
2022年夏旅は5日目になります。
“道の駅・オスコイかもえない”から積丹半島を周り、余市から札幌経由で“道の駅・ほっと♡はぼろ”までのルートです。
札幌までは以前AX-1号で走行しているので、今回は時間節約の意味でも札幌自動車道を使いました。 当初から長距離移動の予定にもかかわらず朝から手間取ってしまった日でした。
“道の駅・オスコイかもえない”

cw号以外には広島ナンバーのクルマが1台だけの1晩でした。
あまり混雑しているのも考えものですが、こうなると寂しいものが有りますね。

国道のすぐ脇で車中泊しましたが、夜間はまったく通行量が無く熟睡出来ました。

夜中にトイレへ行こうとすると!
流木?で作られたこんな物がベンチに座っていました。

流石に気味悪く、足早に回避しました。(笑)
まさか、これが車中泊者が少ない理由でもないでしょうけど・・・。

開け放したリヤドアから海を眺めながらの朝食です。
この頃から心配になり出した台風11号の予報をネットニュースで確認しながら。 そして空はどんよりと曇っています。

朝7時にスタートして20Km20分、到着しました。
以前AX-1を停めた同じ場所に駐車するcwキャリイ号。
覚えているもんですね。

“神威岬”です。 前回は夕方、今回は早朝の訪問となりました。

展望台へ向けて歩き出すと!?
キタキツネが2匹ベンチからこちらを伺っています。
僕が到着した時は他に2台しか駐車していなかったので安心していたのでしょうか。
その後続々と観光客が訪れる頃には姿は消えていました。

“女人禁制の門”まで歩いて来ましたが、ここでUターン。
10年前もそうでした。 この先が長いんだよナ。

見晴らしが良い展望台へ上がって来ました。
既に車が4〜5台増えています。
ここで心配していた雨が降り出してしまいました。
ここでの空撮を楽しみにしていたのに・・・。
一度cw号に戻って様子を見るのですが、雨は一向に止みそうに有りません。
どうする? 諦める? 日程ずらす? (もう来られないかもしれないゾ)
後の予定を考慮してギリギリの時間まで待機する事にしました。
やがて1時間程すると雨が止み、この機とばかりに先ほどの展望台へ駆け上がる僕。

さあ、ドロ君いってこいっ!
岬の先端まで飛ばしています。
“女人禁制の門”から1Km歩いて20分の場所まで時速60キロで到達しました。

天気が残念でしたが、“積丹ブルー”の映像は撮影できました。

この遊歩道を上ったり下がったりして行く体力が僕にはもう有りません。

手持ちのバッテリー3個の内の2個を使って、10テイク25分の空撮を終えました。
もう(きっと)来られないかもしれない風景をしっかりと目に焼き付けてこの地を後にします。

15Km15分走行して少し寄り道しています。

ここは予定外だけれど、国道の標識につられて来ちゃいました。

駐車場から歩き出すと募金箱(維持/管理の為)が有ったのでチャリンして進むと、背の低いトンネルを進む様になります。

トンネルの先は狭い展望所が有るだけでした。

ここは予定外だけれど空撮してみましょう。
“神威岬”での空撮に際しての各方面への問合せで、この近辺は特に規制はない様だったので。
海上保安庁では「漁船などの邪魔にならなければ特に申請は必要なし」と。
自然保護センターでは「離発着場所が国有林以外の場所で有ればOK」
役場では「第三者に迷惑がない様に」でした。
急いでFISS(飛行情報共有)にスマホから登録して飛ばします。

離陸して沖を目指し出した途端に本降りの雨がっ!
せめてあと4〜5分待ってよ〜。
水滴でショートして墜落なんてシャレになりませんよ。
慌ててRTH(リターントウホーム)で帰還させました。
残念!

国道に戻り、30Kmを40分で次の目的地へ到着です。
沖合に見えているのが

“ローソク岩”です。
夕日が丁度ローソクの火に見える時が有るのだと。
今回は朝なのでその光景は撮影出来ませんが。

離陸地点から約1500mをSモード(約70キロ出る)で一気に飛行させました。

どうしてこんな形になるんでしょう?

2016年に先端が少し欠けてしまったそうです。
そのうち全壊しちゃう?

