
2月23日はいよいよ本土を離れる日です。
フェリーの出港時間は午後6時だけれど、車載の乗船手続きはその2時間前までと指示されているので鹿児島新港には午後3時頃には到着しないとならない。
『道の駅・野方あらさの』〜『鹿屋航空基地史料館』〜『天文館』、そしてフェリー乗船から出港までの記録です。
昨日時間切れで訪問出来なかった『鹿屋航空基地資料館』に立ち寄ってから、また鹿児島湾をフェリーで渡るので時刻表とにらめっこしながら朝食をとります。

そろそろ体重増加を気にし始めています。(笑)
僕はコンビニはセブンイレブン派なのです。
特に旅中は。 それは深夜でもサラダが揃っているからです。
他のコンビニは早朝でないと陳列されていないことが多いから。

朝8時半にスタート前にパチリ。
大型トラックの排気ガスから逃げるために深夜場所を移動しています。

午前9時の開館に合わせて駐車場で待機しています。
野外には沢山の自衛隊機が展示されていました。
お目当てだった『二式大艇』は補修工事中で3月29日まで見学ができずにガッカリ! ま、九州は好きだからまた来るかな?

入館前に野外展示機を見て回りましょう。 傘を差しながら。
これは新明和US-1A(おおとり)救難飛行艇。

ダグラスR4D-6 多用機
左にcw号がチョコンと。

川崎P-2J 対潜哨戒機
原型のネプチューンは子供の頃に模型を作ったナ。 懐かし懐かし。

では入館しましょう。 無料ですが、住所/氏名等の記入が必要でした。
零式艦上戦闘機52型 傍には栄21型エンジンも展示。

操縦席が間近に覗けました。
綺麗に復元されています。

シコルスキーS61AH 救難ヘリコプター
これは乗り込めました。

操縦席は意外に狭く、小柄な僕でも頭をゴツン!

P-2対潜哨戒機のコクピット。
しかしまあ、こんなにメーター類いる? って位に飛行機の操縦って難しいんだナ。

その他に特攻隊員の遺書/遺品や記録を観覧して涙目に・・・。
さて時刻は午前11時近く、垂水港へ向けて出発しましょう。
『二式大艇』を見学出来なかったのが心残りだけれど、今後の旅のオプションに加えておきましょう。

少し時間に余裕が有ったのでココ『道の駅・たるみず』にも立ち寄りました。
こちらも2022年4月10日にお世話になっています。
ここで昼食のチョイスも有ったのですが我慢我慢!

以前に乗船経験が有る桜島フェリーに変えて今回はコチラ。
鴨池・垂水フェリーターミナルで乗船待ちしています。
ここでは料金所ゲートで事前支払いをしました。 ¥1900 現金のみ
場内整理のスタッフさんとしばしの談笑して待機中です。
「これで埼玉から来たの?」「今夜沖縄へ向かいます」「へぇ〜、いいね〜(笑)」等など。 これ、フェリーに乗船する時に殆ど交わされる問答です。

昨日のフェリーと違ってこちらはギュウギュウ詰めの乗船でした。
中には降車しないままの乗客も・・・。 これって良いの?

客室へ向かうとすでにこの行列が! 丁度お昼時です。
垂水フェリー名物の『南海うどん』を昼食にしました。
何回かTV番組で見ていたのでこの機会は逃せませんよね。

かき揚げうどん¥630
(垂水フェリーに乗ると、どうしても食べたくなる『南海うどん』。少しずつ変化していく桜島を眺めながら、ゆっくりと味わう事が出来ます) HPより
乗船時間は45分なのだから、行列してからだとそれほどゆっくりとは味わえないでしょう。
味は? う〜ん、昔食べた給食のソフト麺を思い出す感じで微妙・・・。
曇り空で桜島が殆ど見えなかったせいだけでは無い筈。
「あれ食べたよ」と言えるネタが増えたと言う事で納得しましょう。(笑)

途中で姉妹船第十一おおすみと交差。 乗っているのは新しい方の第十二おおすみ。

ジットフォイルとも交差します。 時速80キロもでるのだとか。
一度乗ってみたいな。

さてそろそろ下船です。
この一台一台が順番にスタートして行く光景はいつもワクワクしちゃいます。
僕はフェリー中毒患者ですから。(笑)

お世話になりました。 時刻は午後1時、鴨池港でパチリ。
出来れば晴天時に桜島を眺めながら乗りたかった!

