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2020年12月01日 イイね!

NO.1145 思い出す深い沼 モバイルシェル作り-21

NO.1145 思い出す深い沼 モバイルシェル作り-21 今回のモバイルシェル作りは電装関連の悪戦苦闘編です。
 当事者の僕以外は多分チンプンカンプンな内容になっているだろうけど、老後に見返した時「あー、そんな苦労もしたナ〜」と思い出に浸る為の記録なのであしからず・・・。(笑) 画像の日付は8月22〜25日となっています。

 ACコンセント/DC出力パネル

 前回からの続きで、インバーター/外部電源からの電力の取り出しパーツの取り付けを行っています。
 ACコンセントは室内右サイド窓脇に設置してありますが、入り口下の左側にも設置しました。
 これはハイエースから外して保管していたパナソニック製の『ポップコン』という物です。
 普段はフラット形状で、使用するときに図の様に飛び出してくる物です。
 特にこれを使う必要も無いけれど、今回使わなければ永遠に出番は無いでしょうからと『勿体無い病』の発症です。(笑)

 DCの方はシガーソケットとUSB×2が左側のブレーカーによって保護される仕組みのパーツです。
 メインのスイッチパネルは見た目のシンプルさを優先してブレーカーは組み込んでいません。


 なので、このパーツの配線を切り離してDC出力のメインブレーカーとして機能させるように配線し直しました。
 半透明なプラスチック部分を押し込んだ状態がデフォルトで通電していません。 
 それでは使用する時に毎回フタを開けてスイッチONする事になり面倒です。
 プラスチックカバーの内側に有る突起を削り落として対処しました。
 DC合計で16Aまでカバーするブレーカーとしました。


 使用する車載冷蔵庫を稼働させるためにヒューズBOXから取り出したDC12Vをベッドフレーム柱に取り付けます。


 車体バッテリー〜走行充電器間のヒューズ30Aの隣はDCリレーで、メインパネルに使用したDCスイッチの負担を減らす役目をします。
 リレー無しで通電していたらプッシュスイッチがかなり発熱していましたので。

 さて、ここからが問題でした。
 一通りの配線が終わったので各電気まわりを作動させる試験です。
 DC関係の照明や冷蔵庫及びシガーソケット出力には異常無し。
 ACの方はまず外部電源を取らずにバッテリーからインバーターを介した状態で試します。
 インバーターの定格出力が1000Wなのでそこそこの家電製品は問題なく稼働しました。
 試しにヘアドライヤー1400Wと電子レンジ1200Wも作動させてみたら、なんの問題も無くて驚き!
 う〜ん、ピークが2000Wとは言えこれには驚きですが、安全を優先して短時間の使用を心がける様にしましょう。
 続けて外部から電源を取って同じに試してみると・・・? 
 どこからか「ジー、ジジジ」と異音がします。
 どうやらACリレーからの音と判明、その内音が消えてACコンセントに通電しなくなってしまいました。
 メーカー(オムロン)のHPにて仕様を確認してみたところ判明したのは僕の電気オンチぶりでした。
 リレーのa接点(コイルが離れている状態で通電)の定格は12Aなのにb接点(外部から入力してコイルが接触する)の方は8Aしか無い物でした。
 逆ならまだしも、これでは外部電源を取った時に余裕になる筈の裏返しです。

  (訂正 逆でした)


 早速適合できるリレーを発注しました。
 今度は三菱電機製で、a接点/b接点共に定格に余裕が有るものです。
 しかしコレはオムロン製に比べて大きく、設置場所の工夫が必要となりました。


 結果、ACブレーカーをヒューズ横になる下部に移設して対処しました。
 もしもの時以外には手を触れないのでここでも良しとします。

 端子台/ショートバー

 新リレー待ちの間に漏電が発覚していました。
 外部電源を通電している状態で車体に触れるとかすかに「ビリッ」とするのですからさあ大変!
 電機知識が乏しい僕はテスター片手にあっちこっちを彷徨いました。
 結局のところ、ACの各回路への配線をリレー部で結線していた事が原因と判明。 と言うか、根本的に繋ぎ方が間違っていました。
 そこでこの端子台とショートバーを使って無知な僕でも目視でわかる様なスッキリとした構成にする事に。


 旧リレーとブレーカーが有った場所に新リレーを設置、そのすぐ下に端子台を設けて3回路を取り出しました。
 
 これで一段落

 端子台のベースを黒塗装してオシャレに完成した図。
 この配線ののたうちまわり方ったら・・・頭痛がします。
 しかし、これで問題は解消しました。


 と思ってみたものの、もう一つ気になる事が。
 6個埋め込んだLEDダウンライトの発熱問題です。
 1つ3wのLEDだけども触ると結構熱い!
 それに6個点灯させていると明るすぎて眩しい位です。
 そこで探し回って見つけたスイッチを増設する事に。
 手摺を一旦外して配線4本を取り回しました。
 手摺ベースから埋め込みスイッチ部までの壁内通線に手間取りました。


 タッチスイッチ式の調光スイッチです。
 これでフルパワー3×6の18Wから6Wまで無段階に消費電力を落とせる様になりました。
 これで発熱による故障の危険も減った事でしょう。
 大陸製ワンコインのパーツは心配です。

※ こう書くと簡単に感じてしまうけれど、当時は頭がパンクする程に深い沼にハマっていました。 【-_-】
Posted at 2020/12/01 13:42:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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