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2014年11月24日 イイね!

NO.906 これでもプロの端くれ(笑) CRF230Fリヤディスク化-8

NO.906 これでもプロの端くれ(笑) CRF230Fリヤディスク化-8 連休中にCRF230Fリヤディスク化作業を少しずつ進めました。
 色々と障害にぶち当たってしまって、ちょっと手間取ってますネ。
 早く終わらせないといけません、年越しなんてもってのほか!
 では思い出しながら。

 ブレーキホース

 ブレーキホースを仮組してみるとR部分がエキパイにニアミスしています。
 排気熱で溶けたりしたらシャレに成らないので対処しないと。
 ホンダ純正パーツを色々と調べてみても丁度良い物が見当たりません。
 みんなバンジョーアダプターに角度が付いていてエキパイに向かって上昇してしまいます。

 スウェッジライン・ブレーキホース

 仕方が無いので純正流用は諦めて社外品を調達してきました。
 こちらは同封されているバンジョーアダプターがストレートと角度20°付で長さが575ミリの製品。
 バンジョーボルトはレッドアルマイトを購入。

 フィッティング

 取り付けてみると角度20°品はマスター/キャリパー両側どちらにも使えません。
 ストレートをキャリパー側にセット(画像)するとスイングアームから離れ気味になってしまう。

 角度10°品

 仕方が無いので角度10°の物を買い出しに走りました。
 今度は良い感じです。
 マスターシリンダー側はストレートで問題無し。

 スタイリッシュに

 のっぺらぼうでそっけないマスタシリンダーステー部をスタイリッシュに整形します。
 まず穴あけの位置決め。 

 19φホルソー

 19φのホルソーで穴をあけます。
 3ミリ厚が有ってもスチールなのでサクサクッと。

 補強
 
 穴をあけただけだと見た目が寂しいので19ミリの丸パイプを入れ込んで溶接します。
 これで強度が飛躍的に上がるでしょう。

 研磨仕上げ

 溶接部を研磨仕上げしてフチの部分を面取りするとメカニカルに変貌します。
 結局これでは軽量化にはならないけど見た目と強度を優先しましょう。

 スプリングフック

 次にブレーキペダルのリターンスプリングを引っ掛けるフックを製作しました。
 途中までタップが切れている長ナットを加工します。
 スプリングがかかる部分に切り込みを入れ、残りの部分を丸く研磨します。
 頭はナット形状のまま。
 これを長めにして裏側に突き出したマスタシリンダー固定ボルトに捩じ込んで使用します。

 ホース固定

 用意してあったブレーキホース固定パーツが旨く納まりません。
 XR250用だとスイングアームの幅が違うので230Fに使うと外側にはみ出してしまいます。
 それにホースラインにも無駄な曲げも付いてしまう。

 ワンオフ製作

 もう既に純正チックからは逸脱してしまっているので新たに作ってしまいましょう。
 ステンレス板5ミリと3ミリを整形、穴あけします。
 固定場所とホースの向きを考慮して2パターン用意。

 とても小さなパーツなので意外と仕上げに時間がかかります。
 一応この辺はプロの端くれなので手は抜けませんから。
 固定にはM4のサラキャップビスを使ってオシャレに。


 スイグアームに穴をあけたらタップを切ります。
 結構肉厚が有りました。
 これで加工が終りです。

 耐熱ガラスチューブ

 製品の倍の送料がかかった(笑)内径18ミリの耐熱ガラスチューブです。
 白い物が多く、黒いのが中々見つからなくて苦労しました。
 エンジンを始動して試しにリザーブホースのみをエキパイに接触させてみましたが、熱で溶ける様子は無かったけど用心の為に使います。

 リザーブホース取り回し

 リザーブホースの取り回しを変更しました。
 ガラスチューブを被せるとフレーム/エアクリBOX間を通過させるのが苦しくなったから。
 しかし今度はホースの曲げ角度がきつくなってしまったのでサイドカバー固定ステー部にRの切り込みを入れて対処します。
 耐摩耗性を考えてガラスチューブをここまで伸ばします。
 タンク固定はフランジベースを嵌めてキャップボルトに変更。

 再確認

 全てのパーツを組込んでクリアランスを確認してみます。
 ブレーキホースはエキパイから安全圏まで逃がす事ができました。
 リザーブホースは耐熱ガラスチューブに守られるでしょう。
 裏に飛び出ているマスターシリンダー固定ボルトにスプリングフックを捩じ込んでいます。
 スプリングはスイングアームとフレームの中間を通過しています。
 ホースフック(前側)はこの状態だとドリルが使えないのでスイングアームを取り外してから固定します。

 
 マスターシリンダーの固定はフラットヘッドキャップボルトを使います。
 赤いバンジョーボルトはワンポイントアクセントに。
 フレーム塗装する前に溶接部分はもう少し仕上げようかな?
 見るヒトには見られちゃうから。 (笑)

 最後にテストランしてどこにも異常が無い事が確認できたのでまたバラして塗装と最終仕上げを待つだけとなりました。 ふう・・・。

※ 一応プロの端くれだからってこんな風に作ってしまうものだから純正チックからは遠くかけ離れちゃうんだナー。 【^_^;】
Posted at 2014/11/25 00:49:57 | コメント(8) | トラックバック(0) | CRF230F | クルマ

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