まだ2時間程余裕があるので鹿児島で有名な繁華街『天文館』にやって来ました。
大きなアーケード内でこの行列は?

名物の『白熊』を食べようと並んでいます。
この日は肌寒い陽気だったけれど折角なので。

『ハンディ白熊』¥500をテイクアウトしました。
さすがにオジサン一人であの行列に並んでまでも・・・。(笑)
時間も無いので有料Pのシェル内で震えながら完食しました。
有名なだけあってとっても美味しかったです。
隠れている果実がタップリ。

時刻は午後3時前、途中鹿児島市内で給油を済ませています。
170.8Km走行で12Lの給油は14.2Km/Lの燃費でした。
普段燃料警告灯が点く位まで走行する僕が珍しく途中で給油しています。
それはガソリンの離島価格を恐れての事でした。
(実際は鹿児島¥165/L 奄美大島¥164/L 沖縄¥169・177/Lでした)
沖縄では地域格差が大きい感じ。
画像はターミナル待機場所に佇むcw号です。

ターミナルビル3Fで乗船手続きを行います。
予約していても手続表に記入が必要です。

奄美大島名瀬港まで、今回は2等寝台(二段ベッド相部屋)にしています。
2等とは差額¥4610が必要です。 燃料調整金含めて合計が¥51570でした。

ガラス張りの待合室からはダイナミックに桜島が見渡せます。
天気が良ければナ〜。

午後4時、乗船待ちの列に並びます。
この日は一般車両より自衛隊車両の方が多く見えました。
隣に並んでいた隊員さんと暫しの会話して移動の指示を待ちました。
誰にでもすぐに声をかけちゃう気軽な性格ですから。(笑)
沖縄の駐留部隊と交代するそうです。 ご苦労様です!

沖縄行きのフェリーは途中4つの島へ寄港するのでこの様に行き先別の表をフロントガラスに貼り付けます。
一番最初の奄美大島で降りる車両は当然一番最後になるわけです。

今回乗船する『クイーンコーラルクロス』です。
沖縄航路では一番新しい船。
確か今年一月に事故ってますね。
今回はよろしく頼みますヨ! (笑)

船のスロープが見える場所まで移動させられてからの待ち時間が相当有りました。 重量配分や下船順番とか色々と有るのでしょうが、フォークリフトでの荷役風景を延々と1時間も観察させられちゃいました。
元々が物流優先なのでこれも仕方がないか・・・。
スロープで乗船してから上階まで上がり、そこから車両デッキ最後部までずうっとバックして定位置に停車です。

客室ロビーをパチリ。
この船は帰りにも乗船するので詳しくはその時に撮影しましょう。

午後6時、定刻通りに鹿児島新港を出港しました。
見えているのは翌日便の『波之上』です。
これで暫く本土とはお別れです。

出港間も無く夕食の時間です。
実は事前にコンビニにて食料は調達済みでしたが、乗船してみると船内に電子レンジが無くて無駄になりました。 もうひとつの船会社の方には有った筈・・・。
あわててレストランに駆け込んで『カツカレー』¥900が夕食です。
このレストラン、営業時間が短いので要注意です。

この船は浴槽は無く、シャワールームを使いました。
二段ベッド部屋を出て真向かいに有ったので便利でした。

ササッと汗を流して早めの就寝となります。
何せ翌朝は5時に下船なので4時には起床せねば。

下段ベッドはこんな感じ。
しかしこれが失敗? となりのイビキがまる聞こえ!
個別のACコンセントが有ったのがせめてもの救いでした。
見渡したところ、2等雑魚寝席の方はガ〜ラガラでよっぽどそちらの方がゆっくりできたかも?
ま、あと5時間ですから我慢しましょう。
1等個室を取るまでもないのだから。
ではおやすみなさ〜い。
○ 走行距離50.5Km 総走行距離1648Km
○ ハイタッチ 1回
○ 立ち寄り道の駅 たるみず
○ 入浴 コーラルクロス・シャワールーム
※ こうして我cw号が本土を離れる事になりました。
過去に訪れたどの離島よりも遠くへ向かいます。
それにしてもまだお天道様にお目にかかれていません!
【~_~】