドに持ち込めません。 本来サーキットでは行わないサイドブレーキまで使ってしまう始末。 最終コーナーに至っては逃げるフロントの為に中々アクセルを踏み込めないうちにストレートに入ってしまいます。
 やはり幾ら軽量な車体にパワーが有っても足が決まっていないとダメだなー、の1分14秒でした。

 次ぎはアベレージ速度が段違いのニュルブルクリンクです。
 スタート地点からつづく中速コーナーでは筑波と同じでアンダーとの戦い、高速域に入るストレートではすぐに最高速(190キロ)の頭打ちでもどかしくなります。 しかし高速コーナーになるとアンダー傾向も影を潜め、車高を上げた高重心にも関わらず、固めたダンパーによって中々の安定コーナリングが出来ました。
 そんなこんなで何とかつじつまを合わせた感がある数ラップの平均が9分14秒でした。
 “117クーペ”より4秒、“ハコスカGT-R”より11秒遅れです。
 とても当たり前ですがオフ用の足まわりでサーキットを攻める事に無理が有る訳でランサー君に言わせれば「今度はダートでやろう」って悔しい気持ちでしょうネ。 

 ※ このランサーの下回りは今見たら熱が出そうな程の汚れ具合でしたが、『あんなの飾りです』とも言われかねないcw号とは違ったホンモノのウエポンでした。 【^_^】

○画像左上 4ヶ月ぶりの洗車で綺麗になった『飾り物』 (笑)
○画像右上 ゲーム内ダートコースでセッティングを確認するランサー。 現車は2ドアでルーフキャリア付でした。
○画像左下 筑波サーキットダンロップ下を通過するランサー。 高車高とマッドフラップがミスマッチ。
○画像右下 ニュルの連続S字ホーホアイヒエンの最後のコーナーを駈け下る。 流石に前荷重でフルパワーだとテールスライドします。


 
 
 
Posted at 2011/02/27 04:19:04 | コメント(12) | トラックバック(0) | その他 | クルマ

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