
4/29のツーリングの雨中走行で汚れてしまったRR号を2日かけて綺麗にしたばかりだと言うのに・・・。
GW恒例の“Moto Style”一泊ツーリングの予定日は二日目が雨予報です。
出先で突然なら諦めますが、事前に判っていたらRR号の出動は無しです。
汚れだけならまだしも、乾式クラッチに悪影響を与えてしまいますからネ。
しかし雨用AX-1号では高速走行時に追従出来ないし、フリード号では楽しくないでしょう。
と言う事でスピスタ号がワイパー使用3度目覚悟の出動となりました。
タイトルのルート画像は東北道福島西ICを降りてから翌日の福島飯坂ICまでです。
5/3 午前3時に集合地点の東北道羽生PAに到着しました。

少し待つとバイク8台とハイエース1台が到着です。
こんな時ハイエースはサポートカーとして最適ですネ。
スピスタには何も積めません!

途中2回休憩して安積PAにて給油、222Km走行して15.5Lの給油量は14.3Km/Lとバイク群のハイペースに追従した割には好成績です。
やっと青空が見えて来たのでここからはオープントップ走行しましょう。

福島西ICを経て磐梯吾妻スカイラインを快適に走行して浄土平Pに到着しました。
不動沢からは一方通行なので少しフリーにスピスタ号を走らせて見ました。
去年秋の時はナビシートにお目付役が居たのでちょっと遠慮がちでしたから。
ショックアブソーバーがザックスRS-1に変わっているのでその乗り味も確認出来ました。
所々の荒れた路面での足の追従性が格段に向上していて、そんな場面でも横っ飛びしてラインが乱れる事が無くなっていました。 低めの速度域なので依然として減衰調整は弱のままです。

つばくろ谷で「火山性ガスが出ているので途中で停車しないように」と警告されたのはオープンだから?
少し待つとバイクも全車無事に到着、皆さん楽しめた様です。
長めの休憩したら下山しましょう。

下りタイトターンを掛け下っています。
浄土平から猪苗代方面へは対面通行なので要注意です。
涼風峠で小休止

土湯バイパスを経て磐梯吾妻レークラインに入った所で後ろから追い付いて来た他のバイクグループと混走となり、何故か自然と走行ペースが上がります。
数台のバイクの後ろにつけて見て四輪二輪の走行特性の違いを確認するには絶好のチャンスです。
ながーく回り込む様なコーナーではバンク角にも依るけど中々アクセルを開けられないバイクよりスピスタの方が余裕が有りますネ。
もっとも長い直線へ向けての加速ではまったく相手に成りませんが。 (笑)
そしてブレーキングポイントが全く違うので車間距離には注意が必要です。
勿論、紳士的でスタイリッシュでスムーズな走行の域は逸脱しない事が肝心ですヨ。

去年も来た国道459号の裏磐梯交差点まで降りて来ました。
ここで昼食の予定を立てる事に。
予定していた喜多方ラーメンはここから到着する頃には行列必至なので他を探しましょう。
桧原湖を先に進んだ所のお店を目標に定めてハイエースが斥候として一足早くスタートしました。

連絡を待ちきれない一団は走り出します。
湖畔のルート上にはまだ山桜もチラホラ、すれ違うバイクに挨拶しながら快調に進みます。

有名店らしい“会津米沢街道桧原歴史館”で昼食です。
当然の様に待ち時間は40分位、でも皆でココまでの事をワイワイしていればすぐでしょう〜。

温泉を煮詰めると出来る塩を使ったラーメンが特産らしかったのでチャーシュー入りの大盛りにしました。
成る程、普通の塩とは違ったまろやかさが有って特別な感じがしました。
薄味好みな僕には丁度良いです。
僕達の後で品切れ? オーダーストップになっていました。
お腹が一杯になったらゴールドラインを喜多方に向けて下山する感じの走行ルートです。
去年秋に猪苗代方向に下ったルートよりこちらの方が走って楽しいかも?
今度は上りで走ってみたい快走路ですネ。

喜多方からはもう普通の国道をひた走って“道の駅・田沢 なごみの郷”で休憩です。
途中の長〜い大峠トンネル内では先行するバイクの排気音を嫌っと言う程堪能されられました。(笑)
この頃は蒸し暑い位の陽気によって顔は日焼け、そして喉が乾いて来たのでグッドタイミング!

