
←行って来ました、『日本の中心』へ。
調べてみると色々な定義が有って、面積の中心だとか人口の中心だとかが有るんですネ。
僕が注目していたのがGoogle Earthの初期画面をそのままズームして行くと辿り着く地点。
日本に40有るゼロポイントの中心だそうです。
そしてそれが林道上に有るらしい。
そこで1号機(CRF150F)の出番となった訳です。
○A地点 (縮尺の都合上カット)

10月20日朝5時にスタートしたcw号は約二時間半かかって中央高速経由で長野道塩尻IC近くの“道の駅小坂田公園”に到着しました。
○B地点

装備を整えたCRF号は勝弦峠を経て“辰野町しだれ栗森林公園”方向に向います。
ちょっと勾配がきつめ、でも1号機には丁度良い速度域のコーナーが連続します。

途中の展望駐車帯からの眺めは諏訪湖と岡谷JCT近辺。

ここから林道へ進入して行きます。 タイヤ空気圧を前後1.0Kに減圧。

雨の後なのでまだヌルヌルマディー路を登って行きます。
○D地点 最初に現れた展望台

丸太階段横の斜面を駆け上がる事に。 ちょっと滑ってあわや転倒の危機。

それでは上がってみますか。

今回は時間的に諦めた高ポッチ山あたりが見渡せます。 次のお楽しみに取っておきます。
もちろん360度の展望が有りましたが他方向は少し霞み気味でした。

真上からのCRF号。 中々取れないショットです。
○D・E間 林道王城枝垂栗線

まだ残っている水たまりや深い轍を避けながらグングンと標高を上げて行きます。
“しだれ栗公園”と言う位だからルート上に栗が一杯落ちています。
○E地点 そしていよいよ辿り着いた『日本中心の標』

林道からホンの数メーター登った所に有りました。

東経137°59′36″ 北緯36°00′47″ 標高1277m 実際のゼロポイントはここからは行けない山の中だそうです。

ナビのGPSを見てみると標高(+12M)だけ少し誤差有り。 時刻は午前9時46分、ここまで1時間半もかかっているのはデジカメ撮影の為に止まり過ぎが原因か。

標の先の行き止まりに有る展望台。 先ほどのは丸形状でしたが、これは八角形。

丸柱に堂々と中心を誇っていました。

この頃になると空はピーカン、先ほどのより標高が高いので文字通り360度の展望が臨めました。
しかし、富士山だけは霞の向こうで残念。
取り敢えずこれで今回の目標は達成出来ました。
実はこれ、CRF号を購入するきっかけの一つだったのです。
AX-1じゃねー・・・。

さあここから辰野の町に向って下山始めるとリヤの方で違和感が。
停止して覗くと木の枝がチェーンガイドの中に貫通していたので車体を横倒しにして両手で掴んで引っこ抜きました。
○F地点

途中に大城山展望台への分岐が有ったので寄り道します。 途中から車両通行止めだったのでここからは徒歩です。 またここから本当のゼロポイントまでの徒歩ルートを見つけてもオフロードブーツでは無理と諦めました。

大城山展望台からの眺め。 伊那盆地の方まで見渡せます。

そこからの急坂の駈け下りもうこのあたりになると路面は舗装路に。 しかし落栗が多数で気を遣います。
○G地点

県道187号まで降りて来ました。 これで林道王城枝垂栗線を走破した事に成ります。
まだ時間が有るので林道小横川線を目指します。
○H地点

国道153号を少し北上した小横川入り口信号を左折すると小横川線起点の標識が。
○ I地点

途中に相の沢線の分岐を発見したのでナビを拡大表示してみるとすぐに行き止まりのピストン林道らしいので今回はパス。
○J地点

途中にマス釣り池を横目に見ながら川沿いを上がって行きます。
しかしこの撮影間もなく道は行き止まりで引き返しました。
○K地点

一旦国道153号にもどって更に北上、信濃川島駅手前を左折して林道大横川線を目指しました。
しかし、山に入ってすぐに動物避け?の電線で通行止め。 見る限り良さそうな林道だけど仕方なく諦めます。

来た道を引き返して道の駅で待つcw号に戻る事にしました。
ナビで検索すると多少遠回りでも先ほど走破した王城枝垂栗線に途中から合流するルートが。
ここがその合流点、この後は朝のルートを逆走です。

無事cw号に帰り着きました。 今回CRF号走行距離は84.4Km、5時間の走行でした。
この近辺は美味しそうな林道が多数、宿題が増えました。
積み込みと着替えを済ませたら施設内食堂の天ざるそばが今日の昼食です。

道の駅から約5キロ位あったかな? “スーパー塩尻温泉”の看板を辿っていくと。
「ん?営業してるのか?」と心配になるたたずまい。 (笑)

料金600円を払って入って行くと僕一人の貸し切り状態。
予想外に広くて綺麗なお風呂で、温度が高めでちょっと変わった感じが不思議です。
入浴後に見つけたチラシには・・・。
「ジオさく泉歴35年の証明 スーパー温泉。分子運動の起きる奇跡の風呂完成」
「岩盤掘削35年、新素材発見。地球上最強の三次元機能を持った、岩石との出合い。……」
「世界初・浴室内自然界マイナスイオン効果・浴槽内分子運動泉」
浴槽内の敷いてある石の半分がマイナスイオンを発生する石らしい・・・。
その効能か?とてもさっぱりしましたが、やっぱり不思議でした。
(笑)(笑)(笑)

さあ今回のもう一つの目的地に到着しました。
前にブログで僕のバイクには使えない事が発覚したスクリーンを手渡しする為に訪れたそこは!!

スズキのマシンばかり7台も、そしてそのどれもがとても綺麗なだけで無くスペシャルパーツがてんこ盛り。
一番左が件のスクリーンの適応車両で、『殆ど乾式クラッチだけがウリ』の僕のRRと違ってレースマシンベースとなるホンモノの限定車R750RKです。
隣りが僕のRRと同形式な車両ですが、外装は“ヨシムラ・トルネード”仕様でアルミフレームには溶接による補強もバッチリ。 勿論エンジン/足回りにも抜かり無く手が入っています。
フロントスタンドに乗っているのが後期型のサーキット仕様、その奥がカタナ、壁際には最後の油冷エンジンGSX1400が。

いやいや、凄い人が居るもんですねー! オーナーさん曰く「冬は乗れない」地域だそうで、その間に仕上げる予定のGSX-R750が奥に控えていました。
初対面でもお互い好きなバイクの話になれば熱弁の応酬になる訳ですが、この実情を目の当たりにすれば僕はいつもより無口だったのは言うまでも有りません。 (笑)
楽しいお話を頂く事5時間あまり、再会を約して午後8時過ぎに230Km彼方の我箱に向けてスタートしたcw号は途中給油をしながら2時間半で無事戻ってこられました。
※ 今回二つの念願が叶った僕。 これで懸念のストレス解消できた(かな?)と共に我750RRの復活に一層の拍車がかかる事でしょう。
今回お世話になった“ノムさん” 今後宜しくお願い致します。
あっ、その前に僕のこのブログ知らせないと! 【^_^】