
雨から始まった4月11日の記録です。
この旅始まりの伊良湖までの雨を除けば殆ど晴天に恵まれて来ましたが、ついに降られてしまいました。 この日は特に天候から悪影響を受ける場所を巡る訳ではないので、まいいかっ!
指宿から東シナ海沿岸を北上するおよそ260Kmのルートです。
朝8時の寝坊したcw号

“道の駅・山川港 活お海道 (いおかいどう)”は漁港に面しているので朝早くから漁業関係者が活動始めます。
が、昨日受けた心労からか一旦起きてからの二度寝してしまっています。
それとこの後行く場所への時間調整も有るので。
ゆっくり朝食とってからこれまで撮影した画像(既に500枚)の整理などして過ごしました。

スタートして10分で次の目的地へ到着です。
後ろに“ジュラシックパーク”に出て来そうな岩山が見えています。

ここは“ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉”です。
立ち上がるモクモクが玉手箱の由来?
月曜の朝風呂はとっても贅沢な気分になります。

営業時間が午前9時30分からなので調整して来ました。
ん? 奇数日の今日は“開聞岳”が見えない方か・・・。
ここは露天風呂しかないけれど、ちゃんと雨除けの屋根が有るので大丈夫。
さすが、何かの集計で日帰り温泉施設4年連続全国1位の絶景露天風呂です。
海との境目が無く感じてまるで海に浸かっている気がします。
次回来れる時が有れば晴れた偶数日にしましょう。
僕が出る時に一人入って来ましたが、それまでは独占状態でした。

次の目的地まではまたまた10分程で到着。
「帰りにお土産買ってね」の無料駐車所へcw号を止めたら歩きます。
手前の無料市営駐車場からはかなり歩くのでギリギリまで攻めてみました。

“長崎鼻灯台”へ来ました。
丁度霧雨くらいになっていたので傘は必要ありません。

“龍宮神社” 人が居ないと寂れた感じ。

浦島太郎さんって出身地があっちこっちに有る様ですね。
ここはウミガメの産卵地だから?
取り敢えず2回廻って亀を撫でて若返り祈願しておきました。(笑)
あ、それで先ほどの温泉は玉手箱だったのか!

灯台へ向かう途中にまた『恋人の聖地』ですヨ。
う〜ん惜しい。“開聞岳”に雲が掛かっている。
この時丁度お役所の上着を着た二人組さんが来たのでお尋ねしました。
「ここはドローン禁止ですか?」「何も無いよ、但し動物園の方はダメだよ」
との事でした。 (動物園なんてあるんだ)

灯台まで歩き、ダメ元で持って来たドロ君を離陸させます。
安全確認をしても他にはだーれも居ないし。

岩礁の一番先まで行ってもらってます。
画像を確認したら先ほどの職員さんはビニール袋で漂着物を回収していた様でした。 「ご苦労様です」
ものの数分で雨が強くなって来たので慌ててリターンホームさせました。
少しでも空撮できたのでラッキーです。

cw号に戻る手前にこんな看板が。
駐車させてもらったお土産屋さんで聞いたら「あそこ、この所ずうっと開いてないよ」ですって。 お嫁さん相当頑固なのかも? (笑)
駐車のお礼?にここ“にしき屋”さんでしか購入できない焼酎2種を飲兵衛の母/娘の為に仕入れました。 (後日、大変好評をいただけました)

次もまた10分で到着しちゃいました。

JR最南端の駅“西大山”です。

北/東/南と来たら残すは西だけど、今回は行けません。

晴れていればここで良いショットが撮れるのにな〜。

するとすぐに列車がやって来ました。
一人の乗降客も有りませんでした。
おそらくクルマでやって来て撮影する人の方が断然多い事でしょう。

結構停車時間が長いですね。2分位。
『幸せの黄色いポスト』だそうです。
発車前の警笛は「でますよ、戻ってください」の合図でしょうか。
撮影の為の駅ですね。(笑)

またまたまた10分で到着しました。(笑)

