
今回は四国最西端からフェリーで九州へ上陸して宮崎までの記録です。
手前の八幡浜からも航路は有るけれど、やはりどうせなら一番端っこ(コレ好き)に魅力を感じるタチなので。 乗船時間も短いし。
大分から宮崎までは移動区間と割り切ってひたすら距離を稼ぎました。

4月8日朝6時の“道の駅・瀬戸農業公園”です。
この道の駅、半島のくびれた所の高台に有るので階段を上がれば両側の海を眺められます。
夜は真っ暗で階段上に有るトイレヘ行くにはハンディライトが必要でした。
そして神経質なヒトだと安眠は難しいかも?
それは

このメロディーラインの起点に有るからです。
一晩中クルマが通過する度に♪みーかんのはーなが〜〜♪を聞かされます。
鈍感な僕には子守唄でしたけどネ。 (笑)
朝7時、一連の支度を終えたらスタートしました。

四国最西端の“佐田岬”を目指しました。
このとんがり具合が僕を惹きつけるのです。
日本一細長い半島で50Km有ります。
九州へ渡るフェリーは三崎港からなのでこの60kmが四国最後の走行になりました。

極力同じ道を走らない様にしたので岬までの往路はまあ大変なルートでした。
農道なの?って位の狭く曲がりくねった道でしたが、眺めは素晴らしかったです。
到着したのは“佐田岬灯台駐車場”で、灯台へはここから徒歩でしか行けません。
丁度戻って来たライダーさんに聞いた所、「かなり大変ですよ」との事。
往復で約1時間、距離よりも登り下りに苦労するとか。
成程、氏は汗ビッショリでした。

あそこまでか! ちょっと迷って(嘘)徒歩は諦めました。
しかしこの絶景です。 記録しておかねば!

ドロ君の登場です。
飛行申請は事前に出していましたが、丁度やって来たコミュニティーバスのドライバーさん(役所の方)に伺った所「特に何の規制も無いよ」との事。
では「行ってこいっ」
法令高度ギリギリの150mから半島の先っちょを撮影しています。
実際の最西端は灯台では無く、その先に見えている“大島”の方でした。

今は無人で「東京から遠隔操作している」とは先のドライバーさんの弁。
その“佐田岬灯台”を一周してから高度を取って半島のカタチが判る画角で周遊して撮影しています。
帰還寸前にトンビらしい大型の鳥に追跡され、追っかけ回されました。
バードアタックによっての撃墜例を聞いていたので焦りましたが、ハイパワーモードで振り切って事なきを得ました。 ふう・・・。
ミッションを終えたら港へ向かいましょう。

“国道九四フェリー 三崎営業所”に到着です。
この航路は国道197号扱いなんですね。
1時間に1本と頻繁に運行されて、cw号は午前10時30分の便に乗船します。

チケットを購入したら乗船待ちレーンへ並びました。
過去2回はポールポジションからのスタートでしたが、今回は12番手になりました。 cw号の後にも続々と並び始め、大型トラックも別レーンに10台以上並んでいたので結構な乗船数です。

出港20分前に乗船が始まりました。
かなりギュウギュウに詰めて載せるようで、小さなcw号は大型トラックの隙間に捩じ込まれたカタチです。

定刻に出港し、三日間楽しんだ四国とはサヨウナラです。
また甲板デッキにいるよ。 (笑)

先ほど走行した半島の先っちょが見えています。
赤丸印の場所がcw号を止めた駐車場で、左端に“佐田岬灯台”が見えています。
成程、一旦海面近くまで降りてからまた登るルートなのだ、と徒歩を諦めたのが正解だったとライダーさんの汗に納得しました。

1時間10分の船旅の中間点あたりを航行しています。
「橋を架けてもいいんじゃね?」って位に近く見えます。

“佐賀関港”に着岸寸前です。
まったく揺れない甲板デッキの椅子でウトウトしてたらもう到着しちゃいました。

下船すると一旦停車する場所が見当たらず、とりあえず国道217号を少し南下したココで景色を眺めながらルート設定をしようかな。

凄く綺麗な海を眺めていると、バイクでやって来た釣り人さんに話しかけられました。 「今日は特に海水が綺麗だ」そうです。
cw号に関するお決まりのやり取りの後、お薦めの食事所を訪ねたりして数分。

「それじゃー楽しんでー」と走り去る後姿です。
九州上陸そうそうに楽しいおしゃべりが出来ました。

少し戻ってお薦めのお店のココで昼食となりました。
やっぱりここに来たら、ねっ!

色々なメニューに目移りして迷ったけれど、『関のアジフライ定食』にしました。
肉厚で新鮮なアジに小鉢と茶碗蒸しまで付いていて満足満足!
小鉢の『りゅうきゅう』は初めて食べましたが、中々の珍味でしたね。
ドリンクバーまでついて¥1600ならお得でしょう。
戻ってから調べてみたら結構な人気店だったようです。
確かに入店時は満席でしたが、おひとり様の僕はすぐに海が見えるカウンター席に案内されてラッキーでした。

ご馳走様でした。
で、先ほどは会話が弾んで忘れていたルート設定をここでしています。
失礼ながらこの先の佐伯・延岡・日向は特に興味を惹かれる場所が見つからないので東九州自動車道で時間と距離を稼ぐ事にしました。

順調に東九州自動車道を飛ばしていたら、日向の手前で食後の睡魔が襲って来ました。
仕方なく一旦国道へ降りて“道の駅・日向”で仮眠を取りました。
約1時間シェル内で仮眠して目覚めると汗だくになっていました。
さすが南国ですね。
目覚ましにソフトクリームを食べましょう。
みかんジャムがかかったソフトで美味しかったけれど、陽気のせいかすぐに溶け出して撮影できる状態ではなくなりました。 (笑)
次の都農ICまで30Km程走ってまた宮崎を目指しました。

宮崎道の宮崎ICからは市内で久々の渋滞に巻き込まれながら午後6時丁度に本日のお風呂へ到着です。
途中で翌日の空撮の為にロケハンも済ませています。

“ホテル青島サンクマール”で日帰り入浴です。
3つ星ホテルですからね、3Fの海を見下ろせる浴槽も綺麗でサウナも素晴らしく、ゆっくりと1時間半も滞在しちゃいました。
でも当然の様に宿泊客以外は食事は出来ず・・・。

15Km程市内方向に戻ってココで夕食です。
手前に候補地は数店あったけれど、全て午後8時には閉店だったので巡り巡って来ました。
たまには町の定食屋さんもよいかも?

宮崎だったらコレでしょう。
鳥南蛮定食です。
鳥が多そうだったのでご飯は少なめにしてもらっています。
それでもギリギリ完食まで辿り着ける感じでした。
フツーに美味しかったけど、このあとちょっと胃もたれ気味・・・。
食後はこの日の宿泊地“道の駅・フェニックス”まで16Km走行して午後10時にはバタンキューでした。
○立ち寄り道の駅
日向
フェニックス
○ハイタッチ 無し 四国ではハイタッチ無しだったけど九州も?
※ 走行距離306Km 合計1879Km
この日は九州上陸後に自動車道走行が主だったのであまり景色を眺めていません、と言うか覚えていません。
アジフライの新鮮さと鳥南蛮の重さが記憶に残っています。【^_^;】