
4月12日は黒之瀬戸からスタートしますが、ここからは2ルート予定して有り当日に選択つもりでした。 水俣〜八代経由で熊本か天草に渡って熊本を目指すルートで迷います。
結局“天草五橋”を通過する方に決めました。
この辺の複雑な地形だとニホンノカタチはなぞれませんので外回りを優先です。

“道の駅・黒之瀬戸だんだん市場”で朝を迎えたcw号です。
まだ空は曇っているけど予報では好天に向かうそうです。

裏手の山の上に展望台が有ったので上がって来ました。
結構な急坂でした。

ここからうず潮が見れるらしい。

前長502mの“黒之瀬戸大橋”
日本三大急潮(来島海峡/針尾瀬戸)の一つだとか。 渦では無く流れか。
この時は小さな渦潮が数カ所見えました。
さて、次へ向かいましょう。

この“長島”にはもう一つ“道の駅 長島・ポテトハウス望陽”が有りました。
まだ30分しか走行していないけど、折角なので立ち寄り。

ここも夕日が売りのようです。
と言うか、この辺り西海岸なのだからどこでも・・・。 (笑)

天草に渡る為にこの旅4回目のフェリー乗船です。
“三和商船 蔵之元フェリー乗り場”で待機しています。

“第二天長丸”577トンが接岸して口を開け出しました。

もう見慣れた光景です。
午前9時に出港しました。

30分で天草下島の“牛深港”に着いちゃいます。
下船するとすぐに在る“道の駅・うしぶか海彩館”でナビにルート設定しました。 国道266号を勧められたけれど、少し遠回りになる海沿いルートを選びます。
狭くても対向車など全く来ない道で数カ所入江を左に見ながら進みます。
とってものどかな風景でした。

天草市川浦まで来て給油しました。
386.5Km走行して30.3Lの給油だったので12.75Km/Lだ。
ん!? 何故にこんなに燃費悪いの? 一番穏やかな走行だった筈。
前回鹿児島での給油が満タンに成っていなかったのでしょう。
やはりセルフ給油じゃないと区間燃費は正確性を欠きますネ。
そしてセルフ給油では無い場合のお決まりの儀式です。
覗き込む所長さん。 若い方のSSマンは動画見てcw号を知っていた様でした。
オンリーワンですからね、すぐにバレます。(笑)

数台のツーリングバイクに道を譲りながら羊角湾沿いを走行して到着しました。 “道の駅・﨑津”です。
崎津集落のガイダンスセンターが主な目的な様で他には何も・・・。

施設の案内に出ていた“カトリック﨑津教会”が見えています。
うちは曹洞宗だけど、寄ってみますか。(笑)

4台しか止められない駐車場でも平日だから? 独占です。
向かいの観光案内所のおばさんが「まあ、随分と遠くから来ましたね」
おー、凄い! ナンバー見て判るんだ。
散策マップを渡されました。

畳敷きの教会とは驚きました。
記帳(コロナ対策)して無料でしたが、内部の撮影は禁止です。
滞在時間は5分も居なかったかな。
すぐ先の駐車スペースにて。
cw号を追い抜いて行ったバイクが止まっていました。

スマホの望遠ではこれが限界。
ちょっと遠すぎですヨ。 もっと近くにならないのかナ。
夕日の時に来ないとダメですね。
cw号に戻ると先ほどのライダーさん他2名に声かけられました。

春日部ナンバーのBMW氏は僕より年上(だと思う)で、越谷からなので殆ど地元からと言っても良い位のご近所さんでした。
旅に最適なマシンで九州旅行。 羨ましい〜。

こちらは立川から来たキャンプツーリング中のライダーさんでした。
去年の夏に“襟裳岬”へ行ったとか。
もしかして僕とすれ違ったかも?

そしてモビリオで来ていたこの方ナントカさん(名前思い出せない)は作詞家さんだそうで、その時検索したら確かに出て来ました。
なんでも天草にちなんだ曲を2曲作詞したそうです。
人は見かけに・・・。 (失礼!)

