
9月13日はいよいよ北海道での最終日となってしまいました。
昨日距離を稼いでおいたので、今日は予定より時間に余裕ができました。
“函館”まではすっ飛んでいき、観光とお土産調達してフェリー乗船。 “青森港”で下船して“道の駅・浅虫温泉”までの354Kmの記録です。

9月13日朝6時のcw号です。
夜半からの小雨は止んだけれど、ムシムシとする陽気です。
爺の朝食12

段々と寂しくなって来ている朝食メニュー。
スボンのウエストが気になってます。 (笑)

“道の駅・花ロードえにわ”さん、お世話になりました。
施設にお金を落とせないのが心苦しい・・・。

チェックポイントの『サッポロビール庭園』『長都駅』『千歳駅』をクリアしたら“道央自動車道”をひた走り、“有珠山SA”までやって来ました。
ここは“函館”までまだ160Km以上も有るのに最後の給油出来るSAなのです。

今まで数回立ち寄っても上がった事が無い展望室に行ってみました。
が、中は暑くて居られません。

外のデッキなら涼しい風が吹いていて快適です。
ここからの眺めは?

手前の公園ナメの遠景が素晴らしい!
有珠山
昭和新山

を眺められます。

そして給油します。
363Km走行して27.8Lの給油は13.1Km/Lの燃費でした。

道央自動車道は“大沼公園IC”が終点で、そこからは国道5号で到着しました“道の駅・なないろ・ななえ”です。
ここは昨年の北海道での一泊目でお世話になった道の駅です。

北海道でも33.6°cの暑さでした。
昨年よりエアコンの使用率が上がったのも燃費悪化の原因でしょう。

市街地に入ったココで溜まってしまった洗濯物を処理します。

その待ち時間を使ってすぐ近くのコイン洗車場でcw号も綺麗にしてあげましょう。

2回ほど雨中走行してしまっているのでかなり汚れています。
洗車道具をフル動員してキッチリと洗ってあげなくては!
ここは『水だけ』とか『水〜洗剤コース』とかWAXまでのコースとか細かく選べました。
そこでまず『水だけ』¥200で汚れを落とし、次に『水〜洗剤〜水』¥300で仕上げました。

礼文/利尻/稚内から根室/釧路/帯広/恵庭/函館までの汚れを落としスッキリ綺麗になりました。
もう降らないでくれっ!

キッチリ一時間で戻って来ました。
しかし、一時間の炎天下での洗車で又あせまみれの洗濯物は増えてますが。
(笑)

さて時間に余裕が有るので観光しましょう。
もう函館には何回も来ていますが、一度も訪れていない“五稜郭タワー”にやって来ました。

目の前の有料駐車場にcw号を止めて入館しました。
この日は水曜平日ですが、観光客は予想以上に大勢いました。
と言うか、函館のここだけに人が密集している気がします。

時刻は午後1時半なので、まず2Fレストランで昼食としました。
豊富なメニューの中でもお得なセットが有ったのでオーダーしました。

『土方歳三カレーセット』¥1980です。
そう言えばこのところ洋食を食べていなかったナ。
ん? なんだかこのカレーすんごく美味しいゾ!
ハンバーグ/エビフライ/カニクリームコロッケもとても美味しい。

帰宅してから調べてみたら!
『明治12年の創業から変わらぬ味を今に伝える北海道函館の老舗レストラン』で、特にカレーが有名だとか。 140年の歴史有りか。
しかもドリンクバー(1杯)までついてお得でした。
何の気なしに入ったお店で出会う絶品料理はお得感倍増ですネ。

料金¥1000を支払って展望2階まで上がって来ました。
実は“五稜郭”自体も見るのは初めてです。
高さ90mからはその全景が眺められました。

“函館山”に向かって細くなってゆく地形が判ります。

津軽海峡フェリーターミナルも見えました。

土方歳三のブロンズ像も有りました。
何故か皆さんこの前で記念撮影したいようで列が出来ていました。

さて、「イカの塩辛は絶対に買って来てね」の命令を忘れしてしまったらもう今後旅は出来なくなってしまうでしょう。
色々検索して良さげなお店を発見したのでやってきました。

この様な港のはずれ、突端に位置するお店なので観光客なぞ居ないだろ。
と思って店内入ると、狭い店内に大勢のお客がテーブルで色々と食べていました。 皆さんしっかりと情報収集してますね〜。
画像見るとハイドラのチェックポイントを軒並みクリアしてますね。

