
今回は23年春旅の4日目の記録です。
広島の“マリーン公園駐車場”をスタートし、錦帯橋から海沿いを徳山まで走行。
その後は“秋吉台”から宿泊予定地の温泉付き道の駅までの約300Kmのドライブとなりました。
“防府”から“宇部”への沿岸ルートは今回はパスして宿題としましょう。
九州の左肩を除けば日本の外形を大まかになぞり終えていた気になっていますが、実はこの区間は高速道で通過してしまっているので内陸の走行だと言えるでしょう。
正確には沿岸を走行したとは言えないので次回に塗り潰すつもり。

では毎度お馴染みの朝食風景から。
この日は寝坊気味で焦ってスタートしたので宿泊地の撮影忘れてます。
“マリーン公園駐車場”は少しトイレは遠いけれど、静かに眠れた場所でした。
車中泊クルマ多し。

“厳島”を左に見ながら国道2号を走行する事33Kmを渋滞に揉まれながら1時間で到着しました。

日本三名橋の一つ“錦帯橋”です。
五連の木製太鼓橋は釘を一本も使わずに造られているそうです。

少し離れた河原の駐車場からパチリしたら歩いて行きましょう。
底の薄いドライビングシューズだと踏んだ石が痛い。

上流側からもパチリ。

五連の内の両端二つは桁橋構造ですね。
この日は火曜日の平日。 でも観光客多し。 聞こえてくる言語からC/K国人が多かったけれど、白い制服姿のアメリカ海兵隊員もチラホラ。 (岩国基地が近いからでしょう)

先の山頂には岩国城が見えています。
ロープウェイで上がれるそうだけど今回はパスしました。

通行料(往復)¥310を支払って対岸まで渡りました。
対岸の河原は吉香公園と共に日本さくら名所100選に選ばれているそう。
確かに満開の桜が綺麗でした。

軽く汗をかきながらシェル内に戻ったら錦帯橋を眺めながらお茶して休憩します。 こんな時は冷凍庫の氷が有難い!
さあ、また沿岸に戻って次を目指しましょう。

“錦帯橋”を出発してから海沿いを南下して約60Kmで“道の駅・上関海峡”までやってきました。
中国地方ではもっとも南に位置する道の駅になるでしょう。
柳井からの東海岸沿いルートはかなり狭いヶ所が有る舗装林道の様な場所もありましたが、とても眺めが良いルートでした。

時刻は丁度お昼時。 道の駅内の食堂で昼食としました。
スズキ・鯛・ヒラマサ(3部位)の5種のお刺身が盛られたお刺身定食¥1300です。
新鮮でとても美味しかった! もう少しボリューム欲しいけれどこれはアタリだな。

食後に少し休憩したら次へ向かいました。
ここは道の駅から橋を渡った“長島”に有る記念碑です。

“回天特別攻撃 隊員 和田稔記念碑”です。
訓練中に行方不明になり、後にここ白井田浜に漂着した和田稔少尉の慰霊碑です。

この史実を元に映画『出口のない海』(2006年市川海老蔵主演)が製作されました。 とても悲しい映画でしたね。 正に息が詰まりました。
神妙に手を合わせてこの場を離れます。

さて、50Km程沿岸を進みここは“徳山下松港”の突端で以後のルートを思案中のcw号です。
このまま海沿いに下関まで進んで宿泊地へ向かうか?
海から離れて内陸の立ち寄り希望ポイントを目指すか?
それは翌日に行う予定の空撮許可申請手続き次第となります。

メール確認すると数時間前に代行業者からの許可確認書類が届いていました。
前日ギリギリとは困ったものです。(無料なので文句はいえませんがネ)
そこで早速“徳山駅”近くのセブンイレブンでネットプリントしています。
これでルートは内陸ルートに決定、宿題も確定しちゃいました。

そう決まったとなれば以後のルートは時間的に厳しくなっています。
時短の為に“山陽道徳山西IC”へ上がる前に“道の駅・ソレーネ周南”で休憩してます。
かなり大きな道の駅でこの日はとても混雑していました。

