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2020年12月11日 イイね!

NO.1147 ギリギリセーフも無効試合 モバイルシェル作り-23

NO.1147 ギリギリセーフも無効試合 モバイルシェル作り-23 今日12月11日と言えば丁度一年前、シェル作りの材料になるアルミ角パイプが納品された日です。
 あれからもう一年経つのか・・・。
 当初は2ヶ月で完成予定だったけれど、閉鎖する筈の本業延長によって予想外の展開となったものだナ。


 モバイルシェル作り23話は前回の続き、水回りの設備とベッドマット編です。


 限られた狭いスペースを無駄に使いたく無いので排水のタンクは外部に設置します。
 画像はシンク回転軸と併用になる排水管に耐油/抗菌ホースを繫ぎ外部へ出している箇所です。 車検時に車体から下ろす時の事を考慮してカプラー式のホースジョイントを使っています。
 

 車体側無改造をモットーとしているのでキャリイ荷台の既存穴を利用しました。 ここでホースを一旦上向きにする事によって排水の溜まりを作り、タンクからの異臭が逆流してこない蓋とします。
 他所の製作例をみるとココが直管の取り回しが多い様ですが、臭わないのだろうか?


 タンクは“キャプテンスタック”製の10Lタイプをチョイスしました。
 幅?奥行きが145ミリと小さいのが決め手で、このサイズで無いと設置場所に収まりません。
 ホースの接続はL型ジョイントと同径穴をタンクキャップに開けるだけで済みました。
 排水処理する時はワンタッチでホースと分離出来ます。


 そしてここからが僕の本業になるステンレス加工です。
 ステンレスHL1.5ミリ板の各パーツを成形加工して溶接して行きます。
 しかし、車体とのマッチングに欲を出したばっかりに予想外の難加工となりました。 僕を良く知るヒトには毎度の事ですが・・・。 (笑)


 リヤフェンダーの角度に沿わせた形状はまだしも、荷掛けフックを避ける加工に手間取ります。
 その分下方に下げるとタンク高さを許容する為には地上高が低くなりすぎます。 かと言って奥行き方向には余裕が無いのでこの様な形状に落ち着きました。
 前部は必要無いけれどアソビ心でスラントさせました。 
 取り付けは上部側は車体フレームに有る荷台固定用ブラケット2箇所、下部はリーフスプリングマウントにあるM6ナットを活用しました。


 蓋は鍵付きロックを回して下向きに開き、ワイヤーによって角度を規制しています。
 タンク前部の余剰スペースには洗車用品等の小物が収容できるでしょう。
 これで車体よりはみ出さずに最低地上高もキープできて居ます。
 が、又しても6Kgの重量増と成り肥大化が止まりません・・・。


 排水の次は給水です。
 良く見られる例では12Vの水中ポンプを使っていますが、僕の場合はそれほどの水量を必要としないのでUSB充電式の飲料水ボトル用ポンプにしました。
 水回りに複雑な配線をしなくて済むので助かります。
 収納/使用時に可動する為のベースを製作しているところです。


 たまたま在庫していたステンレスパイプ60.5𝜙用ジョイント管がポンプ下部にピッタリ合うのでそれにはめ込んで回転軸としました。
 ラッキー!


 給水用タンクも排水用と同じ10Lの物。
 排水より容量が多いと事故につながりますからネ。
 冷蔵庫と同じくステンレスのドレンパン構造の枠に収めて水漏れに対処します。


 こちらのホース接続は排水側より苦心しました。
 コック式になっているキャップに穴あけ加工して対処しています。
 ポンプとの接続は内径5パイのシリコンチューブを使い、急激な曲げによる潰れを回避する為にL型ジョイントを使用、コックつまみ部に切り込み加工してホースを適正角度に保持させました。
 ホース長が約1Mになるのでポンプの吸い上げ能力に心配が有りましたが、試運転の結果で問題無い水量を確保出来ています。

 一連の作業中に外注していたベッドマットの出来上がり連絡が有ったので

 急いで引き取って来ました。
 依頼した時点ではまだ遠征予定のままだったので無理な納期でお願いしていた事もあったので。
 レザー色は室内上部のホワイトベージュと下部に貼ったライトグレーに新色のダークグレーの3色構成です。
 多めに調達してあったので余り物の活用です。


 色違いの繫ぎ部分のこの加工はシロウトの僕ではとても無理です。
 この辺でケチッて自作してしまうと、ここまで積み上げたモノが台無しに成るでしょうし。
 

 早速マットを置いて見たいので、中断していたベースフレーム設置に取り掛かりました。
 衣装BOX3個と冷蔵庫が並んで居ます。
 フェイスパネルのビニールレザーは上に乗るマットの色分けと合わせて居ます。


 室内レイアウトのパターンによっては引き出せない状態にもなるので、その時はマットを持ち上げてアクセス出来る様に衣装BOXの上部は切り欠いて有ります。
   

 運転席側にもアルミフレームを製作しています。
 ここはまだ暫定の状態で後々追加加工の予定が有りました。
 (ココが最後まで苦労した部分となります)


 ご存知の方はご存知の(笑) 、ハイエースに使って居たテーブルを加工しています。
 1000ミリも幅があるので700ミリに切り詰めました。
 丸パイプ脚も切断、かなりの重量があるステンレスフレームは撤去します。
 

 アルミフレームの凹み部にセットしてフルベッド時の中間マットを保持させる様にしました。
 テーブルとして使う時にはパイプ脚にエクステンションパイプを合わせて高さを確保します。


 フルベッド仕様に置いています。
 1340×1900(長い方)/1680ミリの寝床になりました。
 運転席側はこの状態での乗り降りを考慮して短めになっていますが、僕は低身長なので何の問題も有りません。 (笑)

 この状態(最低限)で遠征する予定だったので間に合った事にはなるけれど、結局キャンセルとなってしまいました。
 それ以降、本業多忙を言い訳に大幅にペースダウンする訳で・・・。
 
※この時点で8月30日、ギリギリセーフも無効試合となりました。
 【T-T】
Posted at 2020/12/11 11:58:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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