その後は“大江天主堂”を横目に見ながら“下島”西岸をグルッと周りこちらで昼食としました。
“道の駅・天草市イルカセンター”です。
名前の通りイルカウォッチングする船がここから出る様です。

『本日のお刺身定食』は天然タチウオ/天然シマアジ/天然タコ/鯛/カンパチでした。
とても新鮮で美味しかった! でももうちょっと食べたかったな。
眺めの良い食堂で、海と島原半島もおかずになります。
仕事途中らしい人も多かったので地元人にも人気なのでしょう。

“天草瀬戸大橋”を渡ると今度は“上島”になり、少し進むと何やら取り締まりが。 cw号は停車されられた訳では無いけれど、何しているのか興味が湧いたので立ち寄ってみました。
するとそれは国土交通省が行なっていた抜き打ち検査でした。
聞くと、なんでもランダム(見た目と勘ですと)に停車させて調べるとか。
そんな権限が有るんだ! 驚きました。

その後すぐの“道の駅・有明リップルランド”でトイレ休憩。
ちょっと狭めの駐車場だったけど、奥の温泉施設にも駐車出来るから良いのか。

海へ行ける歩道橋が異国情緒を醸し出していました。
雲仙が見えています。
いよいよ“天草五橋”かと思ったら“知十橋”はノーカウント、その次が5号橋(松島橋)で、4号橋(前島橋)〜3号橋(中の橋)〜2号橋(大矢野橋)と撮影出来る様な駐車スペースが見当たらずに通過しちゃいました。

やっと最後の1号橋(天門橋)手前にしっかりとした展望所が有りました。
左は後から架かった三角大矢野道路の橋で平成30年5月に開通した新天草1号橋(天城橋)です。 『てんじょう』と読むのでここを渡っても『あまぎごえ』にはなりません。 (笑)

スマホでパチリしましたが、迫力が足りません。

手前の4つの橋では止まる事が出来なかったので余裕が出来ています。
ならばドロ君に飛び立ってもらいましょう。

国道の上は避けて橋の下をくぐらせました。

ターンさせて“天城橋”も下を通過させてから上昇、高度80m位で横っ飛びさせました。
もしも国道に墜落でもさせちゃったら大変な事になりますからネ。

“天草五橋”を走り終えると九州本土です。
“宇土市”の手前で国道57号は海とお別れです。
ここはその寸前の“長部田(ながべた)海床路”のある所です。

ここでも空撮しました。
干潮満潮の差が激しいココならではの風景です。

この時は海床路が半分位まで没していました。

満潮時には電柱だけが見える光景になり、夜に外灯が点くととても幻想的なのだそう。 それまで待てない僕はしぶしぶスタートしました。

久々の都会の渋滞? 熊本市内を抜けて国道57号は阿蘇山へ向かって次第に登り出します。
“立野”から国道325号にそれれば“新阿蘇大橋”を通過します。
そして“高森”で予定していた“月廻り温泉館”に到着すると!
火曜日定休でした。 またまたリサーチ不足だ。
ここ楽しみにしていたのに。 (なら良く調べろヨ)

この光景を露天風呂から眺めたかったな〜。
仕方が無いので近くの温泉をググって見ます。

ここはサーキット?ってくらいの峠を超えて辿り着きました。(楽しかったけど)
午後7時に“かんぽの宿 阿蘇”到着です。

“クマモン”がお出迎えしてくれました。
ホテルのお風呂ですからね、とても綺麗で浴槽の種類が多く¥450では申し訳無いくらい。 但し、コロナ対策でしょうサウナが使えなかったのが残念。
たっぷりと1時間半も浸かっちゃいました。

阿蘇の夜は早い? 阿蘇の町までやって来てもどこの飲食店も閉店してます。
もっと範囲を広げて検索すれば良いのだろうけど、早くビール(ノンアルだけど)を飲みたかったので宿泊場所“道の駅・阿蘇”で賄い食にしました。
ぶっかけすだちおろしうどんにローストビーフとあげ玉をトッピングです。
結構おいしんだな、これが。 (笑)
この時点でもう午後9時過ぎです。
空撮データをタブレットに移してから就寝しました。
○立ち寄り道の駅
長島
うしぶか
崎津
イルカセンター
リップルランド
阿蘇
○ハイタッチ 無し
※ 走行距離272Km 計2933Km
この日走行した天草の風景は、あの島が持つ独特な雰囲気が有ってとても思い出深いものとなりました。 (でも上島の方はそれも薄れますが)
それと、終盤の“阿蘇”の風景がこれまた雄大で感動!
海と陸、2度美味しい1日でした。 【^_^】