
今年も行ってきました、恒例になった北への夏旅の記録です。
軽トラキャンcw号では3回目の東北/北海道旅になり大方のめぼしい場所は周っているけれど、今回は前回までの心残りを払拭する事を念頭にしてルート設定しました。 極力同じルートは避けたかったけれど・・・。

まず出発前日にcwキャリイ号のオイル交換をします。
毎回の長旅で5000Km以上も走行するので旅ごとのオイル交換が必要になります。 2.8Lのオイル量なので3L缶の購入で済み経済的です。
今回はオイルエレメントの交換は無し。
ODOメーター33300Kmと記録しておきましょう。

そしてこれも長旅後の恒例になっているタイヤローテーション作業もしました。
そろそろタイヤ溝が浅くなって来ているので次回の長旅前には要交換かな?
タイヤを外したついでにバネ/ショックアブソーバー/各リンク類を点検しておきます。

2023年9月1日早朝5時にスタートしたcw号は“常磐道・南相馬鹿島SA”で休憩します。 ここまで約260Kmを3時間程で走行して来ました。
トイレ休憩したら即スタートします。

“石巻女川IC”からは国道398号で“道の駅・おながわ”に到着です。
毎回立ち寄っているのでもう3回目だ。
ここで前回までのやり残しをやっつけてしまいましょう。

まだ開店前の“ハマテラス”を歩いて行きます。
この日は金曜日の平日、まだ観光客の姿は殆ど有りません。

“女川駅”までやって来たのはココのお風呂に入る為です。
JRの駅に併設された珍しいお風呂ですネ。

午前11時にお風呂とは贅沢な気分になります。(笑)
毎回タイミング的に入れなかったので、まずはポイントを消化しておきましょう。
“女川温泉 ゆぽっぽ”は内湯が2つだけの寂しい施設でしたが、太陽光が降り注ぐきれいな浴室で気持ちよく入浴できました。
ココは目的にする程では無いかと・・・。

風呂上がりに少し散歩して駅ホームをパチリ。
この日に滞在時間中には列車はやってきませんでした。

さて時刻は午前11時半、開店を待って“まぐろ屋明神丸”で早めの昼食です。
2021年の往路、2022年の復路と合わせて3回目の入店になります。

このお店、僕の旅ではまぐろに関してはコスパNO.1だと思っています。
色々なメニューで迷いますが、前2回とは違ったものにしましょう。

今回は裏メニュー?の『まぐろ三色丼特上』にしたかったけれど、この日は無しだったので『まぐろ三色丼上』になりました。
ビンチョウ・中トロ・ねぎトロの三種共に新鮮/肉厚で文句なし!
特にビンチョウの甘さに驚きました。
ミニそばとセットで¥1700は大変お得だと思います。
来年こそは(また行くの?)は特上狙いだナ。(笑)

美味しいマグロで満腹/満足となった僕はcw号へもどります。
時計は丁度12時を指していました。

今回は少し回り道になっても道の駅に立ち寄ってみるつもりだったのでココにやって来ました。

“道の駅・ 硯上の里 おがつ”はまだ開設2年位の新しい道の駅で、この辺は硯( すずり)が有名らしく店内で販売もされていました。
が、大体の価格が¥30000とは!旅行に来てそれ買いますかね???

そこから10分走って“震災遺構大川小学校”にも立ち寄りました。

この沿岸にはこのような遺構が沢山有りますね。
震災当時に動画で見た事が有ったので実物を見てみたかったのです。

特に驚いたのがコレ、体育館へのコンクリート製の通路が津波の力で薙ぎ倒されています。
津波の高さは河口から5Km以上もあるこの場所まで来ても10m以上だったとか。

隣接する“大川震災伝承館”に入館してみました。
この日は平日でしたが、僕の他にも大勢の入館者がいる事に驚きます。
精巧に作られたジオラマや備え付けのPCで映像記録等もみる事ができました。

被害に遭われた方のご冥福をお祈りします。

その後の走行中に燃料警告灯が点灯したので“歌津”で給油します。
462.3Km走行して30Lの給油だったので15.4Km/Lの燃費でした。
全行程エアコンONで結構ハイペースだった割には好燃費でしょう。
cw号の先に見えている山の上まで海面が上がったそうで、こちらのSSのスタッフさん達は地震後すぐに高台に避難して無事だったそうです。

“道の駅・大谷海岸”で小休止。
このあたりは『すずめの戸締まり』で有名になっていますネ。

この先でちょっと寄り道して、“気仙沼大島”へ向かいました。

島にある亀山に登ってみようと思います。
道はまだ続くけれど、先には駐車場が無いらしいのでココからは徒歩となりました。

亀山レストハウスまで舗装路をテクテクと登って来ました。
確かにココに駐車スペースは無し。
ちょっとトイレをお借りして。

こんな急坂を登って行くと結構汗だくになっていて、息もゼイゼイしてます。
日頃、運動不足ですからネ。(笑)

やっと見えて来ました“亀山展望台”が。
標高235mしか無いけれどとても眺めが良い場所でした。

気仙沼湾の奥方向をパチリ、渡って来た“気仙沼大橋”も見えています。
この深く入り込んだ湾に津波が押し寄せたのなら、その波高は物凄かった事が想像できます。

振り返って太平洋側をパチリ。
先に見えている大島の先端部の平地は全て水没してしまったとか。
『さきっちょ好き』の僕としてはあの先まで行きたかったけれど、今回は時間的にパスすることになりました。
cw号からの徒歩時間が予想外にかかり過ぎです。
まあこれも翌日予定している徒歩行事への良い予行練習となった事でしょう。
cw号に戻ったら汗まみれとなった衣服を着替え、ここからは昨年の復路で海岸沿いを走破しているので無料の“三陸道”を使って先を急ぎましょう。

午後5時丁度に本日のお風呂になる大槌町の“ますと乃湯”に到着しました。
新しく綺麗そうだナ。

このお風呂は海のすぐそば、少し足を延ばして見ました。

三陸鉄道リアス線を越えて“大槌川水門”へ向かいます。

少し先には“小鎚川水門”も見えています。
両水門共に衛星通信を使った遠隔操作で動作するようになっているそうです。

堤防上には避難経路表示が。
そもそもこの高い堤防に上がるのがお年寄りには大変な様な気もしますが・・・。

ではお風呂を頂きましょう。
まだ新しく広くて快適なお風呂でした。
珍しい?潮湯とかが有り、試しに舐めるとしょっぱかった! 海水かな?
サウナも広く清潔で快適な入浴となりました。 ¥700
https://www.mast-no-yu.com

お風呂上がりに本日の夕食も取ってしまいましょう。
この先縁遠くなりそうな中華を食べておこうかナ。
ラーメンに半チャーハンのセット、至って普通の味でした。(笑)

約20Km走行して当日の宿泊地“道の駅・やまだ おいすた”に到着です。
すごく広い道の駅で駐車スペースが広すぎて何処に止めて良いのやらと迷います。

新しいらしく、とても綺麗な施設です。
「今晩はお世話になります」
早朝スタートだったせいもあり、睡魔に勝てず午後10時前に就寝となりました。
○ 立ち寄り道の駅
おながわ
おがち
大谷海岸
やまだ おいすた
○ お風呂
ゆぽっぽ ¥500
ますと乃湯 ¥700
○ ハイタッチ
0回
※ 走行距離605.6Km
こうして2023年夏旅が始まりました。
今日は主にcw号でひたすら距離を稼ぐ1日でしたが、今回の旅は前回以前と比べて僕の脚を使う予定になっています。
頑張れ僕の脚! 【^_^】