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2023年09月25日 イイね!

NO.1256 行ってみて判る気持ち 2023年夏旅-8

NO.1256 行ってみて判る気持ち 2023年夏旅-8 9月8日は“利尻島”での2日目となります。
 そしてこの日が地図上での向きと日程上でもこの旅の折り返し点です。
 最北端に居る訳ですから、どちらへ向かってもそうなりますね。(笑)
 思い残すことが無い様に島を巡り、“稚内”に戻るまでの140Kmの記録です。

 夜中に起きたちょっとしたハプニングから始まります。

 朝6時のcw号

 ここ“沓形港”では“利尻山”の陰から朝日が上がってくるので、実際の日の出時刻よりも遅れて太陽が見え始めます。
 広い駐車場にポツンと一台だけのcw号を散歩しながらパチリ。


 事情が有って外に出していたポータブル電源をシェル内に格納して、朝食の準備を始めましょう。
 まだガランとしているフェリーターミナルが見えています。


 この朝はとても冷え込みました。
 寒さ対策で電気毛布を使用して寝ていたら、夜中にサブバッテリーの容量低下を知らせるアラームが鳴り出しました。
 そう、この2日間は走行距離が少なく、従って充電が電力消費に追い付かず昨夜の就寝時点では容量40パーセントを下回っていました。
 設定は20パーセント以下になるとビープ音が鳴ります。
 そこで兼ねてから考えていた案を実行しました。
 車載しているポータブルバッテリーを外に出し、外部電源コードをそのAC100vコンセントに繋げば充電出来る筈、と真っ暗闇の中で作業しました。
 そうするとポータブル電源の出力表示は500w以上を示すのに、シェルのバッテリーインジケーターでは100w位の入力にしかなっていません・・・。
 500wも消費していたらポータブル電源はものの2時間で空になってしまう。
 そして100wで2時間しか入力出来ないのではシェルのサブバッテリーは殆ど回復しましせん。 常時50w位電力を消費する冷蔵庫が稼働していれば尚更です。 
 結局、目覚めた時には外のポータブル電源は容量ゼロになり、シェルのバッテリーは10バーセントを切っていました。
 電気の知識が無い僕にはまったく理解出来ない事象です。
 出入力の誤差(500w〜100w)は外部電源から作動するAC充電器の効率の問題でしょうか?
 取り敢えずエンジンを掛けて走行充電を始めました。
 (リチュウムイオンバッテリーは容量を落としすぎると寿命に影響します)

 爺の朝食7

 スープ/コーヒー用のお湯はカセットコンロで沸かせるので電力を使わずに済みます。
 問題はエンジンの充電能力をどう使うか?
 本日も走行距離は少ないので、ポータブル電源は空のままにしてシェルサブバッテリーの回復に専念していきましょう。
 ポータブルバッテリーのAC充電を併用してしまうと、288wもそちらに食われてしまい共倒れの危機が考えられますから。


 スタート前に溜まったゴミ整理をしています。
 旅を続けていると困るのがゴミ処理問題です。
 昨年と同じく今年も翌日に“稚内森林公園 キャンプ場”でお世話になる予定なので、事前に分別しておきました。


 走り出したcw号はすぐにこのお店前に到着します。
 ココは昨年台風の余波で1日ずれた訪問になってしまい、木曜の定休日に当たって涙を呑んだ曰くが有ります。
 本日は金曜日なのでその心配はないけれど、事前情報では行列必至となっています。


 旅の貴重な時間を行列待ちに使いたくないので、案内に従ってノートに記入しておきました。
 朝9時前なのに先客の記入が有り僕は2番目でした。


 開店時間を待つ間を有効に使いましょう。
 “白い恋人の丘”へ、今度はcw号でやってきました。
 去年と併せてここから“仙法志御崎公園”を通過して“沓形”までのルートを一体何回走行したのやら・・・。 もうすっかりお馴染みの車窓風景です。(笑)


