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cwr3072 (シーダブ)のブログ一覧

2013年02月23日 イイね!

NO.753 結果オーライ! RR号メーターカスタム(続)

NO.753 結果オーライ! RR号メーターカスタム(続) 昨日の続きです。
 と、その前にちょっと一言。
 最近では減りましたが、僕のブログを参考に作業をする人からメッセージを貰う事が結構有りました。
 オーバーヘッドコンソールやバンプストップ等色々です。
 その中で一番僕が気になるのが「ハイエースにレカロを付けたので運転席側にアームレストを付けたいのですが・・・」で、その時点で既にアームレストは購入済な訳です。
 もう6年以上も前なので仕方が無いのかもしれませんが、ブログNO.34/NO.122を見ていないとそうなります。
 もし無駄になったのならそれなりに高価なパーツなので、僕に罪悪感は無いまでも余り気持ちの良いものではありませんネ。
 そもそも我ブログは自分の記録の為の比重が大きいので、自分で判っている事は省略することも多々有ります。
 (それでもかなり細かく記述しているつもり) (長文は敬遠されがちだし)
 それだからって訳でも無いけれど、今回も細かく長いですヨ! (笑)

 さて出来上がったニコイチメーターがタイトル画像左。 心配だった文字隠れと針のケースへの接触をギリギリでかわしました。
 右がヤレ過ぎていて没になった方。 あ、ケースは使わない速度計のを使ったのでコチラは残りました。

 次は温度センサーになります。

 最初のメーターが届いた時点で手持ちのセンサー(CRF用デジタルメーターの水温用)を接続してお湯に浸けて確認しました。
 するとメーターは全く反応しません。 調べてみると汎用のサーミスタは25℃で10KΩの抵抗値が一般的らしいし、実際CRF用のもその様でした。
 と言う事は今回の純正温度計は規格が違うと判断してすぐにRG250ガンマ純正
(品番34850-14F00)を発注して有ります。
 画像上が汎用センサーでその下が純正センサー。
 ショップへ引き取り時にセンサーアダプターも入手済みで、取付け場所候補が2カ所あるので2つ購入。
 ナント在庫処分品で1/10の価格でラッキー! (笑)

 やはり純正センサーだと正常に作動するのは当たり前。
 IHヒーターに乗せたステンレス鍋にエンジンオイルを入れて調理用温度計で測ってみると・・・。

 105℃でレッドゾーンに入ってしまいました。 もともとが水温計なのだから当たり前と言えば当たり前です。 色々と調べてみるとR750エンジンは場合によっては130℃を越える事も有るらしい。
 するとこの表示レンジでは使い物にならない事になります。
 細かい数値は判らずとも、危険ゾーンに入ってしまうのを監視するのが主目的なのだから。
 電気に全く無知な僕の脳みそを全力で働かせて考えました。
 センサー線をアース線に直結する(抵抗ゼロ)とメーターが振り切れるのだから、逆に抵抗を付加すれば表示レンジを下げられるのでは?と。
 そう思いついた僕は早速近くの“秋月電子”へ向かいます。


 我箱から車で5分、購入して持ち帰ったのがコレ。

 半固定抵抗の各種です。 計算法を知っていればこんなに要らないのに。(笑)
 左列がつまみで抵抗値を可変するタイプ。 右列がドライバーを使うタイプ。

 結果、どれを使ってもメーターの表示レンジを落す事が出来ます。

 しかし抵抗値が大きいものは調整する為の回転角度がとてもシビア、一番小さい10Ωは反応が鈍過ぎなので100Ωを使う事にしました。
 鍋のオイルを130℃まで上げた所で抵抗値を可変させてレッドゾーン入り口に合わせました。
 しかしIHヒーターって凄いですネ! アッと言う間にこの温度に到達します。

 次に電源を切って温度を下げながらメーター表示を確認します。

 H表示一つ手前のラインで110℃。

 オイルは中々冷めないので水を入れた一回り大きな鍋につけて強制冷却しました。

 二つあるラインの中間付近での表示は56℃。


 下のラインで35℃位と記憶しておきます。

 同じ作業を2回やって確認しても変わらないのでこのセッティングに決定しました。
 念のためにその抵抗値も計測すると23Ωでした。

 20Ωの固定抵抗にすれば狂う可能性が無くなって安心できるけれど、まだ予断が許されないのでこのままで行きます。

 ちゃんとメーターが作動する事が確認できてひと安心。
 結線作業に移ります。 半固定抵抗をハンダ付けして熱収縮チューブで絶縁。
 燃料計と油温計の+/-線は並列に、2つに増えた照明球線も同じく並列にまとめました。
 これでメーターは完成。


 次はセンサー線の取り回しです。

 極力目立たず尚かつ耐候性も考慮したい。
 色々と探ってみると、フレーム・ダウンチューブ内に通線出来る事が判明しました。
 細いスチールワイヤーを使ってダウンチューブ下側からセンサー線を引き込みます。 途中、エンジンマウントボルトの所でちょっと難義しました。

 無事にステアリングステム下まで引き出せたセンサー線。

 反対側も同じく通線しておきました。
 何故かと言うと、センサー取付け候補場所が2カ所有り、エンジン右側がオイルクーラーから戻って来た近くの温度でエンジン左側がオイルクーラーへ向う直前で、場合によって移設する可能性も有るので。

 今回は右側センサーにしました。 ここだと入れ替え作業時にエンジンオイルが余り漏れずに済むからです。
 しかし、ここは左側に較べて5〜10℃位温度が低いらしいのでその辺は考慮して置かないとなりません。

 ダウンチューブ出口からセンサーまでは熱収縮チューブとハーネスチューブで二重に保護します。
 接続端子はハンダ付けでは溶ける危険が有るので圧着端子を使いました。
 
 ステム下でエンジン上を横切る部分もハーネスチューブを被せてそのままメーター裏まで純正ハーネスに沿わせて通線。 ギボシ化してあるメーター側とコネクトして配線が完了です。

 カウルを取付けて作業終了の図。
 IGNスイッチONで全ての作動を確認すればニンマリ顏の僕。 (笑)
 「最初からこうです」と言っても疑われない納まりに出来上がりました。 ホッ!

※ 今回、見切り発車してつまづいてしまったこの作業も終わってみれば結果オーライ、僕的に100点を付けたいと思います。
 明日、実走行して表示の確認するまでは・・・。 【^_^;】
Posted at 2013/02/24 04:03:55 | コメント(7) | トラックバック(0) | GSX-R750R | 日記

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