如何にも美味しそうな工場直営店です。

しかし僕は塩辛を一切食べません。
従って何が良いのやらも皆目見当が付きません。
なので親切な店主さんに説明受けながら4種類を選んでみました。
もうcw号の冷凍庫も容量に余裕が出来ていたのでこれは持ち帰りました。
結果、どれも美味しいらしく大絶賛を頂けた¥7200となりました。

ノルマを達成して安堵した僕は本日のお風呂へと向かいます。
午後4時半なのでまだ空いているでしょう。

このお風呂は正解でしたね。
内湯は2つ有りジェットバス、寝湯、打たせ湯、露天風呂にサウナ/水風呂と完備しています。 これで¥480はお得です。
しかも食事処のメニューがとても美味しそうでした。
なんでも結婚式場が経営している食堂だそうで納得しました。
しかし、ここでは食事しませんでした。

北海道最後の夕食はここに決めてましたから。

昨年の往路の青森店で美味しさに驚いた“函太郎の”宇賀浦本店です。

平日の午後7時、満員です。 お一人様でも20分くらい待ちました。
職人さんの粋が良いので店内の活気が凄いです。

北海道最後の夜に乾杯! 勿論ノンアルです。

『北海三昧(いか/甘エビ/えんがわ)』『白つぶ』『平目』『はまち』

『生本まぐろ三昧(赤身/中とろ/大とろ』『岩のり味噌汁』『北海道茶碗蒸し』

『ねぎとろ軍艦』『梅しそ巻』
合計で¥4614の夕食でした。
僕は『北海道四大回転寿司』にしても良いと思う。
北海道の各地に店舗が無いからだろうか?
新鮮なのはどこも当たり前ですが、ネタの大きさや種類でここが一番でしょう。
何よりタッチパネルの注文がやはり便利ですね。

さていよいよ北海道とのお別れが近づきました。
“函館”の町は着いた時はワクワク、離れる時はションボリの相反する2つの感情が沸き起こる町です。
スマートチェックインを済ませて乗船待ちの列に並んだcw号です。
そうそう、右に見えているこのトイレではゴミ処理が出来る事が便利なのです。

函館発22時の夜便で青森に渡ります。
cw号、初めての夜間航行便に乗船します。

“ブルーハピネス号”が口を開けて待っています。

午後9時30分、乗船が始まりました。

夜の便なので車両は少なめですね。
青森着は午前1時45分ですから、ついてからが不便なのです。

窓側通路席には誰もいません。
昼間の便の時は僕は大抵この辺に居ますが。

船内ロビーもがらんとしています。

いよいよ出港しました。
夜間は外部デッキには出られないので通路窓より撮影しています。
いつものさよならの光景よりも、夜景だと余計に寂しくなります・・・。

さて今回僕はビューシートで予約を取っています。

この様なフカフカシートがリクライニングして、ゆっくりと寝る事が出来るからです。 しかも2等との差額が¥680!

水平近くまで倒れるシートにはブランケットも用意され、前の壁には専用のコンセント付きなのでスマホを充電しながら休めます。
この時は僕を含めて5人しか利用者は居ませんでした。
ビューシートと言っても夜間は前方の窓は航行に支障が出るので開けられませんが。 どのみち真っ暗な海を見る気にならないでしょう。

3時間ほど仮眠して起きてみたらそろそろ着岸の時刻でした。
「ドライバーの方はお車にお戻りください」のアナウンスを待ってcw号に戻ります。

大型車両から下船し始めた様で、待たされたcw号は午前2時に本州へ上陸しました。
さてここからは“道の駅・浅虫温泉”まで20Km30分の夜間走行して車中泊になりました。
○ 立ち寄り道の駅
花ロードえにわ
浅虫温泉
○ お風呂
山手温泉 ¥480
○ 食事
土方歳三カレーセット ¥1980
回転寿司函太郎 ¥4614
○ ハイタッチ 1回
※ 走行距離354Km 計3600Km
“函館”までは一目散に走り、到着したら洗濯/洗車/観光/お土産購入/お風呂/夕食と慌しかった1日で北海道の旅を締めくくりました。
しかしまだ自宅までは800Km以上の距離が有ります。
まだまだ東北の観光が残ってますよ。 【^_^】