 今年は同じ場所でも違うクルマでパチリ。
 雲一つない山頂が写っています。


 去年は終始雲に隠れていた山頂でした。


 バス停通過時にこんなものを発見!
 通りすがりでは一瞬ホンモノ?と思ってしまうツクリモノでした。(笑)
 これも観光客を和ますオモテナシでしょうか。


 途中に妙な古びた建造物が有ったので寄ってみます。
 なんの表示もないのでこの時点では判らなかったけれど、帰宅後に調べたら“石崎海底電線陸揚庫”と言って、明治時代に作った海底ケーブルの為の建物だそうです。


 調べた文献では、町は近くの石崎灯台と合わせて観光資源としてPRしたいと書いてありますが、見た所まだ手付かず?のようでした。


 お店の開店時間に合わせて戻る途中に給油です。
 463Km走行して32Lの給油だったので14.5Km/Lの燃費です。
 離島の割にはそれ程割高ではない¥170/L台でした。


 “味楽”の駐車場へcw号を停めてパチリ。
 記入帳制度になっているので以前見たことが有る行列風景は有りません。
 皆さん、散らばって待機していますね。
 写って居ない人を含めるとかなりの人数が居ました。


 開店すぐ様入店したら、目の前のタブレットで発注です。
 離島にしては現代的なシステムになってますね。




 僕は『焼き醤油ラーメン』¥920にトッピングに『とろろ昆布』¥120と『三色餃子』をオーダーしました。
 でお味の方は?
 実はあんまり記憶がございません・・・。
 ネットの動画やブログでは皆さん絶賛してますが、味覚がおかしい?僕には味が濃すぎるかな? また麺が硬めかな? (けっして入れ歯ではありませんヨ)
 餃子も3つで¥420は離島価格でしょうか?
 但し、とろろ昆布は当たり前の様に美味しかったです。
 営業妨害にならない為に、僕の偏食傾向を付け加えておきますネ。
   

 もう5回目?、同じルートを引き返して走行距離を増やして充電にいそしみました。


 “南浜湿原”です。
 ここは“オタトマリ沼”よりずうっと小さな沼があり、歩いて周遊してもそれ程時間が掛からず他に観光客も居ないのでドロ君に追跡撮影してもらいながら散策してみました。


 沼の周りを400mの気持ち良いお散歩が出来ました。
 『逆さ利尻富士』もバッチリ撮影できました。




 “仙法志御崎公園”にまたやって来ました。


 ↑去年は隠れていた山頂も今年はバッチリ見えています。


 そして好評だったお土産をこのお店で再度の購入です。
 ん?外観変わった? 

 去年

 リノベーションしていてまだ看板は準備中でしょうか?
 今年もゴマフアザラシの“正宗”君はいけすに居らず対面出来ませんでした。
 去年は台風被害を避けて“稚内水族館”へ里帰り?
 今年は「異例の暑さで夏バテしちゃったので水族館で休養とっている」そうでした。

 お土産

 好評だったお土産。 高い方。


 普通の方。


 利尻昆布ラーメン。
 これ、とろろ昆布入りでとても美味しい!

 店主ご夫婦と去年の話も交ぜながら会話中に、例のお嬢さんが来店してきました。 「やっぱり会いましたね」「昨夜お風呂で見かけましたよ、赤いから目立ってすぐわかった」等々の会話が弾みます。

 とてもきさくな店主のダンナに今年も昆布を「運転しながらしゃぶりな」と戴きました。


 お嬢さんのN-BOXがcw号の前に停まっています。
 別れ際に冷凍庫からアイスの差し入れをして、「また日本の何処かで会いましょう〜」と言ってお別れです。


 “鴛泊港”へ向かう途中、“北のいつくしま弁天宮”で2ショット。


 “鴛泊”の街で久々の洗濯となりました。
 珍しい『土足厳禁』なコインランドリーです。
 少量4Kgコースが有るのが有難い。


 40分の洗濯/乾燥コースの間を有効に使いましょう。
 “利尻島”北部のビュースポットの内の残していた一つをクリアしちゃいましょう。
 “ペシ岬展望台”へ上がります。