ソフトクリームとさっぱりドリンクで喉を潤しましょう。
暑さでもうソフトが溶け出してます。
さあ、今夜のお宿に向けてラストスパートです。

米沢手前で国道121号を逸れて県道234号〜2号を走行して白布温泉“中屋別館不動閣”に到着です。
翌日の雨予報に備えて我スピスタ号も屋根付車庫に格納させて貰えました。
これで開けてビックリ水浸しの危険が回避できました。
用心の為にビニール養生シートは積んできましたが。

お風呂で疲れを癒したら夕食の時間です。
幹事の“ネコ☆麻呂”さんが乾杯の音頭を取れば宴会の始まりです。
米沢牛のしゃぶしゃぶ/ステーキをメインに山の幸と盛り沢山の料理は食べきれない程でした。
勢いでビールなんぞ飲んでしまったものだから部屋へ戻ったらバタンキューの僕です。
睡眠不足にアルコールではねー。(笑)

翌朝は予報通りの雨模様だったので空を見上げながら待機する事に。
まだ小雨は降っているけど雲が切れ出したのでそろそろスタートしましょうか。

ガレージ内でソフトトップを装着しながら暖気運転中のスピスタ号です。
悩ましい降り方の雨の為にレインスーツを着る人着ない人とそれぞれです。

記念撮影する頃にはもう殆ど雨は上がりました。
さあ今日も安全運転で帰宅を目指しましょう〜。

途中まで昨日のルートを逆戻りして米沢市内を目指しますがまだ路面は濡れています。
あまり車間距離を詰めてしまうと泥しぶきが飛んでくるので余裕を持って走行しないと。
数回ウィンドウォッシャーのお世話になりました。 ちゃんと動いて良かった!

“米沢市上杉博物館”で休憩しました。

購入後最も汚してしまいましたね〜。
この様な時は泥よけが欲しくなります。

お土産を購入する人、軽食をパクつく人と休憩も各人各様です。
スタートに際してライダー連はレインスーツを脱いでいるのでスピスタ号もオープントップしましょう。
この後は県道13号をひたひたと福島飯坂ICを目指しました。

東北道に流入して暫くすると前方に黒い雲が・・・。
やがてポツリポツリから本降りの雨模様となってしまいました。
普通に高速走行している分には全く室内が濡れる事が無いスピスタですが、ちょっと速度を上げてしまうとサイドウインドーの水滴が上昇してきて室内に降ってくる事が判りました。
次の安達太良SAに退避する頃には雨は止み始めていたけどソフトトップを装着して彼方に見えている次の雨雲に備えましょう。
雨のしぶきのお陰でしょうか? 先程よりボディーの汚れが落ちています。

ここでの遅めの昼食は牛タン定食です。
うん? ちょっと焼き過ぎだったか・・・僕には硬めのお肉だったのが残念!

僕はすぐ先の郡山JCTから磐越道へ逸れるルートを取るので皆さんとはここでお別れと成ります。
「皆さん最後まで安全運転で気をつけて」と挨拶したら一足お先にスタートしました。
後方の磐梯山もしばらくは見納めです。 また来るゾッ!

予想に反して交通量が少ない磐越道をスイスイ巡航して“阿武隈高原”SAにて給油します。
ここまで350Km走行して25L入ったので14Km/Lと前回給油と同じ様な燃費です。
渋滞走行以外だったらどんな走り方しても燃費が変わらないって不思議ですネ。
常磐道上り線の渋滞に巻き込まれるのが心配だったので給油のみで即スタートしました。

あらまっ! 意外にも全く渋滞無しだったので2時間半で無事に工場に戻りつきました。
心配した雨にも降られなかったので良かった。
222Km 走行して16Lの給油量なので13.7Km/Lとこれ又同じ様な燃費です。
実際は前の給油でガソリンの吹き返しに怯えたSSマンが満タン手前で止めていたので甘めの計算となり、今回はセルフでキッチリ満タンにしたので辛くなり本当はもっと良い筈です。
時刻はまだ午後6時前で明るいので洗車が始まりました。
222Km+350Km+222Kmで合計794Kmの走行距離となります。
バイク8台とクルマ2台で総勢11人の楽しい一泊ツーリングが無事終了しました。
参加メンバーの皆さんのお陰でまた楽しい思い出が一つ増えました。
※ 来年(も有るの?)はやっぱりRR号で参加したいナ!
まだ乗れているのなら・・・。 【 -_-】