美味しそうだったのでブルーベリーソフトが3時のおやつです。
さあ次へはここからは高速道路を使って1時間、少し急ぎましょう。

“秋吉台展望台”に到着しました。
“秋芳洞”の方は過去に観光しているので今回はコチラ。
いや〜、到着寸前の急坂はcw号にとってはとても厳しい登りでした。
3速フルアクセルでは速度維持できず、堪らず2速へシフトダウンしてレブリミット近い40キロでやっとこさ登りきりました。

ここでは空撮許可は取れないので徒歩で行きましょう。

cw号の駐車場所悪し。 結構歩いて上がって来ました展望台。

“カルストロード”が見えていますが、今回は走行しませんでした。
いつか許可が降りれば空撮したい風景ですね。

この辺でもまだ桜が咲いていました。
ここで東南アジア系の観光客4人が代わる代わる記念撮影していたので僕が集合写真を撮影してあげました。 なんか判らない言語で恐らく「アリガトウ」を頂きました。(笑)
そろそろ日も傾いて来たし、まだ決定していない宿泊地第一候補に向かいましょう。

距離にして16Kmで午後5時近くに到着したのが“道の駅・おふく”です。
ここは温泉が併設された道の駅で、入浴と車中泊がまとめて出来るので重宝します。 数台のキャンピングカーも停まっていましたし。
しかし調べてみると少し狭い温泉施設の様だったので次の候補地の情報をここで確認すると、そちらの方が良さそうだったので先へ進みました。

25Kmを30分で“道の駅・蛍街道西ノ市”に到着です。

この施設では食事が出来ない(午後3時クローズ)なので最寄りのコンビニで夕食材を調達してからの入浴としました。
この時隣にやって来た地元ナンバーのドライバーさんから声を掛けられました。
「このクルマ、ネット動画に出ていますよね?」
どうやら車中泊旅を乗っている乗用車にて数回されているそうで、御夫婦共々ゆったり寝れる車中泊に憧れているとの事。
cw号シェル内を見せて、「どう見たってこれでは二人はゆったり寝れませんよ」と説明する僕。 ( もっともとても仲の良い夫婦ならば。(笑) )
この近辺や北九州あたりの事情に詳しいようだったので、翌日の宿泊地/温泉等のアドバイスを戴きながらの会話は15分位。
「良い旅を!」の言葉を背に受けて入浴へと向かいました。

この道の駅に隣接するお風呂は変わった趣きで出迎えてくれました。

中庭?には蒸気機関車が展示されています。

だそうです。

こちらが温泉入口。
想像していたよりは狭目だったけれど、とても綺麗で特に露天風呂が気持良かった。 ¥670で○ 夕食取れれば更に良し。

サッパリしてcw号に戻ったら車中泊場所をトイレ近くに移動しています。
う〜ん空が・・・明日の天気を祈りましょう。

この旅初のシェル内での夕食となりました。
おつまみを含めても買いすぎだったかな?

レンチンした焼き鳥/ねぎ塩タンをおつまみにホンモノのビールを飲んじゃいました。 後は軽くうどんとおにぎりで満腹です。
しかし、車内調理すると食器洗い等の後片付けが面倒です。
酔いが回った僕は恐らく午後11時前には寝落ちした筈です。
どうやってベッド仕様にしたのか記憶が無いっ! (笑)
○立ち寄り道の駅
上関海峡
ソレーネ周南
おふく
蛍街道西ノ市
○お風呂
西ノ市温泉蛍の湯 ○ 少し狭い 綺麗 車中泊可 ¥670
○ハイタッチ
2回
※ 走行距離299.4 Km 計1422Km
この日は空撮許可の合否によって別れる2ルートの予定だったけれど、直前になって下りた許可によって午後は瀬戸内海を離れる事に。
また宿題を残してしまった! (防府〜宇部ルート)
明日は日本海側へGO!
【^_^】