 去年行った“富士野園地展望台”や“夕日ヶ丘展望台”と違ってココはかなり苦労しそうです。


 途中の灯台へ辿り着く頃にはまたもや汗だく状態となりました。
 そしてこの時の風の強さったら!
 何回か帽子を飛ばされました。


 漸くてっぺんに辿り着きました。
 実は空撮してみようとドロ君をかかえてきましたが、とんでもない強風でそれどころではありません。
 たまに吹く突風時にはここにしがみ付いて凌いだ程ですから。


 港越しの“利尻富士”をパチリしたらそそくさとコインランドリーへと戻りました。 折角洗濯したばかりなのに、もう汗まみれの洗濯物が増えてしまった! (笑)


 次に向かったのは“利尻北麓野営場”です。
 

 そこから又歩きます。
 

 頂上から下山してくる登山者さん達と挨拶を交わしながら後400mです。


 利尻のもう一つの湧水スポット“甘露泉水”にやってきました。
 

 しかしここではペットボトルに注げる様な流れになっていませんでした。
 手ですくって飲んでみました。
 汗かいて登ってきたので、美味しさも別格に感じます。


 このすぐ先の東屋から登山道鴛泊コースが続いています。
 「若かったらな〜・・・」


 下ってきて今年もまたここで入浴しました。
 “利尻富士温泉”¥500
 去年も驚いたのがここの水風呂の冷たさ!
 スタッフさんに聞くとなんと8度以下だそうです。
 僕は全国各地で水風呂に入ってきていますが、ここがダントツに冷たいと思います。 1分で目眩がしてくる程でした。  
 蕎麦の様にキュッと締まります。(笑)


 湯上がりから乗船手続きまでの余裕の時間に最後の訪問地へ向かいました。
 “姫沼園地”までやってきました。


 cw号を降りて歩くとすぐにこんな橋(想い出橋)を渡り。


 “姫沼”を撮影したらついに“利尻島”での観光は終了です。


 遂に“鴛泊港フェリーターミナル”へ来ちゃいました。
 名残惜しい気持ちを抑えて乗船手続きします。


 今回初めて乗船する“ボレアース宗谷”です。
 ちょっと古めに見えますね。
 もう出港30分前なのに、車両ハッチはまだ上がったままです。
 4m未満2等 ¥17180


 例によってバックで乗船したcw号。
 今回は観光バスも乗ってかなり詰め込まれました。


 後部デッキから先ほど登った“ペシ岬”を眺めています。


 ズームするとまだ歩いている人が見えました。
 あのきつい最後の勾配が判ると思います。 頑張って!


 あ〜、出港しちゃいました。
 去年に続いてとても寂しい気持ちになります。
 これ、渡航経験者さんに聞かされていた様に「行ってみないと判らない気持ち」を実感しました。


 “ペシ岬”の向こうに夕日が沈んで行きます。


 やがて“礼文島”の陰に陽が落ちれば辺りは真っ暗となりました。
 このまま後部デッキの椅子で“稚内”までの船旅をしながら、溜まった画像の整理等をしています。


 定刻通りに午後7時20分、“稚内港”に降り立った僕はもう最初から飲食店での夕食は諦めていたので、またもや“セイコーマート”のお世話に鳴りました。
 『親子丼』¥537 『肉そば』¥408 が夕食です。
 これが馬鹿に出来ない程に美味しかった!

 こうして3日前と同じ“道の駅・わっかない”第二駐車場での車中泊となりました。 しかし、依然と走行充電は足りて居らずにバッテーリー残量は40パーセントにしか回復していませんでした。
 今夜は省電力の為にも早寝しましょう。

○ 立ち寄り道の駅
  わっかない

○ 食事
  味楽 焼き醤油ラーメン/餃子 ¥1460
  セイコーマート ¥945

○ お風呂
  利尻富士温泉 ¥500

○ 空撮
  南浜湿原

※ 走行距離139.4Km 計1796Km
  こうしてこの旅のハイライト、“礼文/利尻”の離島2つの観光が終わってしまいました・・・。
  中々行き難い場所なのでおいそれとは再訪出来かねますが、次回もし行くとしたらウチのVIP奥と一緒に花の季節にしよう。
  そして食事は“凡天”だな。 【^_^】
Posted at 2023/09/25 14:23:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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「NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 http://cvw.jp/b/207897/48409525/
何シテル?   05/04 14:44
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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