通り過ぎて振り返ってパチリ。
曇り空で逆光が残念です。

真上からだと平たい断面だと言う事がわかりますね。
下向きだと積丹ブルーも鮮やかに撮れました。
これで残りのバッテリーも使い果たしたので空撮は終了です。

“道の駅・スペース・アップルよいち”まで来て休憩しています。
宇宙飛行士の“毛利”さんの郷土に因んでのスペースとか。

近くに“ニッカウヰスキー 余市蒸溜所”が有り、ウヰスキー好きならここで一泊もありでしょうが・・・。
雨止み待ちや寄り道でスケジュールが遅れているので、ここ余市からは自動車道で時間を稼ぎました。

札幌市内のココまで60キロを1時間で到着しました。
さすがに札幌は都会です。 地下駐車場へcw号を停めて。

ビルの間にうずくまる“時計台”は横目で見るだけにして。
(10年前にも来ています)

隣のビルのココで昼食です。
結構人気店らしく、午後1時過ぎだったけれど3〜4組の客待ちが有りました。
が、お一人様の僕はすぐにカウンター席へご案内。

目移りしちゃうメニュー。
そして安い!
ランチセット¥1430にしました。

単品で鯛/つぶ貝/中トロ/大トロを追加しています。

僕が余り注文する事がない“あら汁”がセットでしたが・・・。
あらま! 豊富に入れられた鯛の身が肉厚で、出汁も美味しく概念が変わっちゃいました。
言うまでも無くお寿司も大変美味です。
先日の“函太郎”に勝るとも劣らない感じで、知り合いにお薦めされた訳がわかりました。 この辺なら当たり前なのでしょうか?
これで合計¥3410でした。

“さっぽろテレビ塔”はクルマに戻る途中でパチリだけ。

さて、次へ向かいましょう。

いち早く海岸線へ戻ったcw号は45Kmを1時間。
オロロンラインを走行し始めています。
今までに走行した北海道のどの道とも違った風情が有るルートですね。
トンネル〜海岸から広陵な大地と。
そして“道の駅・石狩 あいろーど厚田”で休憩しました。
まだ新しい人気な道の駅で、平日でも満車に近かったです。
洗面所でお湯が出るのは優しいですね。
風が強かった!

次は憧れの駅名“増毛駅”に立ち寄りました。
特に御利益はないそうですが。(笑)

もう列車は来ない観光名所になっています。
タコザンギが食べたかったけれど、店じまいに30分遅れてしまい残念。

『駅station』のロケ地として有名。
巨大な木造三階建ては珍しいですね。
(瀬戸内の大崎上島では木造五階建て見てますが)

予め映画を見て来ているので感慨もひとしおでした。
ここに“健さん”がいたんだな・・・。
さて、既に暗くなりだした“オロロンライン”を北上します。

20キロを20分走って到着した“道の駅・るもい”で作戦会議。
予定のお風呂と食事処の時間を考察しました。
この先のお風呂に浸かってから留萌に戻って食事してココで就寝するのが予定でした。
しかし、行って帰ってくるのが勿体無いので食事を先に、入浴後はもう一つ先の宿泊場所へ向かうことにします。

留萌市内の“ファイヤーバーグ 留萌店”で夕食を先にします。
そろそろ洋食が食べたい気分。(笑)

おろしハンバーグにザンギのセットです。
ご飯は大盛り無料との事でしたが、僕は小盛りにしてもらいました。
既に配膳済みの方を見たら盛りが良さそうだったので。
久しぶりの洋食だから? とっても美味しくいただきました。
この辺では人気店だとか。

午後7時30分、20Km先の本日のお風呂に到着。

“小平町総合交流ターミナル ゆったりかん” 長い! (笑)
広い浴室は浴槽(高/低温)にジャグジーとサウナに水風呂が有り。
眺めが良さそうなのに露天風呂が無いのが残念でした。 夜でしたが。
思い出してみると、この辺りから水風呂の温度が低くなっていた(15°c以下)気がします。 1〜2分しか入れません!
僕的評価は3だな。
さっぱりした僕は一つ先の“道の駅・おびら鰊番屋”とその先の“道の駅・風Wとままえ”を通過して“道の駅・ほっと♡はぼろ”まで頑張りました。
40Kmを40分、これで翌日の予定が50Km以上も短縮されました。
駐車場が満車と思ったら、そこはホテルの駐車場で道の駅はその裏側でした。
就寝、午後11時。
○立ち寄り道の駅
よいち
厚田
るもい
はぼろ
○空撮
神威岬
島武意海岸
ローソク岩
○お風呂
ゆったりかん ¥500 評価3 露天風呂無し
○ハイタッチ 0回
※ 走行距離325.7Km 計1530.3Km
午前中はあわや断念の空撮が出来、美味しい昼食が取れ、素晴らしい眺めのオロロンラインを北上した1日でした。
画像の通り、一日中曇り空でしたが。
そして札幌は都会だな〜。 久々に渋滞を楽しめました。
【^_^】
PS. 給油したの忘れていました。
札幌で昼食後に給油、450.7Km走行して30Lの給油は15Km/Lの燃費でした。