朝から全然進んでいないのにもうお昼時になってます。

渓谷の下に有るのでこの先のエレベーターで降りる様です。

外へ出ても安心、 透明な屋根が掛かっているので雨でも濡れません。
先払いの料金支払って自分で席を選びます。

部屋的な場所も有ったけれど、僕は解放感のあるココにしました。
他には4組のお客さんがいました。

B定食だったかな。 マス塩焼きに鯉こくとおにぎりです。

ザルに入ったそうめんが運ばれて来ます。
流れているのは平成の名水百選に認定された冷水(湧水)です。
アトラクション気分が相乗効果? 麺もつゆも大変美味しかったです。

ちょっと茶系の物も食べたかったので焼き鳥も追加しています。
少なく見えたそうめんは意外とボリューム有っておかわりまでは行けませんでした。

帰り道にはこんな光景も。 渓流に架かる橋と小屋に草木が箱庭的な絵でした。

やっとcw号のエンジンが温まる距離30Kmを走行しての到着です。

最南端の駅“枕崎”です。

ここ“稚内”から3099.5Km

これで僕の中で北から南まで線路が繋がりました。
ん、しかし稚内駅の表示では最南端“西大山”が相手にされていましたね。
線路の終端より位置を優先? 枕崎が可哀想。(笑)

またもや運良く列車がやって来ました。
始発駅だからでしょうか、停車時間がとても長くて僕が居る内には発車しませんでした。
ではcw号が先に発車です。

駅と共に枕崎のシンボルと言われている場所へ。

神話の舞台になっているそうです。
“山幸彦”(火之神)が最初に立ち寄った場所だとか。

遠くに巨岩がそびえていました。

“立神岩”は高さ42mも有るそうです。

こうやって撮れって事でしょうか?

もう少し先へ進むと
“戦艦大和殉難鎮魂之碑”が有ります。
ここから沖200Kmの海底に戦艦大和が眠っています。
そしてココは映画『男たちの大和』のロケ地にもなっています。
泣ける映画でしたね〜。
合掌してきました。

その後はひたすら北上するつもりでしたが、ナビ地図のカタチを見て吸い寄せられる様にして寄り道しました。
“薩摩半島”の西の先っちょ“野間岬”に有る“後浜展望所”です。
海面近くまで車で降りられて“野間池の屏風岩”を目前に観る事が出来ました。
さあ、次の目的地までは100Kmも有るので急ぎましょう。

途中の“串木野”あたりでは雨も上がり、次第に沈んで行く太陽と競争しながら到着しました。

“道の駅・阿久根”です。

ん? なに?

拍子抜け。 ダジャレですか! (笑)

そうこうしている内に綺麗な夕焼け空が。

素晴らしい夕日でした。
この後は水平線近くの雲に隠れてしまいました。
ここは映画『かぞくいろ』の舞台になっていました。
映画の中では特に夕日は出てこなかった様な・・・。
兎に角、心洗われる様な光景に感激しました。

約30Km進んで到着した“天然温泉ぬくもりの湯”は月曜定休日、あれれリサーチ不足でした。
宿泊予定地を通り過ぎているので戻りながらの場所に在る入浴施設をググりました。
で15Km戻った“ビジネスホテル クアドーム”になりました。ヤレヤレ。

少し狭めでしたがとても綺麗なオフロでした。
サウナでサッパリして温泉でツルッツルになっちゃいました。
ご近所さんも数名来ていたので評判良いのかも?
そしてレストランのラストオーダー午後9時に間に合ったので焼肉定食を夕食としました。
お肉、久しぶりだから? 美味しかった〜。
食事後は10Km走行して宿泊地“道の駅・ 黒之瀬戸だんだん市場”に到着。
入浴前に冷蔵庫で冷やしておいたノンアルビールをグイッとやって就寝となりました。
○立ち寄り道の駅
阿久根
黒之瀬戸
○ハイタッチ 無し
※ 走行距離267Km 計2661Km
殆どが雨の1日でもめげずに朝風呂/空撮/そうめん/終着駅は予定通りに消化。
終盤は綺麗な夕日で気分も晴れて良い1日を締めくくれました。
【^_^】